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コトハノチカラ

ビジュアル的センスが0の左脳人間が、
どこまで言葉だけで自分を表現できるか、
やれるとこまでやってみるブログです。

富士チャレンジ200 無事完走

2009-11-13 13:01:04 | 自転車の話
ここ最近、パソコン関係の書き込みばかりだったので、久しぶりに自転車の書き込み。

10月24日(土)に開催された、富士チャレンジ200。

どんなイベントかというと、静岡県にある「富士スピードウェイ」という、F1などにも使われたサーキットを貸し切って、自転車のレースをやっちゃおうという、なかなか楽しいもの。

色々とカテゴリーはあるのだけど、自分が出たのはソロ200キロ。

一周4.5キロくらいのコースを44周して、その順位を競うというものだ。

といっても、トップ集団は人間とは思えないペースで走っているので、個人的には順位よりもタイムとの戦い。

一昨年初参戦したときは、制限時間7時間のところ6時間50分で完走。

今年はもうちょっと余裕をもって走りたい。

というわけで、一応の目標を6時間以内とする。


さて、当日はかなり朝が早いこともあり、御殿場近くのビジネスホテルに前泊。

朝6時に起き、コンビニで大量の朝ご飯を購入し、現地に向かう。

ちなみに、このとき食べた朝ご飯はこんな感じ。
・おにぎり×4
・ドラ焼き×1
・薄皮あんぱん×2

6時間のレースのことを考えると、本当はもっと食べておきたかったのだけど、もう胃が限界。

ジャージのポケットに、ウィダーインゼリー×3を詰め込んでおく。

そんなこんなで、午前9時。スタート。

いつものことながら、レースの序盤はアドレナリンが出まくることもあり、どうしてもオーバーペースになってしまう。

だがしかし、一昨年はそれが後で響いてヘロヘロになったので、今回はちゃんと我慢。

無理にペースを上げたりせずに、自分のペースに合った集団で走るようにする。

そして5周目あたり。

どうもおかしい。

右足のふくらはぎにかなりの違和感がある。

どうも、ピキピキきてる。

わかりやすく言うと、つりそう。

まだあと39周もあるのに。

きっと気のせいと自分に言い聞かせながら走っていると、今度は同様の症状が左足にも発症。

普通に走っている分にはどうにかなるのだが、少しでも余計に負荷をかけたりすると激痛が走り、比喩的な表現ではなくて、ふくらはぎがもげそうになるのだ。

幸だったのは、ダンシング(いわゆる、立ち漕ぎ)は問題なくできたこと。

どうやら、使う筋肉が違うらしい。

そこで、とにかく平地と下りはできる限り負荷をかけないように、集団の中でひっそり走る。

上りのときはギアを軽くしてダンシング。

この作戦で、前半の22周は終了。

23周目に予定どおりピットイン。

当初の予定では、ここで3分程度休憩をとって、がっつり補給食などを食べる予定だったのだけど、過去の経験からいって、この足の状態で休憩すると逆効果になると思い、またもウィダーインゼリー×3だけをジャージに詰め込み、すぐに出発。

で、結果からいうと、この作戦は成功だったらしい。

後半になっても、それほどペースは落とさずに走れる。

前半22周のアベレージは約36k/h。

後半はどこまで落ちるのかビクビクしていたのだけど、34k/hくらいにおさまっている。

そんなわけで、めでたくゴール。

44周も走っていると、自分が今何周目なのかよくわからなくなってしまうので、余裕をもって45周走っておく。

気になるタイムは、5時間57分。

目標の6時間を切ることができた。

来年はさらに練習をして、ちゃんと調整すれば、5時間前半はいけるのではと、密かにほくそ笑んでいる今日この頃なのでした。

ピストって、どうなの?

2009-09-09 16:06:56 | 自転車の話
僕は今、自転車通勤をしている。

川口から渋谷まで、約20キロ。

ほぼ全て、車道を走っているわけだけど、同じように車道を走っている自転車はよく見かける。

ま、ほとんどの場合、ぶっちぎってやるんだけどね。なんて、自慢場話がしたいわけではない。

そのように車道を走っている自転車の中で、かなり危ない走りをしている人間がチョクチョクいる。

しかも、そういう人間にかぎって、ヘルメットもつけていないし、さらに言うと、フィクスのピストの乗ってたりする。

ピストっていうのはどういう自転車かというと、一般的なロードバイクと違って、変速機が付いていない。

坂道は軽いギアでとか、スピードが出てきたからギアを重くしてとか、そういったことができない自転車なのだ。

まぁ、別にそれは構わない。問題なのは、フィクスということだ。

競輪などの自転車が、このフィクスというヤツなんだけども、ようするにペダルの動きとタイヤの動きがきっちり連動していて、ペダルを動かせばタイヤも動く、ペダルを止めればタイヤも止まるというものだ。

