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taimuのひとり言

毎日の生活の中で感じた事を 徒然なるままに・・・。

「からだのままに」 読書日記 4

2007-04-04 23:31:32 | 読書


 「からだのままに」南木 佳士著
 を 読みました。エッセイ集です。

 私が 初めて南木氏の本を 読んだのは「阿弥陀堂だより」でした。
 数年前のことです。映画館で「阿弥陀堂だより」を 観て
 その静かだけれど、温かい映画に 心安らぎました。

 後日 図書館で 偶然に同じ題名の本を 目にした時、
 あの映画には「原作」があったんだとわかりました。
 
 それから 時々南木氏の本が 無性に読みたくなるときがあります。
 「ダイアモンド・ダスト」で芥川賞を 受賞したことも後で知りました。

 とにかく 肩の力が抜けたような軽いエッセイも好きです。

 一生懸命に頑張ろう、前向きに行こう、という応援歌のような
 本が多い中 「ただただ 生きているだけでいいんだよ、
 普通に生きていくことは 難しいけれど素晴らしいことだよ。」
 というメッセージが聞こえてくるような気がする本です。

 ご自身の体験が語られているようですが、
 くだけてなくて きちっとした文章なのに わかり易く
 読みやすいのです。暗いイメージの題材でも(例えば「死」「老い」など)
 暗さよりも「静」、「淡々」という感じがします。そしてたまにユーモア
 あふれた言葉に 心和みます。

 今回の「からだのままに」も 期待を裏切りませんでした。
 是非 一度読んでみて下さい。


 


 

「還らざる道」

2007-03-06 14:04:30 | 読書


 内田康夫著「還らざる道」を読みました。

 久しぶりの 浅見光彦探偵です。

 いつものパターンの 旅情ミステリーで、
 その分 安心して気楽に読める本です。

 内田康夫著の本は 全部(たぶん)読んでいます。
 最初に読んだのは「高千穂伝説殺人事件」で20年近く前の
 ことですが テレビの2時間ドラマをみて・・・だと思います。
 当時の浅見光彦役は 水谷豊さんで どうしてもその印象が
 強いので 今でも本を読むたびに 浅見光彦の顔は彼になってしまいます。

 でも 私が好きな本は内田康夫氏の初期の作品で「死者の木霊」
 「多摩湖畔殺人事件」などで 浅見光彦探偵は登場しません。

 ミステリーといっても トリックなどはなく、
 おおむね心理描写が多く また犯人が極悪人というのが
 あまり無くて 最後は自分で自分の始末をつける、という
 エンディングが印象的です。(今回もです

 私は 仕事が閑~な時に読むことが多いので
 あまり深刻な内容ではなくて、ウルウルすることもない
 本がぴったりです。

 

「花と草と風たち」

2007-02-23 23:31:14 | 読書

 
 
 「花と草と風たち」(中下 八重著)日貿出版社

 写真があまりよく映っていませんが
 中身の濃い とても素敵な本でした。

 私の友人のSさんから 教えていただいた
 画集とエッセイの本です。

 どのページを開いても 丹念に描かれた水彩画と
 四季折々のエッセイが満載の本です。

 題材は 身近にある野菜、果物、庭や道端の草花などです。

 私は それらを ひとつひとつ見ているうちに 
 今まで見過ごしてきてしまった雑草までもが
 生き生きと描かれ、可憐で精一杯咲き誇っている姿に
 見入ってしまいました。

 特に 私はいろいろな種類の「葉」に心惹かれました。
 一言で「緑の葉」といっても
 ゆずの葉のエメラルドグリーンの色、
 大根の葉のきれいな黄緑の色、
 マンリョウの薄茶色を感じる緑色、‥。

 花屋で仕事をして 「アートフラワー」を教えている
 私は いつも花に囲まれていて かえって見過ごして
 しまっていることが たくさんあることに 
 気づかせてもらいました。

 丁寧に描かれた一枚一枚が 著者の生活そのもののように
 思われ、毎日ドタバタと生活している私の生き方を 
 考え直す「ひととき」を与えてくれました。

 気持ちの優しくなれる本です。
  
 
 
 
 

 

「チーム・バチスタの栄光」

2007-02-06 14:46:41 | 読書

 春のような 暖かな一日でした。

 「チーム・バチスタの栄光」(海堂 尊著)を読みました。

 面白かった

 第4回「このミステリがすごい」大賞 受賞作ですが
 最初から最後まで 飽きることなくのめりこんで
 読んでしまいました。
 
 病院を舞台にしたミステリーですが、登場人物のキャラクターが 
 とても 個性的でわかりやすいし 筋立ても 無理が無いし 
 海堂氏は現役の医師だそうですから、病院内部のことなど
 専門知識も駆使して 説得力があり 本当に面白かったです。

 主役の田口医師が いやいやながらも調査を開始して
 解決する話かと思いきや 途中からもっと変わり者で
 個性的な白鳥圭輔が登場して ますます面白くなりました。

 田口&白鳥のコンビの名探偵ぶりを もっと読みたくなりました。

 是非 ミステリー好きの皆様におすすめします。