甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

102回目の甲子園を目指した球児たちに心寄せて...

2020-05-21 | 2020 夏 ☆ 甲子園

夏は来る!...そう信じ、願いましたが、球児たちの夢がまたひとつ奪われてしまいました。

全国の高校生、中学生、小学生...多くの夢も奪われてしまいました。

本当に心痛み、悲しみでいっぱいです。

人生の中には苦難もあり、この経験を糧に...力に...前を向いて...と言うけれど、

しかし、この夏じゃなければならなかった多くの人たちにとっては、もう戻っては来ない夏となってしまい、

それを受け入れ、気持ちを切り替えることはそう簡単なことではないと思います。

私たち応援者には、また来年がある。

しかし、二度と戻ってこないものを失った彼ら彼女たちのために、

少しでも可能性が残されているなら、その中で出来ることを大人が考えて

この悲しみ、心の痛みが少しでも癒される場をどうか創ってあげていただきたい。

高校ではインターハイが中止になり、夢奪われた選手が多く居ます。

高校球児も第102回全国高校野球選手権大会が中止となりました。

高校野球は他競技と所属連盟が異なることで判断の時期も違いました。

高校野球の判断がそれらより後になったことで、大会開催の可能性があった高校野球に対して、

高校野球だけが特別じゃないという怒りのような声を多く見かけました。

高校野球が特別なのではなく、他競技3年生の選手や他部門部活の生徒さんにとって特別な夏だったように

高校3年生球児にとっても同じようにこの夏が特別なものであっただけです。

そして、それらの選手や生徒さん、親御さん方の悲しみと

球児たち、球児の親御さん方の悲しみも同じです。

どちらも、可能性があるのなら子供たちの夢のためにと願う気持ちも同じです。

同じように大人が模索し続けた結果を出すタイミングが違っただけのことだと思います。

自分たちだけ出来ればいいというような考えは、そこには無いですし、

恨むは人ではなく、高校野球や球児に怒りのような気持ちを向けて欲しくないと切に願います。


また、開催可否決定が高野連から正式発表される前に、中止されることが決まったかのような報道もありました。

自宅で自粛中の球児たちは、それを学校から聞くのではない形になり驚きと動揺が走ったことだと思いますし、

高野連から発する結果を聞くのとは、結果が中止であったとしても受け止め方が大きく違ったと思います。

私自身も高校野球、高校球児を心から応援する一人として、20日まで希望をもって開催されることを願い

待っていましたので本当に驚きましたし、身体も気持ちも固まってしまいました。

大人社会の事情があるのかもしれないけれど、子供たちの気持ちを一番に考えた

報道の仕方をして欲しかったと、そのあり方に憤りを感じました。


第102回全国高校野球選手権大会で輝くはずだった全国の高校球児が輝ける別の場所を

何とか創ろうと各都道府県の高野連、高校が動き出しています。

それも全ての都道府県で実現できるかは分からないですが、できないことを考えるより

できる可能性の中で、できることを探してぜひ実現していただきたいと思いますし、

全国の球児がその場所に立ち輝きを取り戻し、この悲しみが...流した涙が...癒されることを心より願います。

他競技やスポーツ以外でも夢奪われた子供たちにも、そういう場所が創られることを願ってやみません。

そして、もうこんな悲しみを受ける子供たちが増えないよう、この事態が収束することを願います。


全国に非常事態宣言が発令されて、自分自身、仕事も完全在宅勤務になりひと月半ほどになりますが、

こんなに長い期間、在宅で仕事をした経験は初めてで、人との接触を普段から8割どころか9割以上避ける

生活をしてきましたが、こんなに苦痛なものだと思い知らされました。

子供たちは楽しみにしていることを多く奪われる中で、それ以上の辛抱の期間を過ごしていますが、

大人でもこんな苦しい気持ちになるのですから本当によくがんばったと思います。

先に緊急事態宣言が解除となったところでは、学校生活も少しづつ取り戻ってきているようですが、

この辛抱の分以上に、友と笑顔を創って下さい。

本日、近畿3府県は解除の見通しだということで私も心待ちにしています。

まだまだ予断できない状況ではありますが、みなさんくれぐれも気をつけてお過ごし下さい。


球児たちが開催に希望をもち、長い自粛生活を強いられている辛抱に、

私も開催に願いと希望をもち、自分が楽みしにしている高校野球についてブログを書くことを

決定がなされるまで...と思い自粛してきました。

球児たちが前へ進もうとしている中、自分にできることは小さなことですが、

私も甲子園きっぷを再開し、球児たちと一緒に進んでいきたいと思います。

102回目の甲子園を目指した球児たちに心寄せて...。



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