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[日記] 胃カメラ体験記

2006-10-04 | 日記

02_31 先日、生まれて初めて胃カメラというものを体験しました

今年の初めくらいから、時々思い出したようにみぞおちの部分がシクシク痛むことが気になってて…まあ、物凄く痛むというわけでも無かったんですが、”会社の健康診断よりはマシな検査が出来ますよ”という、なんだか頼りになるんだかならないんだか解らない医者の言葉に従って、胃カメラをすることにしました

06091401 まずは定番の血液検査の為に血を抜かれるんですが、胃カメラをするには事前にエイズ検査が必要なんだそうです…どうやら器具の洗浄とかの問題があるようで、”検査を受けないようなら胃カメラは出来ない”と説明されまして、検査に同意しました

看護士さんの説明によれば、”普通にエイズ検査を頼むと6500円かかる所、胃カメラに付随した検査なら1500円と格安になります”、とのことでその時は安くなったと単純に喜んでたんですが…確かエイズ検査って保健所行けば無料でやってくれるんですよね?…なんだかちょっと騙された気分w

で、二週間ほどして

06091402 ”胃カメラは死ぬほど苦しい”みたいな事前情報と、エイズ検査というイメージの悪い検査の結果が判明するので、結構憂鬱な気分で病院に行きましたが…とりあえずエイズ検査については陰性でホッとしました

…なるべく気軽な気分でいたつもりでしたが、結果を見るときはやはりつい緊張してしまいましたねw



そしていよいよ胃カメラです

ドキドキしてベッドに横たわっていると、まず喉に麻酔をかけて、そして口が閉じないようにマウスピースみたいなのを咥えさせられ、直系1センチ、長さ一メートルくらいの真っ黒いホースみたいな胃カメラが口から喉、食道、そして胃へと押し込まれるわけですが…

いやー、確かに苦しかったです

検査は大体10分少々くらいなんですが、その間、ずっと苦しいというわけではなくて、押し込まれる時と抜かれる時、そして時々苦しさのピークが波状攻撃のように襲ってくるカンジです

事前に検査中の呼吸法として、鼻から息を吸って口から吐くように言われるんですが、のどには胃カメラが押し込まれてるわけで、鼻から息を吸うのはまだしも口から吐き出すのが大変で…
涙とよだれが垂れ流し状態で、必死で言われたとおりに呼吸するばかりでした

それと胃の中でカメラが動いているのが何となくわかるんですが、もぞもぞ動くたびに(胃が)ちょっと痛かったですね

そして苦しいだけに、カメラが抜かれた時の解放感はマジで凄かったです…抜けた瞬間、ボロボロ涙流しながら何故かゲラゲラ笑いだす程でw

で、検査の結果ですが…とりあえず目に見える腫瘍とかそういうのは無しで、”ピロリ菌とかも大丈夫そうだね…キレイな胃してるよー”とのことでした…診断としては”慢性的な胃炎”ということです

まあ普通は胃カメラをする年代というと、三十代後半からが一般的だそうで、オレにとってはまだ早かったってことなんですかね
でも済んでしまえば面白い体験でした…面白いといっても、また体験するつもりには当分なれそうにありませんがw


[日記] 大江戸温泉物語

2006-10-01 | 日記

Cimg4884 先日、友人達とお台場に映画を見に行った際に、大江戸温泉物語という都心にある温泉施設にも行って来ました

Cimg4887_1 施設には品川駅、新橋駅、そして東京テレポート駅の前から無料送迎バスが出ているので、オレ達は東京DECKSから東京テレポート駅へ

Cimg4891 バスは5分くらいで到着

オープンから既に3年ほどが経過してるので、もうそんなに混んではいないんじゃないかと、ちょっと期待していたんですが…流石に週末だからか混んでましたね


Cimg4895 ここの施設のユニークな所は、施設内では全員が浴衣を着なければいけない決まりになってる所です

←22種類の浴衣から好きな柄を選びます

Cimg4900 ←そして施設の名前に”大江戸”がついている所以がこれです

更衣室で浴衣に着替えて一歩内部に足を踏み入れると、そこはお祭りで賑わう江戸の町を模したテーマパークになってます

Cimg4905

これはまさにお客さんも一緒になってコスプレをしているようなものでw、他のテーマパークとは一線を画した雰囲気作りに成功していると思います

ただオレの場合、普段、浴衣姿なんて見たことがない友人達と浴衣姿になってるだけで、なんだか面白くて仕方ありませんでしたがw



Cimg4910_1 もちろん、ここは温泉施設なのでお風呂がメインなんですが…まあ、お風呂としてはそこらのスーパー銭湯みたいなイメージでした

他にもちゃんと砂風呂や岩盤浴(別料金)、それに足湯なんてのもあったんですが、普通のお風呂(露天風呂や天然温泉あり)に入ってたら、なんかそれだけで結構満足しちゃって…すみません、他の様子は見て無いので全然わかりませんw

