甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2018夏 神戸村野工業 EGAO de7☆彡 絆 project

2018-08-02 | 2018 夏☆甲子園

兵庫の夏の終わりから5日。

残酷な暑さだった兵庫の夏が終ってからも、息も苦しいくらいの暑さが続いていて、

まだ熱い暑い夏が続いているような・・・

何だか随分時間が過ぎたような・・・

今夏も・・・今夏は・・・と言った方が良いかな。

自分にとって特別な夏だったこともあり、不思議な感覚がだけが残っています。


毎年、高校野球3年生の最後の夏を見届け終えて思うこと。

3年生は最後の夏、選手も親御さん方も様々な心揺れる夏であります。

でも夏がスタートすると選手も親御さんも前へ進むしかない夏は時には酷さも感じる事もありますが、

どんな立ち位置の夏であっても、その自分の夏への向き合い方で、

高校野球を終えた時に心の中に生まれるものも大きく変わるように思います。

無くてはならない笑顔・・・たくさん生まれたでしょうか。

頑張って良かった!辛いこと多かったけど、でも楽しかったよな!と思えたでしょうか。

ひとつの事をやり遂げた心の充実感、仲間の存在への本当の大事さを感じられたでしょうか。

どんな時も自分を見守ってくれた親へ、笑顔を届けられたでしょうか。

そんなかけがえのない宝ものを贈ってもらって高校野球を終えることはできたでしょうか・・・。


3年生の最後の夏が特別なものであるように、今夏は私にとっても特別な夏になりました。

いつもは兵庫の夏が終わり、甲子園が終わり、秋が終わった頃

ようやく夏へ戻ってみようという気持ちになり夏を蘇らせるのですが、今夏は少し特別。

これからも大好きな高校野球、選手たちの頑張りを多く記憶に残いたい・・・

特別すぎた自分の応援姿勢を、特別ではない応援姿勢に戻すため、

自分自身をリセットするための夏であったので、そういう中で

自分にとって今まで以上に思い出深い夏になればいいなと思う気持ちもありました。

・・・が、それ以上に特別な3年間を過ごさせていただいた方々への恩返しがしたい夏でもありました。

この3年の間に出逢えた村野工業のみなさんには、普通では経験できないような本当に大きな特別な時間をいただきました。


甲子園きっぷのプロフィールに書かせていただいているように、頑張る球児を応援している自分。

色んなチームの野球を観て、感じることや頑張り、あしあとを残す。

それが自分の楽しみでもあります。

その中でこの3年間、村野工業の選手たちを身近に応援する機会をいただいて、

今夏で4回目の夏を見届けることができました。

振り返ってみると・・・

3年間に出逢えた村野工業の親御さん方から応援する側のはずの自分や、

甲子園きっぷを書く自分を逆に応援いただいたり、元気もらったり、勇気もらったり・・・時には心救われたりと、

ただ子供たちの野球を応援し楽しむというだけではない、心の繋がりを感じる出逢いも多くいただきました。

本当に感謝という言葉では足りない貴重な素敵な3年間。

今夏はその最終章と自分の中にあり、1年生から観ている中根組やお世話になった親御さん方へ、

恩返しをする・・・絶対にしなくてはいけない夏でした。


恩返し・・・カタチにするのはとても難しいですね。

全ての人に、その気持ちが伝わる行動ができるか・・・これも難しい。

でも、前を向いて行動しなければ何も起こらない!

選手たちの行動からそれを教えてもらった夏でした。


この夏の始まりは・・・涙、涙 そして涙。

朝、スタンドに入る応援プレイヤー3年生選手の姿を見るだけで・・・涙。

それは気持ちを感じすぎたからかもしれません。

次の試合、朝顔を見て、また会えて良かったと思うと同時にやっぱり・・・涙。

お母さんたちと顔、目を合わせるだけで・・・やっぱり涙。

応援する立場の自分、本当にダメな応援者です。

この一年、選手中根組のみんなからはたくさんの感動や笑顔をいただきました。

でも、それ以上に父兄田口組のみなさんには、本当に穏やかな素敵な時間をいただきました。

選手たちにはもちろんですが、私はこの親御さん方を笑顔で終わっていただく夏にしたい!

それだけを考えていた夏だったなと、いつもは秋の終わりが来て、初めて夏に残した写真を見るのですが

夏の終わり5日の間に、この夏を振り返り一枚一枚残した記憶を見返してみました。


私は、この人たちを笑顔にできただろか・・・

そして、立ち上がろうとするこの9人へ・・・

私は全力で応援したかった。

それができた夏だっただろうか。


頭の冴えない私は、この人たちに笑顔になってもらえる方法を探した時に、

ふと頭によぎったラッキー7プロジェクト。

何か親御さんと自分で、素敵な笑顔が残る夏の思い出は創れないかなと。

あるお母さんに話すと喜んでくださって、その時点でこの夏ひとつワクワク感が生まれました。

本当に実現するのか?

そのお母さんと二人ではできないことで、選手や多くの親御さん方も

自分が想い描いているものに巻き込んでしまう・・・しまった・・・。

そこには今、本当に感謝と申し訳なさが気持ち重なる。

けど、準決勝まで勝ち進んで、最後に見せてくれたラッキー7プロジェクトの中にいる

選手、親御さん方は、みんな私が起こしたかった笑顔の渦を自分たちの心で巻き起こしていた。

中には、決勝までの7試合にひとつづつ、ラッキー7を7つ完成させたい!

