７／２３（日）の出走・結果

７／２３（日）のトップガン厩舎は、札幌・福島・中京の３場で、７頭が出走しました。


７／２３（日）の結果
福島４Ｒ　　３歳未勝利　　　芝１８００
バロンゾラーレ　　　　　　　　５着

レース後のコメント　　　久保田調教師
「ジョッキーにはレース前に“トモの緩さが目立つので、おそらく小回りでモタつく
とは思うからじっくり構えて脚を使うというイメージではなく、早めの競馬を考えて
ほしい”ということを伝えてありました。上手く導いてくれているものの、ある意味
で大雑把な競馬しかできず、最後は苦しくなってしまいました。勝ち馬は２着馬や
こちらを見ながら内をすくってうまく出てきていましたし、あのような器用な競馬が
できるかどうかということが求められてしまいますが、今のバロンにはちょっと
厳しいので、それが結果にも表れてしまったのかなと思います。申し訳ありません」

と言うことです。

先生のコメントは、いつも正直で、この馬の状況をストレートに伝えてくれていると
思うのですが、勝負事なので、もう少し自信を持って送りだしてほしいという思いも
あります。何れにしても次がラスト勝負だと思うので、今の状況での渾身の仕上げを
お願いします。


中京８Ｒ　　１勝クラス　　　芝１４００
マルクパージュ　　　　　　　３着
ビーナスローズ　　　　　　１０着

レース後のコメント
◆マルクパージュ　　　団野騎手
「前走のように意識的にポジションを取りに行ったり、控えて脚を溜めて切れる馬でも
ないので、出たなりの位置でリズムよくレースを進めて行きました。平均ペースで上手く
脚を使うことが出来たものの、外枠でタフなレースになってしまいましたし、最後は少し
脚が甘くなりながらも３着に頑張ってくれました。非力な馬ですが、暑い中でも頑張って
走ってくれました」
◆ビーナスローズ　　　杉山調教師
「控える競馬をする予定だったのに、スタートが良すぎました。気分よく行かせて
スプリント戦並みのラップを刻んだ割りには、直線に向いてもビタっと止まらず途中
まで踏ん張っていたので、馬はよく頑張ってくれたと思います。入線後に横にいた
5番の鞍上が手綱を落として馬が寄れたので、煽りを食った形で落馬して放馬しまし
たが、馬はすぐに捕まって無傷で帰ってきましたし、その後のボディチェックでも
無事を確認できたのでご安心ください」

と言うことです。

マルクパージュは、馬体重が４００ｋギリギリぐらいしかない小柄な牝馬ですが、この
クラスの混合戦で頑張っています。展開の助けは必要だと思いますが、今のような競馬
を続けていれば、近いうちにチャンスがあると思います。
ビーナスローズは、なかなか思うような競馬ができませんが、馬の状態は決して悪くは
ないと思っています。こちらも展開とかレースの流れが上手く嵌ってくれればと思って
いるので、地道に続戦できればと思っています。


中京１１Ｒ　中京記念　　　　芝１６００
ルージュスティリア　　　　　 ３着
ウイングレイテスト　　　　 　４着

レース後のコメント
◆ルージュスティリア　　　藤原調教師
「すみませんでした。今回はハミを替えて終いを生かす競馬をしてみたのですが、
大外枠からでも前に壁を作ることができたように、前半は計算通りの競馬ができて
いました。ただ、4コーナー手前で外からプレッシャーを受ける形となり躓くことに。
これも競馬といえばそれまでですが、一旦最後方に近いところまで下がってから、
最後はあれだけの脚を使って3着まで追い上げてきていましたからね。川田将雅騎手も
『馬の状態はこれまでの中で一番良かった。スムーズだったら抜け出していただろう』
と話していたくらいですから、非常に悔いの残る競馬となってしまいました」
◆ウイングレイテスト　　　松岡騎手
「ゲートはいつも通り速く、逃げるプランもありましたが、内の馬達が結構主張して
きたので、ポジションは少し後ろになりました。それでも、流れてもいましたし、
4コーナーの手応えも抜群でそこでは勝利も意識したほどです。直線もちょうど馬場
のいいところを通れたのですが、伸び切れませんでした。本当に状態が良かっただけに、
前も捕まえられず、外からも差されてしまったのは非常にショックです。年齢を重ねて
妙に折り合いもつくようになっているので、今後は馬具などでピリッとさせることも
必要でしょうか。重賞を勝つためにあと何が足りないか、また色々と考えていきます。
栗東滞在もしていい状態に厩舎は仕上げてくれたのに、最後のバトンを託された自分が
結果を出せずに申し訳ございませんでした」

と言うことです。

ルージュスティリアは、福永元騎手が強くしてくれた馬なので、川田騎手に上手く
引き継いでもらえればと思っていましたが、なかなか上手くいきません。もちろん
相手が強くなっているので、そんなに簡単なことではないのですが、川田騎手とは
合わない感じです。（ここ３戦は、進路がなくて強引にぶつける⇒相手にぶつけられる
⇒勝負どころで躓く）できれば、違う騎手でいってほしいのですが、藤原先生が
どういう判断をするのか？気になるところです。

ウイングレイテストは、一時期よりは成績が安定してきましたが、最後のワンパンチ
が足りないようなので、今後は馬具等を検討していくことになりました。重賞の壁は
厚いですが、ノーチャンスではないと思っているので、いろいろと工夫をしながら
活路を見出してほしいです。


札幌１２Ｒ　１勝クラス　　　芝１５００
ウインバリオス　　　　　　　 ９着

レース後のコメント　　　加用調教師　
「函館から札幌への輸送で大きく体を減らしてしまいましたし、今日は万全の状態では
なかったと思います。それでもレースでは見せ場を作ってくれたように状態が整えば
通用可能であることを証明してくれたレースだったと思います。この後は馬房の都合で
再び函館に戻りますが、減った体の回復も含めて馬の状態を確認してから次走を決める
予定です」

と言うことです。

着順は良くないですが、直線で前が開いてからは、最後まで諦めずにしっかりと追い
上げようとしていました。最後の脚を見た感じでは、もう少し距離が長い方が良いかも
しれません。


福島１２Ｒ　１勝クラス　　　芝１２００
ウインアステロイド　　　　　１１着

レース後のコメント　　　石川騎手
「内目の枠でしたし、ハナに行くことも事前の選択肢として考えていたうちのひとつ
でした。主張して自分の形を取るまではよかったのですが、番手の馬にあれだけピタリ
と来られては厳しくなってしまいます。最後はバッタリと止まってしまいました」

と言うことです。

逃げる作戦を忠実に実行した結果なので仕方がありませんが、先頭で直線に入った
のに、何も考えずに伸びない内に入ったのは失敗だったと思います。昨日の
レッドバレンティアでも、コースを選べたのに同じように内に入って伸びあぐんで
いたので、もう少しだけで良いので考えてほしいです。
（結果は大きくは変わらなかったかもしれませんが）