Cimg4909 施設内には非常に多くの飲食店があるんですが、入館料とセットになっていた料亭「川長」に予約を入れていたのでそちらで夕食

Cimg4917 みんなでビールを飲んで、和食のコース料理を食べて、ひたすらマッタリくっちゃべってたら…いつの間にか入館から5時間近くが経過していました

自分も皆も浴衣を着てて、町並みは江戸風で、時々お囃子や太鼓の音が鳴り響いてて…オレはすっかり雰囲気に呑まれてしまいましたねえ

後日、一緒に行った友人と話したんですが、正直帰るのが面倒くさくなった、泊まりたかったという意見で一致しましたw
大江戸温泉物語には仮眠や宿泊も出来る施設があるようなので、いっそ泊りがけで来るというのもアリかなと思いましたね


[台湾旅行記] 8月17日・鼎泰豊編

2006-09-28 | 日記

4

8月17日・天気は晴れ

4日目の朝食…3日目とほとんど同じです

Mrt02_2ホテルを早々に出発したオレはまずはMRT忠孝新生駅へ

この日の行動はまず最初に、鼎泰豊(ティンタイフォン)という非常に人気のある点心専門店に行く予定にしていました




02_30 行列必至の店なので、ネットでもガイドブックでも”開店直後がオススメ”みたいに書いてあることが多いです

で、画像は10時の開店よりも早く、9:45くらいに店に到着した時の様子です…どこの紹介記事でも開店直後を狙うのを推奨しているので、オレは開店前の行列も覚悟してたんですが…

05_9 なんか普通に店内に案内されてしまいました…しかも2階のフロアは既にほぼ満席…この様子だと開店30分前くらいからお客さんを入れちゃってるみたいですね




04_18 店員さんがみんな日本語が通じる上に、周囲の客席から聞こえてくるのも100%日本語…台北を観光していて、確かに日本人の姿は数多く見かける機会がありましたが、ここまで日本人だらけの場所は初めてでした…w

←小龍包の食べ方指南やメニューも当然のように日本語

07_4

やはり基本で攻めようと、名物の小龍包を注文…美味い!…こりゃ確かに美味い!

あふれる肉汁、そして口の中で小龍包があっという間にとろけて無くなってしまう食感には心底驚きました

08_5あと他には饅頭も一個頼んだんですが、これも美味かったです

ただ…




台湾でオレが思い知らされたことの一つに”ご飯の量がちょっと多い”、というのがありまして、一人で食べに来ているオレは注文の加減がわからずに、小龍包と饅頭を一つずつ頼んだんですけど…
ここはバリバリの観光客向けの店だからか、量が物足りない!…ホテルの朝食を食べてからそんなに経ってるわけでもないんですが、全然足りないカンジでした!

まあそれだけ美味かったってこともあるかもしれませんが、追加で他の点心や炒飯とかを頼みたかったなあ…
次から次へとお客さんが入ってくるので、4人掛けのテーブルを一人で占有している状況がいたたまれなくなってすぐに出てきちゃいましたが…

くそ…次の機会にはもっと色んなメニューを食べ尽くしちゃる!、と固く誓いましたよ、ええw

8月17日・二二八和平公園編(その1)に続く…


[台湾旅行記] 8月16日・夜の台北市内編(その2)

2006-09-21 | 日記

01_45 台北101から歩くこと15分ほどで、臨江街夜市(リンチァンチェ・イェシー)があります

02_28 基本的に前夜に訪れた士林夜市と同様のイメージですね…店の種類も大体共通していて、狭い道一杯に屋台や夜店が広がっています

03_24 こちらもお馴染みの飲み物…今回は酸梅(スワンメイ)ジュースを飲み歩き

これは今まで飲んだことが無かった味でしたが、梅味が大好きなオレにとってはとても美味かったです…ただ正確には梅味というよりは、プルーン味みたいなカンジでしたね



04_17 ここの夜市は士林夜市に比べると小規模で、15分も歩けば端から端まで見て回れたんですが、今日の晩御飯はこの屋台に決めました

05_10 鉄板の炒め物の屋台のようなので、昼が軽かった代わりに晩はガッツリ食べようと、羊肉炒飯(ヤン・ロウ・チャオファン)を注文

06_10 またもや適当な中国語でも通じたみたいで、注文通りに目の前でチャーハンが出来上がっていきます…日本では、こうして目の前で堂々と料理されて食べる機会なんてそんなに無いですから、なんかこれだけでワクワクしちゃいますね