極端な話、ペダルを逆向きに回せば、タイヤも逆向きに動いて、バックもできたりしちゃう。

一般道を走ることを考えれば、これだけでも充分に危ないと思うのだけど、さらに危険なのになると、ブレーキがついていなかったりする。

ようするに、ペダルとタイヤがきっちり連動しているのだから、自転車を止めたいときは、ペダルを止めるということだ。

だけど、そんなんで、急ブレーキができるわけがない。

トゥークリップというものがペダルの先についていて、多少はペダルと足が離れにくくなっていはいるのだけど、それだって万能ではないし、万が一ペダルから足が離れてしまったら、自転車を止める術はないのだ。

交通量の少ない田舎道ならまだしも、都心の幹線道路を走るには、どう考えても危険すぎる。

って、ちょっと考えればわかりそうなものだけど、分からない人間が多々いるようで、最近は一日一回は必ず見かけるようになった。

しかも、今まで見たピスト乗りは全員ヘルメットを付けておらず、ひどいヤツになると、異様にデカいヘッドホンを付けてたりする。

まぁ、こういう方々が、どこかでひっそりと単独事故でも起こしてお亡くなりになる分には一向に構わないのだけど、後方確認もしないで車線変更して、後ろの車が急ブレーキをかけたり、ほとんど減速もせずに(したくても出来ないのだろうが)信号を無視して横断歩道に突っ込んでいって、歩行者が慌ててよけてたりと、とにかく回りに迷惑をかけまくりなのだ。

さらに、一般の人からすれば、こういうヤツらと、きちんと道路交通法を守って車道を走っているロードバイクが、同じように見られてしまう。

個人的には、それが一番困ることなのだ。

というわけで、そろそろフィクスのピストの販売について、自粛でも規制でもなんでもいいから、禁止するようにしませんか?

特にブレーキが付いていないのなんて、それだけで道路交通法に違反してると思うんだけど。

このままだと、一部の残念な方々のせいで、多くの自転車乗りが迷惑を被ることになりそうで、ドッキドキの日々を送っている今日この頃なのでした。

夏休み自転車日記 8月16日(日)

2009-08-17 10:29:36 | 自転車の話
自宅自転車合宿最終日。

今回の合宿の総仕上げというわけで、かなり気合を入れ、4時に起床。

しっかりと朝食をとり、5時半に出発。

本日の予定としては、練習コース3往復(126キロ)だとちょっと午後からの予定があるために時間がとれないので、3往復目は途中で折り返すことにして、100キロを走るつもり。

走り出してすぐは、朝食を食べすぎたためか、少々気持ち悪くなったりしたのだけど、それもしばらくすれば治まったし、昨日の休息日のおかげで足の調子も痛かったお尻の調子もすこぶる良い。

さらに、天気もカラッとしていて湿度が低く、走っていてとても気持ちが良い。

そんなわけで、1往復目はアベレージ30.7キロを記録。

続いて2往復目。

途中で何か金属片のようなものを踏んでしまい、自転車のチェックをするのに少々時間を使ってしまったが、それでも2往復目終了時のアベレージは29.5キロ。

この時点で84キロを走っているから、残り16キロ。

ひたすら単独走行で走ってきたので、足はかなり限界が近い。

だがしかし、これで最後に大幅なペースダウンはカッコ悪すぎると思い、気合でペダルを回し続け、どうにかアベレージは落とさずにゴール。

走行距離的には初日のほうが走っていたのだけど、トータル的なトレーニングとしては、最終日が一番頑張れたし、富士チャレに向けて自信をつけることもでき、とても良い合宿最終日になったのでした。


走行距離:100キロ
アベレージ:29.5キロ

夏休み自転車日記 8月15日(土)

2009-08-17 10:27:09 | 自転車の話
自宅自転車合宿4日目。

本日は朝から予定があったため、休息日を兼ねて自転車トレーニングはお休み。

前から決まっていた予定だから仕方ないんだもん。

嘘じゃないもん、ホントだもん。


走行距離:0キロ
アベレージ:-

夏休み自転車日記 8月14日(金)

