今週の結果

今週のトップガン厩舎は、中山・阪神の２場で、８頭が出走しました。


今週の結果
４／９（土）
阪神４Ｒ　　３歳未勝利　　　　芝２０００
ウインシュプリーム　　　　　　　８着

レース後のコメント　　　加用調教師　
「前走が少し消極的な競馬になってしまったので、今回は積極的にレースを
進めてもらいましたが、よく頑張ってくれたと思います。優作も『少しずつ
良くなっています』と言っていましたし、まだこれから良くなりそうな馬
なので一戦ごとに力を付けてくれればと思います」

と言うことです。

デビュー戦（１５着）を使って、走りっぷりが変わってきました。今回は
１５番人気（単勝１５１．９倍）の抵評価を覆す頑張りを見せてくれたので、
今後につながる競馬ができました。長い目で見ていきます。


阪神８Ｒ　　１勝クラス　　　　ダ１４００
ウイングリュック　　　　　　　　１０着

レース後のコメント　　　宮調教師　
「ゲート自体は反応良く出てくれたのですが、その後、躓いて大きく減速して
しまったのが痛かったですね。気が小さく臆病な馬なので、本来は揉まれない
競馬をさせたかったのですが、馬群の中での競馬を強いられてしまいました。
しまいはジリジリと脚は使っていたように内容は悪くないんですけどね」

と言うことです。

１０番人気で１０着･･･。毎度お馴染みの言い訳が並んでいますが、心配していた
進退の話には至りませんでした。ダート、障害、地方と試行錯誤を続けていますが、
なかなか嵌りません。


中山９Ｒ　　印西特別　　　　　ダ２４００
ディクテオン　　　　　　　　　　　５着

レース後のコメント　　　吉岡調教師
「申し訳ございませんでした。キックバックを嫌がって、前半はなかなか進んでいき
ませんでした。ジョッキーは『スタートから無理してでももっと行くべきでした』と
反省していましたが、これまでの感触からガツガツ追っていってもテンの進み方は
あまり変わりなかったでしょう。今回はパシュファイヤーとシャドーロールという
馬装で臨んだものの、ほとんど効果が見られませんでした。外に出して3･4コーナー
でようやく勢いがついてきたものの、ここでも内から少しでも飛んでくるだけで
嫌がっていました。次走はチークピーシーズに戻すか、ブリンカーの着用を考えて
います。上がりは最速をマークして、長く良い脚を使ってくれるといういいところは
ありました。上位は前で残った馬ばかりでしたし、力負けではなく、前半のポジション
取りというこれまで通りの課題の分でしょう。次走は広いコースの競馬を試してみます」

と言うことです。

昇級初戦でしたが、上がりの脚はメンバー中でも目立っていただけに、前半の位置取り
が残念なレースになってしまいました。菅原騎手には個人的に期待をしているのですが、
最近はちょっと悩んでいるのか？、以前のようなガッツとか負けん気の強さみたいな
ものが影を潜めてしまっています。まだ守りに入るのは早いので、早く眼が覚めてほしい
と思っています。ディクテオンは、乗り難しい馬ですが、力はあるので、いろいろと工夫
をしながらだと思います。（長い目で見て行きます←本日２回目の登場）


阪神１０Ｒ　京橋Ｓ　　　　　　芝２０００
ルヴァン　　　　　　　　　　　　５着
ラインハイト　　　　　　　　　　７着

レース後のコメント
◆ルヴァン　　　清水久調教師
「このクラスだと周りの馬も速くてスッとハナへ行くことはできず、控えて馬群の
中での競馬になりましたが、ムキになったり、引っ掛かったりすることもなかった
ようでした。それに前回は稍重馬場でしたが、やはり今日のような良馬場の方が
良さそうですね」
◆ラインハイト　　　吉岡調教師
「７着という結果でしたが、直線は狭いところを伸びてきて決して悪い内容では
なかったかなと思っています。ジョッキーによると向こう正面で手前を替えてくれ
なかったとのことで、直線伸びているだけにそのあたり改善してくればもう少し
うまく立ち回れると思います。現状もうワンパンチ欲しい気持ちもありますが、
この距離は良さそうなので、手前の替え方なども確認しつつ距離にならして行き
たいですね」

と言うことです。

勝ったプログノーシスは別格だったので、２頭とも今後につながる競馬はできた
と思います。地道に使いながら上位進出（勝利）を目指してほしいです。


４／１０（日）
中山４Ｒ　　３歳未勝利　　　　芝２０００
ルージュノブレス　　　　　　　　１２着

レース後のコメント　　　手塚調教師
「馬体重の増減はなかったですが、トモの踏み込みなどは良く、休養を挟んでの
成長は感じました。スタートもスムーズに出てくれて、前半は良い位置で運べた
と思いますし、折り合い面も問題なかったですね。ただ、仕掛けどころでペース
アップについていけなかったようで、ジョッキーによるとトップスピードになって
から背腰の甘さが出てしまい、それと連動して首を上手に使えないため進んで
いかなったとのことで、最後は集中力も欠いてしまったようです。稽古での動きは
以前よりも良くなっていたのですが、結果に繋げることができず申し訳ありません。
距離も思ったより長かったようなので、次は芝1400～1600mあたりの番組を試そう
と思っているのですが、ブリンカーの装着も考えています」

と言うことです。

もともと予定していたレースをフレグモーネで使えなかったあたりから、流れの
悪さがあったのですが、距離適性に関しても陣営が完全に読み違えているので、
いろいろな面で厳しい結果になってしまいました･･･。レース前とレース後の
コメントのトーンが一変してしまった感じなので、今後の対応が気になるところ
です。（諦めて放置されなければ良いのですが、どうなるでしょうか？）


阪神４Ｒ　　３歳未勝利　　　　芝１４００
ウインマリアンヌ　　　　　　　　１１着

レース後のコメント　　　飯田雄調教師　
「『初出走のぶん、序盤は周りに気を遣って進みづらいところがありましたし、狭い
スペースにも少し躊躇していました。それでもラストは一生懸命に走って脚は使って
くれています。距離は1600ｍぐらいに伸ばしても対応できそうです』とジョッキーは
話していました。道中は速い流れに戸惑っていましたが、既走馬相手でもそこまで
大きく負けませんでしたし、使っていけば良くなりそうなイメージです。ただ、この
条件は非常に混雑しているので、あとはどのぐらい間隔を空けて出走できるかですね」

と言うことです。

この時期のデビューで、経験馬が相手なので、厳しい結果になりましたが、仕方が
ありません。１１着ですが、最後はしっかりとした脚を使えていたので、今後の
変わり身に期待します。（最大の課題は時間との戦いです。この距離の未勝利戦は
権利がないと出走するのが非常に難しいので･･･）


中山９Ｒ　　鹿野山特別　　　　芝２０００
モーソンピーク　　　　　　　　　　２着

レース後のコメント　　　石川騎手
「勝負どころで勝った馬にサッと先に行かれてしまいました。ただ最後は差し返す
根性を見せてくれました。もう少しでした。残念です」

と言うことです。

ここが鞍上の差ですね。勝った馬の騎手（菅原明騎手）は、モーソンピークに３回
騎乗したことがあるので、この馬がサッと動けないことは、よ～く分かっているので
徹底マークから早目の競馬をしかけてきました。（このあたりのセンスは流石です）
モーソンピークも差し返す根性を見せてくれたのは収穫だったので、あとはとにかく
コンスタントに使える馬になることからだと思います。（能力はあるので）



今週も厳しい結果が続きましたが、今は我慢の時だと思っています。
モーソンピークの２着で、久々に馬券圏内に入ってきたので、これが来週以降の浮上に
向けてのキッカケになってほしいです！