07_3 出来上がり…見てたカンジだと、味付けは塩コショウにオイスターソースがベースで、他にもちょこちょこと何かが入ってましたね

味は…やべぇ、日本円で320円くらいですが、ボリュームも十分で美味かったです

08_4 そして何でかこのチャーハンがまた、酸梅汁に合うんだ…ただ、ジュースと食事を一緒に摂れない人にはオススメしませんが(汗)




Mrt_1 満腹になったオレは六張犁駅からMRTへ…民権西路駅で降りてホテルへ帰ろうと思ってたんですが、何故かそのまま士林夜市のある剣譚駅まで行ってしまいました

05_11正直、この時は自分でもなんでまた士林夜市に来たのかわからなかったんですが…臨江街夜市が微妙に小さかったのが物足りなかったんですかねw
ヘンな話ですが…ああ、こっちはケタ違いににぎやかだなあ、とちょっと安心した気分でしたw



01_46 せっかく来たので、まだ食べていなかった愛玉(アイ・ユイ)というゼリーみたいなデザートを食べることに

02_29 台湾の屋台で必ず見るこの謎の物体が愛玉です…そして檸檬(ニィモン)味が一般的みたいなので注文しました

冷たくて、ほどよく甘くて美味しかったです



Photo_35おまけ:
士林夜市をブラブラしてると物凄い人だかりが出来てまして(ただでさえ混んでるのに)、どうやら芸能人だかが来ているようで、ちょっとした騒ぎになっていました
オレは台湾の芸能人なんて全然知りませんが、つい流れに乗って写真をパチリw

顔小っちゃ!…それにしてもこのコ、誰なんでしょうね?周囲では林志玲(リン・チーリン)だの楊丞琳(レイニー・ヤン)だの言っている声がちらほら聞こえていましたが、さすがにこんな場所にオレでも名前くらい聞いたことのあるアイドルが来ていることはないと思うんですが…

ちなみに後でホテルの受付にいる若い女の子にこの画像を見せて訊いてみたんですが、わからないと一蹴されてしまいましたw

8月17日・鼎泰豊編に続く…


[台湾旅行記] 8月16日・夜の台北市内編(その1)

2006-09-20 | 日記

Mrt 中正紀念堂を後にしたオレは、一旦ホテルに戻って一休みしてから出発…するつもりだったんですが、なにせ疲労困憊だったもので、結局ホテルで一眠りしてから出発しました…ツアーじゃない一人旅だと、こうやって適当に予定を変更するのも気が楽ですね

02_26 市政府駅でMRTを降りたオレはまず国父紀念館へ

中華民国を建国した孫文に関する資料が大量に展示してあるそうなんですが、オレが着いた時は既に閉館していました…でもここはいわゆる市民の憩いの場というか、夜なのに沢山の若いカップルやお年寄りたちが散歩してたり休んだりしていましたね



101 国父紀念館の前の広場から見える台北101…ガイドブックによればこの広場は、早朝に太極拳や気功をする人たちであふれて一番にぎやかになるとのことで、4日目か最終日の朝には早起きして見学に来よう、と心に誓ったんですが…それはまた別のハナシ

Photo_33市政府庁舎です…ちなみにすぐ近くには三越デパートのビルが何棟も連なってました

03_22 ワーナーのシネコンには多くの若者が





10102 シネコンからすぐ傍の台北101…あそこの展望台には既に登りましたが、せっかくなので夜景も見ておくことにしました

10103 夜に見上げる巨大な台北101は、一種異様な雰囲気を醸し出していました…なんか悪魔城みたいな禍々しさを感じるのはオレの気のせいでしょうか?w

10104

そして展望台からの夜景です

おお…やはり昼間とはまるで違って、光の海がとてもキレイでした



Photo_34 こちらは国際貿易センターから見た景色です

101_1 おまけ:
台北101の非常階段を90階分、真下に見下ろしたアングルです…どんなに目を凝らしても下のほうが完全に霞んでましたね

…ここから何か落っことしてみたい衝動を抑えるのに必死でしたw

8月16日・夜の台北市内編(その2)に続く…


[台湾旅行記] 8月16日・中正紀念堂編

2006-09-17 | 日記

Mrt04新店駅から20分くらい…とても駅舎には見えませんが、MRT中正紀念堂駅です

十日ほど前、台北の”中正国際空港”という名前が”台湾桃園国際空港”という名前に変更されたばかりですが、”中正”とは蒋介石のことです

03_19 なので中正紀念堂とは蒋介石を記念して建てられた建造物なんですが、二二八事件によって何万もの台湾人を虐殺したり、中国共産党に対する狭量なプライドから台湾(中華民国)を国連脱退させたり、その後40年近くも戒厳令を敷くなど、ムチャクチャな独裁者を記念した場所に行くなんてのはあまり気が進まなかったんですが…



