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~球児たちの あしあと~

考える・・・

2011-04-27 | 春夏秋冬 こつ こつ と...日記

こんばんは。
今日は時折雨風強い一日でした。
雨の日が多くなり、春も終わり梅雨近しです。

仕事が終わりホッと一息、新聞に目を通しているとある記事に目が止まりました。
「震災募金箱盗んだ疑い・・・高校生二人逮捕」

記事の内容を読む前に、見出しを見るだけで残念というか情けないというか・・・
同じ年頃の子供を持つ身、他人事とは思えない。
我が子に限って・・・置き換えるとゾッとした。

東京都昭島市の都立高校一年生15歳。
コンビニのレジカウンターに置かれた約1万5千円が入った募金箱を盗んだ疑い・・・
「募金箱」・・・東日本大震災で被害に遭われた被災者の方々への善意の募金。

「飲食代やゲーム代に使った」

あれこれ言う前に、15歳の高校生。
物事の良し悪しは分かる年齢。情けないの一言です。

震災直後、自分には何が出来るだろう、普通に生活していることさえ悪い気持ちになったり、
日々刻々と深刻な状況が浮き彫りになる東北の方々の状況に気持ちが沈みがちだった時、
あるTV番組で紹介された小学生の行動に、少しずつでも自分にできることを、
長く気持ちを寄せ続けることも大きな支援となるんだと気付かせてもらい気持ちが楽になったことがあります。

その小学生の男の子は、毎日買いたい物を一つ我慢して「買ったつもり募金」をしていると。
自分もこの男の子に見習って、一度にたくさんの募金は出来ないけど、自分も買ったつもり募金をしようと思った。

少なからず誰もが今回の災害に目を向け、被害に遭われた方々に何か微力でもできることはないか・・・という中、
この少年の取った行動に憤りを感じ、遊び半分の気持ちだったのかもしれないけれど、将来ある少年だけに
「犯罪」だということを深く考えて欲しいと思った。
そして、みんなの想いがこもった募金だということを。

息子たちと食卓を囲み、この話しをしました。
これが義援金であろうがなかろうが、絶対にあってはならない事。
勿論、我が子にこんなことがあってはならない事。
でも万が一、紙一重。
万が一が起こる前に、家庭の中でこのような出来事を話すことで諭すのも親の役目だと思う。
我が子に限って・・・と安心している場合ではない。

この少年たちは償いの気持ちで事件後、何件かの募金をしたとのこと、それだけでもまだ救いようがある。

今日は、本当はタジケンさんから来たメルマガ「考える」の内容がとても共感できる内容で紹介したいなと
思ってblogを書き始めましたが、やっぱりこの記事が気になり、タジケンさんの「考える」はまた書こうと思います。



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