甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 終盤戦~

2019-01-20 | 2018 夏☆甲子園


円陣・・・

3回戦 神港橘との対戦で大きくリードを許していた村野工業のベンチ裏では

「悔いのない戦いをしよう」と、監督さんと一緒に円陣が組まれたそうだ。

その後の逆転で勝利をした。

験を担ぐではないけれど、それからの試合でも円陣を組んだと聞いた。

この対戦でも円陣が組まれていたそうで、

「その写真が残っていないか・・・」と。

5回が終了しインターバルの間、私は一塁側に移動していてそれを見ていない。

監督さんにとって、選手たちと心ひとつにした思い出深い円陣なんだと思う。


この対戦で記録した写真を見返していなかったので、私の記憶の中に円陣が無かった。

この一戦を振り返るにあたり、全ての写真を見返した時、

キセキ的に「悔いなく戦うための8回の円陣」が現れハッとした。

この円陣は、選手たち自らから組もうと肩を合わせたそうだ。

今までの4年間、何十試合も村野工業の試合を観戦させていただいているが、

選手たちの円陣に監督さんが肩を合わす姿は記憶にない。

後に出てくるが、この円陣が解かれたあと、

先頭打者となる東崎投手へ向ける監督さんの表情に「想い」を感じ涙が溢れた。

この試合を蘇らせた後、思い出の「円陣」を監督さんへ届けようと思う。



東兵庫大会 決勝進出を懸けて市立尼崎と村野工業との準決勝

序盤リードを取った村野工業だったが、激動の5回が訪れる。

市立尼崎が一柳投手から四球とヒットで1死1、2塁を創ったところで

村野工業は東崎投手がマウンドへ上がる。

4番意地のひと振りで起きた大きな波

四死球、タイムリーで4得点を挙げ逆転に成功する。

しかしその裏、村野工業も5安打を集め怒涛の反撃で再逆転。

この後も打撃戦となり進むかの空気が流れたが、

6回 市立尼崎は5回に持った勢いそのままに

打者一巡一挙6得点を奪い還し再々逆転し終盤戦へ進む。

2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 序盤戦~

2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 中盤戦~


7回表 市立尼崎の攻撃

1番東野選手をショートゴロに取るが、ここから三度怒涛の4連打









2番中田選手がセンター前ヒット!



3番松田選手の打席 WPで中田選手が二進し、レフトへタイムリー!11-6

















4番名田選手がレフトへ、5番白石選手はセンターへ・・・止まらない。

















1死満塁 6番森田選手を三振に取るが、

7番佐藤捕手の打席 WPで松田選手が12点目のホームへ還る。



















2死2、3塁のチャンスは続いたが、

佐藤捕手をショートゴロに捕りスリーアウト。









7回裏 村野工業の攻撃

林選手が音頭を取り、村工祭と赤い波のコラボラッキー7☆彡に笑顔になれた。

でもその中にちょっと居たかったな・・・。


4番永田選手のショートゴロ

今、観ても息を止めてしまう。本当僅差 惜しかった。

5番高橋(憂)選手 センターフライ

6番田口捕手 ファーストゴロに


8回表 市立尼崎の攻撃



ベンチの選手たちから「ここから!」と声が掛かった。



8番小森投手をサードゴロ、9番中村選手をセンターフライ

1番東野選手は特大ファウルで粘るもセンターフライに。



















円陣・・・





一瞬だけど、監督さんの目線の先には東崎投手が。

どんなお気持ちが心にあったのかな・・・。

西田選手も一緒に 最後まで悔いなく頑張ろう!

先頭は7番東崎投手





東崎投手を三振、8番山本選手をセカンドゴロ

9番藤原選手を三振に。

































前田選手にメガホンが回ると城間選手の笑顔が見えた。













9回表 市立尼崎の攻撃

2番中田選手のセンターへのライナーを一針選手がナイスキャッチ!