2009-08-17 10:15:28 | 自転車の話
自宅自転車合宿3日目。

本日は5時起床。

イソイソと朝食を食べて支度をして、6時にトレーニング出発。

とりあえず今日の予定としては、いつもの練習コース2往復(84キロ)を考えていて、2往復目が終わった段階でまだいけそうだったら、3往復するか、途中で折り返してちょうど100キロになるように走るつもり。

が、荒川に着く前からかなり雲行きが怪しくなる。

といっても、天気ではなくて、自分の体の調子が。

しかも、問題があるのは足ではなくて、お尻。

サドルに当たっているお尻の骨のところが、けっこう痛い。

実は、昨日もちょっと痛いなとは思っていたのだが、我慢できないほどではなかった。

だがしかし、今日のこれはけっこうしんどい。

どうやら、初日の126キロトレーニングの際に、かなりの腹痛にみまわれ、本来だったら前傾姿勢で手とお尻と足の3点で体重を支えるのだが、前傾姿勢になることができず、体重のかなりの部分をお尻で支えた状態で走ったために、痛めてしまったようなのだ。

せっかく早起きして支度をしてきたのだがら、せめて1往復はしようと思い、ペダルを回すのだけど、こんな状況でペースが上がるわけもなく、ペースが上がらないということは乗っている時間が長くなるわけで、かなりしんどいトレーニングになるのでした。


走行距離:42キロ
アベレージ:29.2キロ

夏休み自転車日記 8月13日(木)

2009-08-17 09:57:52 | 自転車の話
自宅自転車合宿2日目。

昨日は出発時間が遅かったため、最後のほうはかなり気温が上がってしまい、それもペースダウンの原因になった。

そんなわけで、今日は6時に出発!!の予定が、ちょっとだけ寝坊して6時半出発。

昨日の126キロ走行の影響で、かなり足に疲労が残っていることを考慮して、本日は長距離走ではなく、いつもの練習コース1本(42キロ)をある程度のアベレージをキープして走る練習にする。

予定としてはアベレージ30キロは維持したかったのだけど、走ってみるとかなり足が重い。

全然回らないし踏めない。

登りでダンシングをしようものなら、足に力が入らないため、すぐにヨレてしまう。

う~む…

スピードメーターと格闘しながらどうにかゴールするも、アベレージは28.3キロ。

きっと、富士チャレのラスト40キロも今日と同じような足のダルさになると思うわけで、そう考えれば良いトレーニングができましたとさ。


走行距離:42キロ
アベレージ:28.3キロ

夏休み自転車日記 8月12日(水)

2009-08-17 09:41:03 | 自転車の話
本日から5日間は夏休み。

というわけで、自宅自転車合宿とばかりに、がっつり乗り込むことに決定。


これは今回の合宿に限った話ではないのだけど、自転車のトレーニングをする際に自分で決めているルールとしては、以下の二つがある。

1.誰かの後ろについて引いてもらったりしない。
2.途中で休憩しない。

1に関しては、時速40キロ弱くらいで走っているような楽しそうな集団がいたりすると、ついつい付いていったりすることもあるのだけど、「辛くなってきたから、誰かに引いてもらおう」的な感じは絶対にしない。

2に関しては途中で身の危険を感じるようなトラブルがあれば別だけれども、基本的には休憩はしないようにしている。

中途半端に休むと、かえって辛くなることもあるし。


さてさてそんなわけで、「とりあえず今日は初日だから最初は無理をせずに」とも思ったのだけど、そんな甘っちょろいことを言っててはいかん!!と自分を戒め、いきなりのハードトレーニングに決定。

