２０１１年ＭＶＰの発表（今年もお世話になりました）

いろいろな事があった２０１１年も今日で終わりです。
今年も、毎週の愛馬の出走を追いかけながらの１年
でした。
最終日の今日は、毎年恒例の企画になっている
トップガン厩舎のＭＶＰの発表をしたいと思います。

今年もたくさんの愛馬が出走して、それぞれの場面で、
頑張ってくれました。
２０１１年の１勝目は、インペリアルマーチ。
この時が初ダート、しかも５００万下の条件馬でしたが、
ダートに転向後、最終的には今年１年間で４勝を挙げる
活躍で一気にオープン馬まで出世してくれました。
来年は、オープンでの勝利を目指します！
最後の４６勝目は、レッドヴァンクールの復活勝利。
この馬も適性をつかむのに試行錯誤をしていましたが、
結局は原点に戻るのが１番だったことが分かりました。
来年の活躍が楽しみです。
（来年は、オープン馬を目指してほしいです）

出走回数が多かったのは、

①ローレルジャブラニ　１２回
［１２戦：１．３．２．６］
②プラージュ　　　　　１１回
②ローレルエルヴェル　１１回
②マイネイディール　　１１回
②スクエアナンバー　　１１回
ＴＯＰの写真は、出走回数が１番多かった仔に
敬意を表して、ローレルジャブラニにしました。
（写真提供：ローレルクラブ）


出走回数では、６歳牡馬エルヴェルと５歳牝馬
プラージュの頑張りが光りました。
若いジャブラニは、前半戦はダート、後半戦は芝で
コンスタントに頑張りました。芝の長い距離に適性
があることが分かったので、来年も渋々ステイヤー
としての活躍を期待しています。

クラブ別の成績を見てみると
（　）内の数字は去年の勝利数

・キャロット　　　１５勝（２２勝）
・東京ＴＣ　　　　１２勝（９勝）
・社台　　　　　　　７勝（５勝）
・ローレル　　　　　６勝（３勝）
・ラフィアン　　　　３勝（２勝）
・セゾン　　　　　　２勝（９勝）
・Ｇ１ＴＣ　　　　　１勝（０勝）

各クラブ毎の愛馬の数が全く違うので、単純に勝ち数を
比べるのではなく、各クラブ別に対前年比で見てみると
（クラブ別の頭数は、毎年ほぼ同じような感じなので）
今年の頑張りが目立つのは東京ＴＣ、ローレル、社台。
特に東京ＴＣの愛馬の頑張りが目立ちました。
逆に絶対頭数が多くメインクラブのキャロットが大不振。
主力級がベテランになって来たことと、若手が伸び悩んで
いることが原因だと思うので、明け３歳馬と２歳馬の
大躍進に期待したいと思います。
クラブリストラの方針で頭数が少なくなったセゾンも、
勝ち星を大きく減らしました。（９勝⇒２勝）
セゾンは、今後もこのままの状態を維持。その分の落ち込
みはＧ１ＴＣと来年から愛馬が出走するグリーンでカバー
したいと考えています。

ここからは、いよいよ本題のＭＶＰの発表へ

今年の候補馬は５頭

・リアルインパクト　安田記念（ＧⅠ制覇）
　ＮＨＫマイルＣ（ＧⅠ）３着
　毎日王冠（ＧⅡ）２着、マイルＣＳ（ＧⅠ）５着

・イタリアンレッド　重賞３連勝
　七夕賞（ＧⅢ）１着、小倉記念（ＧⅢ）１着　
　※サマー２０００シリーズチャンピオン　　
　府中牝馬Ｓ（ＧⅡ）１着
　マーメイドＳ（ＧⅢ）４着、福島牝馬Ｓ（ＧⅢ）５着

・インペリアルマーチ　年間４勝でオープン入り
　伊丹Ｓ、銀嶺Ｓ（１６００万下）１着　他２勝

・アンチュラス
　未勝利勝ち、ファンタジーＳ（ＧⅢ）２着
　阪神ＪＦ（ＧⅠ）５着

・ピュアブリーゼ
　オークス（ＧⅠ）２着、フローラＳ（ＧⅡ）３着
　フェアリーＳ（ＧⅢ）４着


今年のトップガン厩舎は、去年までに比べて、特別戦
重賞に出走する機会が多くありました。当然の事ながら
その分、力不足を感じる事の連続だったのですが、そう
いう挑戦の積み重ねが大事だと思っています。

春のＧⅠでは
リアルインパクト　ＮＨＫマイルＣと安田記念
ピュアブリーゼ　　オークス

秋のＧⅠでは
ピュアブリーゼ　　秋華賞
レッドエレンシア　秋華賞
リアルインパクト　マイルＣＳ
イタリアンレッド　エリザベス女王杯
アンチュラス　　　阪神ＪＦ
ローレルブレット　朝日杯ＦＳ

がＧⅠのタイトルに挑戦しました。
着順に関しては、それぞれに頑張ってくれた結果なので
まずは、出走出来たことを評価したいと思っています。


ここまで、いろいろコメントをしてきましたが、最終的
にＭＶＰの候補として残ったのは、イタリアンレッドと
リアルインパクトの２頭。

この２頭が今年獲得した賞金を比較すると

リアルインパクト　　１６３６３万円
イタリアンレッド　　１５０９２万円
なのですが、イタリアンレッドは、この他に
サマー２０００シリーズチャンピオンの賞金
５０００万円を獲得しています。

実は、去年と全く同じ２頭が今年も残りました。春の
安田記念終了時点では、今年もＭＶＰは、リアルインパクト
で決まりだと思っていたのですが（初の２年連続ＭＶＰ？）、
この後から全く想像もしていなかったような夏女の逆襲が
スタートしました。
福島牝馬ＳとマーメイドＳではレース展開と運に恵まれず、
力を発揮出来ませんでしたが、それでもしっかりと掲示板を
確保して地力をアピール。この２戦での経験が生きた七夕賞
では、牡馬の有力馬を相手に得意の捲りを決め、悲願の重賞
初制覇。続く小倉記念ではコース適性と七夕賞の勝利を評価
され、斤量が一気に３ｋもＵＰしてしまいましたが、それ以上
の適性を発揮してのレコード勝ち。これで重賞２連勝！
正直、もう次は無いと思っていた府中牝馬Ｓでも長く良い脚
を使って追い上げて来た時には、とにかくもう驚きしかない
状態でした。これで重賞３連勝を達成！！
さすがにエリザベス女王杯では、実力の差を感じる結果に
なってしまいましたが、それでもここまでの頑張りは、十分
過ぎるぐらいの頑張りでした。

と言う事で今年のトップガン厩舎のＭＶＰは
『イタリアンレッド』に決定しました！

１勝目七夕賞（ＧⅢ）

（写真提供：東京ＴＣ）

２勝目小倉記念（ＧⅢ）

（写真提供：東京ＴＣ）

３勝目府中牝馬Ｓ（ＧⅡ）

（写真提供：東京ＴＣ）

来年も、頑張ってほしいです！