3番松田選手の打席

ここから東崎投手に気持ちが止まってしまい、記録もたぶん正確ではなく自信がない。



松田選手の欄にはセンター前ヒットと書いてある。

ショートゴロだったのだろうか・・・連携だったのだろうか。









最後までみんなでがんばろ・・・。



4番名田選手の欄にはサードゴロと・・・

2死となり5番白石選手へ打席が回るが・・・

野球ノートも頭も空っぽで・・・

スコアボードと永田選手しか残っていない。

市立尼崎の選手には申し訳ない。



苦しかっただろう・・・悔しかっただろう東崎投手は、

8回、9回とエースの意地の頑張りを魅せてくれた。


6得点差を持って9回裏 村野工業の攻撃へ。

中根主将の粘り、気持ちの打席をビデオでご覧いただきたい。


3番中根選手が2死から相手ミスを誘い出塁するが、

6回以降、小森投手がノーヒットに抑える好投を魅せ

村野工業の4度目の夏を見届けた。


目指してきた場所はここではないので、悔しい夏の終わりになったけれど、

決して下を向くような夏ではなかったと思う。

選手、親御さん方に感謝の気持ちで、中根組最後の記憶を残すためカメラを向けた。

















ベンチの選手たちがスタンドの仲間、親御さん、応援して下さった方々への挨拶を終え、

ベンチに目を向けると、先輩たちの夏に懸命に頑張った一人、一針選手が立ち上がれない姿があった。

その姿を見て、一番に寄り添ったのが杉本選手だった。

水田選手も寄り添い、立ち上がれない一針選手をおぶってベンチ裏へ消えて行った。

3年生のみんなが一番悲しく辛い状況の中、素晴らしい人間性を二人は魅せてくれた。











水田選手の頑張りを残して下さった記者の方に感謝。

本当よく頑張った一年を見させていただきました。



1回戦の終わり、緊張が解けスタンドで暫く動けなかったことが遠い前のような気がする。

あの時とは違う心の状況で暫くスタンドからグラウンドを眺めて時間を過ごした。

気が付けば周りの人も数えられるほどになってしまい球場を出た。

ふと下を見ると東崎投手がインタビューを受けている姿が目に入り辛さが沸く。

この中を、みんなのところへ降りて行く勇気がなく、またそこで暫く立ち止まってしまった。

球場の門を閉めますとの声に促され、そっと遠回りして離れたところから

市立尼崎の選手へ夢託す姿を見守った。



私はこの場に立ち会わなかったが、その後に送っていただいたこの写真で見届けた。

この場所に居合わせた方が、SNSにアップしたビデオを後に目にした。

市立尼崎の選手たちの敬意の礼が素晴らしかった。



この後、二日後に行われた報徳学園との決勝戦はテレビの前で応援した。

惜しくも市立尼崎のみんなは3年ぶりに甲子園へ帰ることはなく夏を終えた。

本当、気持ちが強い素晴らしいチームだった。

改めて、市立尼崎の選手のみなさん 東兵庫大会準優勝おめでとう。


こうして中根組の夏を一戦一戦を蘇らせていただいて、

結果は分かりながらもドキドキしたり、ハラハラしたり・・・

一枚一枚の写真に笑顔になれたり、涙したり・・・

もう一度あの夏に帰ることができたことに、今、感謝でいっぱいです。

忘れない素晴らしい夏の思い出をいただきました。

選手のみなさん 本当にありがとう。

東兵庫大会4強 敢闘賞 おめでとう。

そして応援優秀賞も本当に嬉しかったです。

特にスタンドの3年生選手たちは、気持ち乗り越えて頑張った夏だったと思うので

ちゃんとその頑張りを見ていただき、認めてもらえたことが嬉しかったです。

赤い波も見て下さっていたかなぁ~と思うとさらに嬉しい♪


また先日は、市立尼崎 佐藤主将、村野工業 中根主将が

2018年 兵庫県優秀選手に選出されたことを喜ばしく思います。

佐藤主将、中根主将 おめでとう。


兵庫県優秀選手受賞選手は下記26選手

また報徳学園 神頭主将が日本学生野球協会 表彰選手に選出されました。

みなさん おめでとう。


佐藤海都(市尼崎) 山下陽大(尼崎小田) 堀尾侑生(関学)

東優吾(西宮東) 佐々木翔悟(神港学園) 藤江颯生(兵庫工)

中根健翔(村野工) 大野壮二郎(長田) 久留島学(育英)

船引駿平(星陵) 広瀬賢知(神戸国際大付) 高島大輝(滝川第二)

荒川亮太(須磨翔風) 右田治信(明石商) 黒川辰馬(加古川東)

古川愛斗(東播工) 真田純也(小野) 岡淳也(西脇工)

宇田陸(社) 鏡石直暉(洲本) 脇本雄大(淡路三原)

水谷倖志(姫路工) 中西壱星(三田学園) 大石凌雅(三田西陵)

直井亨太(三田松聖) 市野咲(篠山鳳鳴・軟式)



最後になりましたが、思うところあり始まった中根組の夏に

私の気持ちを汲んで素敵な思い出作りをして下さったご父兄の皆様へ。

色々な想いがあり、この夏を機に皆さんと出逢う4年前の夏に居た自分へ戻してみよう・・・と思っていましたが、

その後、色々な事があり、色々な心の葛藤もあり

自分の気持ちの中にあるものに気付いたことがあります。

だからもう一度、もう少し、どこまで体力も続くのかも分からないですが

中根組が登りたかったあと二段の階段を、後輩たちが登ってくれることを願い

皆さんと創った思い出、お気持ちは忘れることなく心に置いて

私なりに、私らしくまた応援していけたらと思っています。

一年間、本当にお世話になりありがとうございました。


そして、昨夏も多くの感動をいただいた兵庫球児のみなさん

素晴らしい100回の夏を創った全国の選手のみなさんに感謝して

私も、そろそろ100回目の夏を終えたいと思います。



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