そう思うようになって下さったお母さんもいる。

yamaさんと私たちだからできたこと、と言って下さったお母さんもいた。

本当にラッキー7が流れを導いてくれたと思って下さったお母さんも。


お母さんたちを笑顔に、父兄田口組を、選手中根組を笑顔にしたかった夏。

少しのきっかけにはなれたのかな・・・と思うし、何より自分にとって

今後、絶対に忘れるはずがない夏の思い出を・・・

応援する側のはずの私の方が、またいただいてしまったな。

本当に感謝しかない素敵な夏だった。

グラウンドでは話すことがほとんどない選手たちと、

最後の夏の時間にして初めて話すことを許してもらえた夏でもあった。

野球をする姿でしか、その選手の性格なども想像にすぎず、

人は話さなければ本当の相手を見ることはできない・・・そう思う夏でもあった。


選手中根組の野球をもう観ることはできない寂しさはもちろんあるけど、

父兄田口組のみなさんと、子供たちの野球を見ながら泣き笑いできなくなることが一番寂しいです。

親御さん方へ、そういう気持ちで終わる夏は初めてのこと。

それだけ自分の中では、この一年、この夏

一緒に涙も多くあったけど、飛びっきりの笑顔もそれ以上にたくさん生まれました。

そんな機会を創ってくれた選手たちには、また別の気持ちで感謝いっぱいです。

多くの人が集まると、多少は気持ち嫌なことも関わりの中であることが多いですが、

選手中根組、父兄田口組は今まで出逢った人たちの中でも特別だった。

3年間の間、この人たちとは白も黒もグレーも全く無く、

本当に楽しい!ありがとう!と心が充実した時間をいただきました。

そんな人たちだから・・・笑顔の夏にしたい。

それが私にできる恩返し。

そう思って考えたラッキー7☆彡プロジェクト

最終、私も親御さんも想う場所での完成ではなかったものの、

このフト考えついた壮大な無謀なプロジェクトだったけど、

目標の7つ目では選手、親御さん全員が笑顔を残してくれた。

いつもは今振り返らない夏を振り返ってみて、結果オーライ!最高~!と、

その笑顔を再び見て、また笑顔・・・そしてやっぱり涙をもらいました。


東兵庫大会4強まで駆け上がった夏に、村野工業は敢闘賞を受賞。

そして、応援優秀賞をダブル受賞しました。

スタンドの応援プレイヤーたち、親御さん方は、どのチームも攻守どちらの時間

この記録的な酷暑の夏に陰で休むことなく、災害レベルの日差し下で2時間余りを全力で応援に徹しておられました。

たかが応援・・・じゃない。

気持ちの部分も、その本気の全力の応援プレイも、今夏は特にグラウンドプレイヤーたち以上に心と目が向いた夏でした。


ラッキー7☆彡プロジェクト 一戦一戦上がる度、楽しみ増えました。

6戦での全てをこの短い時間に残すことは難しいですが、全力とは?誰かのために自分ができることとは?を

教えてらった応援プレイヤーたちの夏を記憶に残します。

私と、スタンド応援プレイヤーたち、親御さん方だから創れた壮大プロジェクト。

勝手に絆が生まれたなと思うので、『2018夏 神戸村野工業 EGAO de7☆彡 絆 project』と名付けました。

もう二度とできない絆プロジェクト 絶対に忘れない素敵な夏の記憶。

そして、攻撃が終わると汗だくで、アァー!!しんどー!!と息を切らしながら笑顔を魅せてくれた選手たちが

スタンドというポジションで創った全力の夏、彼らの最後の夏に温かい拍手を贈ってあげていただきたいなと思います。


村野工業応援プレイヤーたちの本気を認めていただいた応援優秀賞の受賞は

本当に嬉しい彼らへのご褒美、思い出になりましたね。

おめでとう

グラウンド、ベンチプレヤーたちの夏も秋の終わり頃、甲子園きっぷでもう一度戦ってもらって

みんなで本気で目指した甲子園を蘇らしたいと思います。


そして、いつもはまだ振り返られない夏の一頁を、こうして振り返ろう、残そうと思ったのは、

子供たちの最後の夏に体調押して全力で頑張った方がおられたから。

夏が終わり身体のケアに入られるその方へ、元気になってほしくて。

子供たちが頑張る姿を見て、身体のケアに勇気持って頑張ってほしくて。

誰より私の味方、応援者でいてくれたあの人と、親愛なる父兄田口組のみなさんへ

私たちにしかできなかった『EGAO de7☆彡  絆 project』

楽しみにしていて下さった動く真っ赤な波を贈ります☆彡


ビデオを観る前に!そこのお母さ~ん!

涙じゃなく笑顔で終わって下さいね

もしパソコンで見れる環境があれば、9人の応援プレイヤーたちが自分の心で創っていった全力笑顔の夏、

一戦毎に素敵になる笑顔、表情をぜひ見てあげて下さい、

きっとその笑顔に私たち大人は、前へ進む気持ちをもらえるはずです。


画面下の歯車を、ぜひ720HPに変えて、選手たちの素敵な笑顔を鮮明に。

 



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