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コトハノチカラ

ビジュアル的センスが0の左脳人間が、
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やれるとこまでやってみるブログです。

今更遅いが衆議院選挙。

2005-09-29 15:56:42 | 真面目な話
こんなとこでわざわざ僕が書く必要もないのだけど、今回の衆議院選挙は自民党が圧勝しました。

では何でこんなことになったのかというと、理由は一つです。

『郵政民営化に反対した議員を公認するのを止めて、次々と刺客を送り込んだから。』

この手法に、僕を含め、多くの有権者が心を打たれました。

先日、民主党の鳩山とかいう議員が、「政治は愛をもって行なわなければならない」なんて、わけのわからないことを言っていました。そういうよくわからない愛というか仲間意識が、今の政治の混迷を招いた大きな要因であるのです。

そもそも『党』っていうのは、同じ思想をもった政治結社であるわけだから、その思想が食い違えば辞めるとうのは、とても当然の話なわけです。
しかも、反対票を投じるなんて、党の政治活動の邪魔をしたわけだから、そのような人たちにどのような愛をもって接すればいいのでしょうか?

党の政策に従えない議員はクビにする。
それでも邪魔をしようとするなら、刺客を送り込んで選挙に落選させる。
全然おかしなことではないし、むしろ当然のことなわけです。

ただ、今まで、その当然のことを誰もしてこなかったわけで、そのことのほうがむしろ問題でしょう。

有権者の中で郵政の民営化について完璧に理解している人なんて、かなり少数派でしょう。
今回、自民党に多くの有権者が票を投じたのは、郵政民営化に賛成だからではなく、小泉さんの政治手法に期待したからです。

消費税の税率アップなんていう、有権者にとってマイナスになるような焦点の総選挙でも、同じような手法をとれば同じような結果になるのではとすら、考えてしまいます。


小泉さんについて、独裁者だなんて言う人がいますけど、独裁者は議会を解散させて選挙をやろうとはしません。それよりも、議員同士の密室での会談ですべてを丸く治めて、国民の見えないところで政策を決定する今までのやり方のほうが、よっぽど独裁的です。

そんな小泉さんの任期もあと1年。
そのあとのことも考えると、かなり不安な要素は多いのだけれど、とりあえずは今年一年の小泉自民党に期待してみましょう。

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