細道の奥

馬笑(ばしょう)が日常を書き綴ります。

ウクレレAU1を、プチ修理。

2016年10月25日 | Ukulele


小雨な朝です。

さてタイトルですが、国内の荒井貿易さんの取り扱いに
AU1と言うソプラノウクレレが有ります。AU2も同じようで
たんに出荷先が違うだけのようです。

実は私も5年前にアマゾン経由(クロサワ出品)で買って持ってます。
材質が乾ききったのか、廉価品とは思えない音色です。
ただ、僕のは正確にはAUK-2モデルです。。

たまたま、レッスン仲間の女性が、音色は自分のコンサートよりイイ!
ってことでアマゾンで買ったとは聞いていました。 なんでも仕事前に
駐車場で弾いたり・ウォーキングで持ち歩いたりの目的らしいです。

しばらくして、音がすぐに変わると。。 ナイロン弦だし伸びるよ~って他人事。
数か月経って、カスレレだと言い始めました ???

弦替えたら? 出来ない? 動画見てさぁ! やってみます! …ペグなり壊れました???
画像みると、ペグが外れてます。 よく聞けば、ほかのペグもグラグラで締めてもクルクル
回るだけと… やっちまったな。 ↓ 左がAU1 右がAUK-2





一つだけキチンと固定されていました。 見づらいですがビスの長さが違うようで
この辺が原因でしょうかね。



ビスの首下径2.2㎜(規格は2.1㎜かな)ペグの固定用穴径3㎜なんで、オーバーサイズは
ないかとホムセンへ行ったら、2.4㎜が有りました! 2.7㎜だと下穴を大きくしないと、材を
割る危険性ありますからね。 さっそく締め付け! カッチリと付きました… 終了~



最近、テナーを買いました。 やや弦高さを下げたいと思ってるので、AU1で少しお試しを(笑)
サドルとブリッジ溝は0.35㎜のガタ。 大きいか小さいかは分かりませんが、前倒しになるだろうし
サドル前に薄いスペーサーを入れて。ほぼガタ無しにしました。

サドル両端で0.05㎜傾きでした、廉価品だしメーカーの意図でもなさそうだし平行にして
ほんの少し全体に削ってみました。 牛骨なのかな? ちまたで言うナニの匂いですね。
懐かしい匂いですね、もう打ち止めなんでね… 使い道ないし… たまには出番欲しいですね。



1弦・2弦と張り気づいた… ナットは見てなかったなと。 3,4弦の溝が妙に浅いし・狭そうでした。
全部張り終えると、やや弦がでてますね? あんまり良くはないかな…



依頼はペグの取付なんで、これ以上は見なかったことにします。

で本題。 AU1・AU2は同一品と言われてますがAUK-2はナニモノ??
ちなみにAUK-1もあるようです。 アマゾンで検索するとヒットしますが
現在は取り扱い無しになってます。 違いを画像にしておきます。

見た感じ、やや幅がちがう・バインディングが周囲に付いてる・木製ブリッジが違うし
弦の固定方法も違う。

そしてそして、よくよく見るとナットがヘン! 弦幅がAU1は均一じゃないです。
違うナットが混入したかもですね。 持ち主さんは女性なんで、この辺りは気にも
してないのが幸いですが、機械部品を製作してる僕は耐えれません。 たいして弾けないのにね。







左のAU1にはCDカードみたいな長いシリアルNoが付いていますが、僕のAUK-2にはNo記載ありません (涙)



で、チューニング(いわゆるチューニングメーターしか持ってない) 解放弦・12Fは4弦はドンピシャ。
1~3弦は少し♯するって程度です。 ただAUK-2と比べると音鳴りはイマイチ… 比べるからって
せいもあるけど。 店で修理したら買い替えを勧められそうですが、まだ十分に使えると
思います。

誰か詳しい方、AUK-2ってナニか教えてくださいませ (。´・ω・)? 

【追記】弦の伸びを抑えて返そうとジャカジャカしてロールやらなんやらしてたら…
ナットから弦が外れた(笑) さすがにダメだわぁ~って事で、弦を付けたまま1本づつ
ズラシてヤスリでナットから出ないようにしました。 本当は□溝にしたいけど
現状では△ヤスリで少しだけ深く・広くしました。 少し音も良くなった… 気がする。




以上修理完了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする