石楠花に行きました

昨日、愛馬の年間５０勝！のお祝いをするために、銀座三越
に入っている、京料理のお店「石楠花」に行ってきました。
今年の９月に、グランドオープンした三越のレストランフロア
は１１～１２階の「ギンザ ダイニング」に“日本初”“関東初”
“百貨店初”の新規店舗ばかり１７店舗が出店しています。
比較的、リーズナブルにこだわった価格設定（汗）になって
いるので、ランチの時間帯は、結構混んでいます。
私たちは、夕方に行ったので、比較的落ち着いた感じでした。
やや高級なお店は、ちょっと敷居が高かったりするのですが、
デパートに入ってくれると、私たちでも何となく大丈夫な
雰囲気で行くことが出来るので、助かります（苦笑）


一献：雲子と九条葱の羽二重蒸し
九条葱が甘くて白子がふっくらして美味しかったです。



白味噌：海老芋　辛子
海老芋は初めて食べましたがサトイモのようで、白味噌は
甘かったのですが、辛子が少しのっていたので味のバランス
が良かったです。



向付け：本日の美味しい　お魚
ヒラメ、マグロ、炙りブリの３種類で、炙りブリはお塩で
食べたのですが、口の中に入れたら解けてしまいました。
マグロも同様、ヒラメはスダチでいただきましたが、さっぱり
として美味しかったです。築地が近いので新鮮なお造りでした。



八寸：柚子釜、蕪寿司、鶏松風、川海老、堀川ごぼう味噌漬け、
鴨、慈姑餅（くわいもち）、りんご煎餅
小さな物が綺麗に盛り付けられて、食べるのがもったいない
ほどでした。どれも美味しかったのですが、りんご煎餅は初めて
いただきました。さっぱりとしていて、不思議な食感でした。



煮物椀：河豚しんじょう、椎茸、白菜、芹（せり）、
京人参、松葉柚子
河豚しんじょうは、思ったよりもしっかりとしていて、お箸で
崩すのに少し大変でした。私も妻もお箸の使い方が下手なので
顔を見合わせて笑ってしまったほどでした。上品な薄味でダシ
も全部いただきました。



焼き物：寒ブリの照り焼き、焼大根
煮物椀をいただいた時点で、かなりお腹がいっぱいになり、
小さな切り身が一切れかと思いきや、二切れもあり、私も妻も、
焼き魚はあまり好きではないので、食べるのに苦労しました。



炊合せ：聖護院蕪風呂吹き、いのしし肉の煮物、畑しめじ、
壬生菜
いのしし肉は本来は、焼アマダイのはずでしたが、今日は、
アマダイではなくイノシシ肉です。と聞いた時に、「えっ！」
と声を上げそうになりました。馬肉ではなくほっとしました。
臭みもなくお箸を入れたら崩れてしまうほど、やわらかくて
美味しかったです。大きなしめじは見たことがないので、
少し驚きました。



お米を羽釜で炊いていたしまた。私も妻も実物の羽釜を見る
のは初めてなので写真を撮ってみました。



お食事：魚沼産　小池さんの新米、お漬物
魚沼産の新米と聞き、期待しましたが、それほど美味しくは
なかったです（苦笑）今年は猛暑の影響でお米の出来が悪いと
聞いていたので、仕方がないのかもしれません・・・。



水菓子：季節の果物
イチゴ、柿、ラ・フランスの盛り合わせでした。



お菓子：栃餅ぜんざい
私は、ぜんざいは好きなのですが、妻は苦手なので、
どうしたものかと悩みながら、思い切って挑戦して
いましたが、一口で挫折でした（苦笑）
あんこがちょっと苦手な人には厳しいかもしれません。
私のお腹もかなり満杯でしたので、ふたり分は無理でした。



今回は、今年１年間の愛馬の頑張りでプチ贅沢を
してみました。来年も続けられると良いな～と思います。