▼先日、悪性腫瘍の男性がホスピス病棟にて息を引き取った。
悪性腫瘍と診断されてから、複数の専門病院での治療後ホスピス病棟を選択。最期は穏やかだったと聞いた。
ご冥福をお祈りする。
▼家族とは疎遠だった。家族にその存在を伏せながら生活してきた経緯もあり、気がかりながらも面会などもない状態。今回の症状を聞き、血縁という絆の強さを知った。
▼ホスピス病棟には頻繁に通っていただき、最期も看取ってもらった。最期の最期を家族として見送れたことは本当によかったと思う。
▼後日、ホスピス病棟のナース室には、彼(弟)が描いた絵が数枚貼ってあり、とても驚いたと実姉から聞かされた。「2週間の緩和ケアでの入院。それだけ愛された方だったんです」とお伝えした。
落ち着いたら、遊びにおいで下さいとお話した。