「ブレイブワン」

今日は、雨の中で、映画「ブレイブワン」
を観に行きました。

この映画は、なかなか重たいテーマを扱って
いるので、妻と２人で覚悟を決めて、観に行きました。
そして想像以上にいろいろなことを考えさせられ
ました。

許せますか？　彼女の”選択”
という問いかけに対して、
それぞれの想いを話してみた結果、
私は、許せる
妻は、許せない
もちろん、デジタル的に１か０かで、割り切ることは
出来ないので、私も妻も、それぞれに条件や仮定
があったうえでの究極の判断をしてみました。
どちらが正しいということは、誰にも言えないと思います。
許せる／許せないの答えは異なっていますが、
自分ならどうするか？という問いかけに対しては、
２人とも、ジョディ・フォスターと同じことをする
という答えで、一致していました。

ネタバレになるので、内容には触れませんが、
難しい問題に正面から取り組んで、
最後は、非常にうまくまとめたと思っています。
こういう終わり方は、ちょっと想像出来ませんでした。

主演のジョディ・フォスターの迫真の演技も
ひかりました。
うまいという表現よりは、気合の入った熱演という
感じでした。
（フライトプランもそうでした）

妻の評価は、☆４つ、私の評価は☆４．５
２人とも、かなりの高得点でした。

最後にもうひとつ
許せますか？　彼の”選択”

という問いかけをしてみたのですが、
彼に関しては、妻も私も、問題なく”許せる”
でした。
この映画の哀しさを唯一救っている部分が
ここにあるような気がします。

最後の最後まで、考えさせられる、
映画で、非常に見応えがありました。