taimuのひとり言

毎日の生活の中で感じた事を 徒然なるままに・・・。

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

2009-03-19 21:27:51 | 映画

 とても暖かくてちょっと動くと汗ばむ程の陽気。

 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観ました。
 最近 観たい映画がなくて 
 この映画もどうしようかな~て思っていました。
 今週いっぱいで終わってしまうというので
 何となく見に行ってしまいました。
 3時間弱の映画で時間が長いので飽きてしまわないかと
 心配でしたが 全然そんなことなかった。

 前半はそれでも 物語に入りこめないところもあったけど
 ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)が
 どんどん美しく若くなっていく様に見入ってしまいました。
 子供時代からの付き合いで 初恋の人、
 デイジー(ケイト・ブランシェット)が年をとるとともに 
 普通に老けていく過程が 女性としては自分をみているようで 
 身につまされました。
 
 実母は自分の命と引き換えに赤ちゃんを生んだのに 
 実父は奇妙な顔をした赤ん坊というだけで 
 捨ててしまうというのは ちょっと理解しがたい。
 
 養母となったクィニーがとてもいい人で 
 育ったところが「老人ホーム」というのも良かった。
 老人の格好で生まれてきたことは周りにまぎれて 
 たぶんベンジャミンにとってもあまり違和感はなかったと思う。
 ベンジャミンはどんどん若くなっていく人生で 
 素直で謙虚で自暴自棄にもならずに 
 自分のもって生まれた運命を受け入れ 
 逆らわずに生きていく姿に 私は素直に感動していました。

 ベンジャミンがデイジーと別れて十数年後、
 (ベンジャミンは60歳ぐらいデイジーは55ぐらいかな
 デイジーに会いにくる場面での
 ベンジャミンがなんて若く美しいのでしょう。
 その後 デイジーがベンジャミンに背中を向けてドレスを着るシーンでの
 デイジーのしみの浮き出た背中・・・。
 その姿をベッドのなかから見ているベンジャミン。
 そのお互いの容姿の差は 
 女性にとっては耐え難いほどの悲しみだと思います。

 普通に年を重ね 周りと同じに時間が過ぎていくことは
 当たり前のことですが、それが一番幸せなことなのだということを
 教えてもらいました。
 

「ちゅう心」大洗町

2009-03-15 22:00:59 | 外食

 今日は 暖かくて とても気持ちの良い一日でした。

 昨日 雨の中 いつもの仲間とお食事会。
 
 今回は「ちゅう心」大洗町です。
 雨なのに 満席で私たちは カウンター席。
 いろいろ 食べたいものはあったけど・・・。
 結局 選んだものは

 
  「御造り膳」(1680円)。

 
 前菜風な3品 小エビのごまマヨネーズ和え
          生湯葉のお刺身
          牛肉のしぐれ煮
  とても小さい 一口サイズですが 全体の中で 
  箸休めにもなり どれも美味しかった。

 
 メインの御造り さすが魚屋さんだけあって、
           新鮮で美味しい。

 
 牛肉の陶板焼き 小さな牛肉が3枚
         自分で陶板で焼きながらいただきます。

 他には ご飯と味噌汁。

 全体に 量が少ないかと 思いましたが
 丁度良い分量でした。
 (甘いものとコーヒーがあったら もっと良かったけど)

 カウンターの中では 板前さんが 大きな生牡蠣を
 調理していたり お鮨をにぎったりしていて
 見ているだけで楽しいです。

 
         
 

「モン・ラパン」笠間市

2009-03-12 19:00:14 | 外食

 今日は とっても良いお天気
 ちょっと元気のない母を誘って ドライブがてら
 ランチを食べに行きました。

 「モン・ラパン」笠間市です。
  
 Aランチコース(2100円)

 
  オードブル 生ハム、スモークサーモン、きのこのソテー等

 
  かぼちゃのスープ (3種類のスープからチョイス)
   濃厚でおいしかった

 
  メイン料理 メダイのソテー
   魚の下に赤米が敷いてあり もっちりとして新食感。
   肉料理も選べます。

 
  デザート盛り合わせ。
  いろんな種類の甘いものが 少しずつ・・・
  女性は こういうのってうれしいですね。

  パンとコーヒーも美味しかったし 母も大満足。
  気に入ってもらえて 良かった~

 帰りに「茨城県陶芸美術館」に寄り
 企画展「唐津・鍋島・柿右衛門 九州古陶磁の精華
     田中丸コレクションのすべて」を見ました。

 ゆっくり 歩きながら とりとめのない話で盛り上がって、
 楽しそうにしている母をみて あ~良かったな、と安堵しました。

 
  駐車場で日向ぼっこをしていたニャンコ

  そばによっても逃げません。
  近くの植え込みの中に ご飯と水があり
  温かそうな寝床もありましたよ。
 
     