僕の自転車のトレーニングコースはほぼ決まっていて、ウチからすぐ近くの新荒川大橋から、荒川サイクリングロードに入る。

そこから海に向かって南下して、河口で折り返してくると、約42キロ。

本日はこれを3往復、つまり126キロ走ることに決定。

ボトル2本にスポーツドリンク、背中のポケットにウィダーインゼリーを二つほど詰め込み、朝7時に家を出発。

2往復目までは足を残しながらボチボチのペースで走り続ける。

アベレージは時速28.2キロ。

3往復目も同じくらいのペースで走れればと思っていたのだが、急激にお腹が痛くなる。

どうやら、朝に飲んだ牛乳が失敗だったらしい。

とにかくお腹に力が入らない。

途中で帰ろうかとも思ったのだけど、それはあまりにも悔しい。

とうわけで、最後はヘロヘロになりながらゴール。

初日から心身ともにグッタリになるのでした。


走行距離:126キロ
アベレージ:27.2キロ

富士チャレエントリー完了

2009-08-10 09:31:17 | 自転車の話
色々と紆余曲折あったが、どうにかこうにか富士チャレンジ200にエントリーすることができた。

ちなみに富士チャレンジ200、通称、富士チャレっていうのは、富士スピードウェイで行われる自転車のレースで、今回僕がエントリーしたのは、男子200キロの部。

まあ、レースといっても、順位争いをするのはホンの一部の化け物みたいな人たちで、僕のような貧弱ライダーとしては、まずは完走が目標。

2007年に出場したときは、200キロの制限時間が7時間のところ、どうにか6時間50分で完走したのだけど、そこから自転車盗難によって1年以上ブランクが空いてしまったこともあるし、年齢的にも決して若いとはいえない。

果たして完走はできるのか・・・

というわけで、最近は少々気合を入れてトレーニングに励んでいる。

昨日は荒川サイクリングロードを84キロ走ってきた。
アベレージは28.4キロ。

とりあえずの目標は、100キロのアベレージを30キロ以上にすること。

富士チャレの開催日は10月24日。

今月は乗りまくってやるのです!!

この世の終わり

2006-08-15 23:53:19 | 自転車の話
僕の文章の特徴として、何事も結果を先に書いて、後からその経緯を書くというパターンが多いんだけど、今回はあえて結論を先送りにして、時系列のまま7月31日の出来事を書くことにします。

その日は14時から仕事だったのに、久しぶりにしっかりと寝坊してしまい、大急ぎで仕度をし、13時30分に自転車にて西川口から池袋に向かいます。
残りあと30分。
かなり微妙なところでして、信号でのストップや交通状態、さらには風向きによって間に合うかどうかが別れるのです。

その日は運良く信号ストップも少なく、風向きも悪くなく、順調に進んでおりました。
国道122号線で荒川を渡り、王子方面へ進み、赤羽根警察署の前を通り過ぎたところです。
前方にT字路。
信号は赤。
車はいない。
時間がない。
信号無視。

そのとき、横断歩道を渡りだした自転車に気付いたのは、ぶつかる0.5秒前でした。
僕の自転車の前輪が、横断歩道を渡りだした自転車の側面に激突。
前傾姿勢のロードバイク、さらにビンディングペダルで靴とペダルがくっついているために、自転車ごと一回転。
頭と右肩から地面に着地いたしました。

我ながら派手な転び方だったので、「かなりの大怪我をしちまった!!」と一瞬焦ったのだけど、どうにも体は元気。ありがとうヘルメットさん。

そうなると次に心配しなければいけないのは、僕がぶつかってしまった自転車のほう。ごく一般的なママチャリで、乗っていたのは50代くらいのおばさんでした。
そのおばさんは僕がぶつかった衝撃で自転車ごと横に倒れ、どうにか起き上がったところでした。
慌てておばさんのところにかけより、倒れたままのママチャリを起こし、「本当にごめんなさい!!」ととにかく謝り続けるしかありません。

信号無視。
自転車にしてはかなりの高スピード。
どこをどう考えても全ての責任は僕にあります。

「貴方、信号赤だったわよ」
「そうです。全部僕がいけないんです。本当にごめんなさい。」

ひたすら平謝りです。
おばさんのほうは膝を打ったのと、手を少し擦り剥いたくらいの状況で、そんなにひどい怪我じゃないからと言って、そのまま行ってしまいそうになったのですが、僕としてはとても不安ですし、きちんと謝罪もしたかったので、警察に届けて交通事故として処理をしたいとお願いをしました。
僕は自転車総合保険というのに入っていて、きちんとした事故にすればその保険でおばさんへの賠償ができるのです。

最初はそれほどでもないからと言っていたのですが、とにかく心配だし、きちんとしたいからと僕が説得をして、おばさんにもわかってもらいました。
事故が起きた場所が赤羽警察署の目の前だったこともあり、すぐに話は進み、おばさんは念のため救急車で病院に行き、僕は現場検証。
その後、「重過失傷害罪」という罪名で供述調書を作成し、おばさんに連絡先を教え、とにかく全ての責任は僕にあり、全ての賠償をしますからと言って、おばさんと別れました。

このおばさんは本当に、本当に、本当に良い人で、こんな良い人に怪我をさせてしまった自分を、僕は本当に恨みました。
(このおばさんがどれほど良い人だったのかは、後日また書きます)