「麦家」 那珂市でお蕎麦

2009-03-08 14:34:26 | 外食

 今日は どんよりとした寒い一日。

 昨日はあんなにだったのに。

 とってもいいお天気なのに 家で残り物の昼食なんて

 思いたって 以前 友人に聞いていたお店に行ってみることにしました。

 「麦家」 茨城県那珂市にあります。

 
  お店の門構え。こんな所にお蕎麦屋さんがあるの
  まわりは 住宅や畑でのんびりとした雰囲気。

 
  門を入って 広い庭を歩いていくと古民家が見えてきます。
  ガラス戸を開けて中に入ると 土間になっていて
  なんだか 懐かしい感じ

 
  お座敷の周りが 縁側のように板敷きになっていて
  ガラス窓からお日様が降り注いでいて
  とっても あったかです。
  室内には 軽いジャズがさりげなく流れていて ちょっといい感じ

 
  天ざるそば(1400円)
  10割蕎麦だそうですが ぼそぼそした感じがまったくなく、
  普通のお蕎麦より細めで 繊細です。
  天ぷらは 衣が薄く あっさりしていて
  とても 美味しい

  私の後ろで お食事中のお二人
  ビールとだし巻き玉子で  ゆったりくつろいでいました。
 
  お庭が広く 草花が多く植えられている様子・・。
  
  また 花が咲く頃 来て見たいです。

  
 

 

「阪急電車」 有川 浩 読書日記

2009-03-06 20:53:46 | 読書

 朝から 一日中でした。

 「阪急電車」 有川 浩
  宝塚駅。征志、運命の女性に会う。宝塚南口駅。
  翔子、呪いの願をかける。逆瀬川駅。時江、犬を飼おうと思う…。
  恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車。
  電車は人数分の人生を乗せて、どこまでもは続かない線路を走っていく。

 片道わずか15分の電車の中で すれ違ったり、少しずつかかわりあったり
 して 電車はいろいろな人を 乗せていきます。
 その往復の電車の中を舞台に、繰り広げられるドラマの連作短編集。
 私は 初めて有川氏の本を読みましたが、
 とても 面白かったです。何よりも読後感がさわやかで
 ほっこりとして こういう物語・・・大好きです。
 
 特に気に入ったのは「宝塚南口駅」の翔子の話。
 翔子の行動は 激しいし、ある意味悲惨なのですが、
 何か「がんばれ」って言ってあげたくなるんですよね。
 やるだけのことをした後は てきぱきと颯爽としていて
 気持ちいいぐらい。きっと幸せになれるってそう思います。

 それから 老婦人時江の的確でやさしいアドバイス。
 翔子の心を落ち着かせたり、DVの彼氏に悩んでいるミサには
 「くだらない男ね。」とバッサリ。
 その一言でミサは 目が覚めて自分を取り戻していきます。
 なんと 素敵なおばさまでしょう。
 凛として できたら私もそうなりたい・・・。

 物語はどれも さらっとしていて おさまりがよく
 完結していくので スラスラと読めてしまいます。

 こんな 電車に一度 乗ってみたいですね。




 

「マダム・ミユキ」と「忘れな草」

2009-03-03 19:03:33 | 仕事

 
 寒い一日でした。
 夕方から みぞれです。

 

 やっとやっと完成しました。

 4月8日~14日まで「日本橋高島屋」で
 「飯田深雪 アートフラワー展」が開催されます。

 その展示会に参加している 全国の深雪会会員が
 「マダム・ミユキ」と「忘れな草」を作りました。

 「マダム・ミユキ」は「スパニッシュ・ビューティー」
 というつるばらです。
 このばらが2000輪、「忘れな草」が4000本
 会場を飾ります。
 
 どうぞ 皆様 是非 お出かけ下さいね。