さておばさんと別れて、僕は自分の愛車『LOOK555 2006モデル ピンク』に目をやります。
僕が信号無視をしたばっかりに、こいつにもかなりの損傷を負わせてしまったのです。

まず明らかなのがハンガーの曲がり。ただこれに関していえばパーツ交換でどうにかなりそう。
次に前輪。かなり歪んでいます。行きつけの自転車屋さんで見てもらいましたが、フレ取りでどうにかなるレベルではなく、ご臨終とのこと。
続きましてフォーク。これはかなり微妙らしいのです。大きな歪みなどはないので、問題がない可能性もあるが、アルミホールが歪むくらいの衝撃をうけたわけで、フォークも終わってしまっている可能性があるらしい…見た目は問題がなくても、内部でカーボンが割れているかもしれないと…
同様にフレームも…

今後としては、まずはハンガーを取り寄せ、そこだけはパーツ交換をして修理をし、前輪はちょっとかっこ悪いけど前に使っていたアクシウムを使い、その状態で乗ってみて、問題がなければ新しくホイールを買い、やはり不具合がでるようならあきらめるということになりそうです…
そのハンガーも入荷までにかなり時間がかかるらしく、早くて9月と言われました…
とにかく、とにかくブルーです…
はぁ…


≪今回の教訓≫
絶対に信号は守る。
ヘルメットはかぶる。
自転車保険に加入する。


僕の自転車ライフは、しばらくお休みになりそうです。

再開。

2006-07-19 16:37:30 | 自転車の話
何事もなく中断したものは、何事もなかったかのように再開するものでして、何事もなかったかのようにこのブログも再開します。

さてさて、まずは自転車のお話から。

僕の自転車ライフは順調に進んでおります。
我が愛車 2006年モデル LOOK555 PINK。通称『PINK-MOMO号』をかっ飛ばし、今年はすでに3つほどレースに参戦しました。

まずは4月16日(日)に「ツールド草津」。翌週23日には「表富士自転車登山競争大会」。どちらも順位は中の上といった具合。
真中より上には行けるのだけど、そこからがなかなか伸びないのです。

3戦目は6月25日(日)の、「ツールド美ヶ原」。これは今まで出たレースの中で、最も過酷なものでした・・・
ツールド草津はレースではあるのだけど、温泉街を一周したりと、観光的な要素が強いもの。
表富士のほうはしっかりしたレースで標高差も1200メートルとハードではあるのだけど、急な勾配があるわけではなく、ダラダラとひたすら登るというようなものだったのですが、このツールド美ヶ原は勾配がハンパではないのです。
しかも、その急勾配は、スタートしてすぐにやってきます。山の上のほうの九十九折であれば、多少の急勾配であっても「あのカーブを曲がればきっと平坦になってるはず!!」と淡い幻想を抱くこともできるのですが、いきなりの急勾配はまっすぐのストレート。
顔を上げるとひたすら続く激坂が嫌でも目に入ってくるのです。
体よりも先に心が折れそうになります。

急な坂であれば、軽いギアを選べばよいわけで、多くの参加者はこの大会のために軽いギアを用意してくるのだけど、僕はいつものまま。わかる人にだけわかるように書くと、フロントは39-52。リヤは12-25なのです。
こうなると、ペース配分なんて言っていられる場合ではありません。とにかく足を付かないようにすることで精一杯なのです。
これがレースで、必ず頂上に行くという約束があったから頑張れたようなもので、一人でのツーリングとかだったら、間違いなく途中で引き返していました。

かなりヘロヘロになりながらひたすらゴールを目指していると、ゴール間近にはご褒美のような、平坦な道や下り坂が現れます。こうなると現金なもので、さっきまではペダルを一漕ぎするだけでもげそうになっていた足が急に元気を取り戻し、50キロオーバーのスピードでダウンヒルを滑走、そのままゴールへ駆け込みました。

順位は相変わらず中の上。やっぱりここから上の順位に行くためには、日々のトレーニングが必要なのだろうと、強く痛感するのでした。

でも、ゴールした瞬間はコースがつらかっただけに本当に感動で、リアルに少し泣きそうになり、リアルに少し泣きました。
自転車を始めたきっかけが、誰かに感動してではなくて、自分で自分に感動して泣きたいと思ったからだったので、これで目的はある程度達成されました。
甲子園や高校サッカーを見て泣いている場合ではないのですよU都君!!

どうも、これで終わりのような雰囲気になっちゃいましたけど、僕の自転車ライフはまだまだ続くのであしからず・・・