04_14 非常に”中国”的というか、こういうだだっ広い風景は日本ではまず見られないので、物珍しさが勝って見に行くことにしました

06_9 画像から伝わるかどうかわかりませんが、なんか遠近感が狂うというか、その場に立ってるだけで頭がクラクラするようなスケール感でしたね




14_1 堂の内部には巨大な蒋介石の座像と、微動だにしないことで有名な衛兵が立っていました…しばらくじっと見てたんですが、確かに眉一つ動かしてませんでしたね

ただ、ここにはドアなんか無くて開けっ放しの空間なので、エアコンなんてものはなくて…

13_1 この暑さじゃ、そりゃ扇風機くらいないとやってられないわな、と納得させられる、ちょっと面白い光景でしたw




09_6 左側に国立戯劇場、右側に国立音楽院が双子のように並んでいるのが見えます

04_15 そしてちょうど反対側、中正門の前から…門の下にいる人が見えますでしょうか?
繰り返しになりますが、とにかくスケールがでけえ…



8月16日・夜の台北市内編(その1)に続く…


[台湾旅行記] 8月16日・烏来編(その4)

2006-09-17 | 日記

01_40 瀑布公園から今度は下りの山道をヒーコラ降りてきて、とりあえず台湾に来た最大の目的を果たせた安堵感に包まれていたオレでしたが、帰りがけに先ほどは素通りしたおみやげ店に寄ってみました…画像の上がちょっと切れてしまってますが「酋長文化村」と看板にあるのが見えますでしょうか

02_22 画像にあるように看板には日本語が書かれ、民族衣装に身を包んだ店員さんたちの多くが日本語がペラペラのようでした

04_13 山道を歩いてきて汗だくになってるオレを見かねたのか、店の奥から出てきた妙齢の女性が冷たいお茶を薦めてくれました…聞けばこの方は秦雅族の酋長の娘さんなのだそうで、民族舞踊とかのイベントを取り仕切っているのだとか




Photo_32 別にタダでお茶をくれたからではありませんが、こちらの店で”とんぼ玉”と呼ばれる完全手作りのガラス工芸品があしらわれた携帯ストラップを、おみやげとして買いました

”かなり安くしたけど…これはまたいつか、今度はお友達を連れてまた来てくれることを見込んでのことだからね”とクギをさされながらw購入…正直、値札も貼られていないので本当に安くしてくれたのかは解らなかったんですが、一緒に記念写真を撮ってくれたり、とても気持ちのいい接客をしてくれたので、別にだまされたとしてもいいか、という思いで買いました

(後日談ですが、台北市内の土産物屋で見つけた全く同様のストラップの値段は、オレが買った値段の軽く2倍以上でした!…どうやら本当に安く売ってくれたみたいです…疑ってごめんなさい!)

07_2 そうこうしている内に時間が昼過ぎとなり、数軒となりのレストランで昼食…どうやら土産物屋と同じ系列の店みたいです

09_5 烏来名物らしい”竹筒飯”と、山菜炒めみたいな料理を食べました…店員さんにしきりに”海老とか肉とか食べないの?”と薦められますが、疲労困憊のオレはとても食べる気にはなれなかったですw

08_3 すぐ目と鼻の先にある烏来滝を望みながらの食事は、ちょっと味が淡白ながら美味しかったです…ここでは30分くらいボーッと身体を休めがてら食べてたんですが、今でも目を閉じると、あの強烈な日差しと涼しい風、そして流れ落ちる滝の音がありありと思い出されます



05_6 行きのトロッコに乗ってる時は、帰りは歩くのもアリかなあとか思ってたんですが、すっかり体力を消耗したオレは帰りもトロッコに乗りました

05_7 地元の子供たちが水遊びをしています…この辺りに無料の露天風呂があるとガイドブックに書いてあったんですが、残念ながら見つけられませんでした

01_41 帰りのバスです…ここでちょっと想定外のことがあって、バスに乗る際にEasyCardでピッと支払うだけじゃなくて、さらに25圓を現金で追加で支払うように運転手さんに言われました(カタコトの英語で)

あれ?オレだけ?かと思ってたら、他の乗客たちもカードと一緒に現金を支払っている様子…ちょっと仕組みが理解できませんが、どうやらそういうものみたいです
こうして台北市外への遠出を無事終えました

8月16日・中正紀念堂編に続く…


[台湾旅行記] 8月16日・烏来編(その3)

2006-09-06 | 日記

11_2この絶望感が伝わりますでしょうか…

ガイドブックで調べた地図だと瀑布公園まで大した距離じゃなかったんですが…高低差を全く考慮に入れてませんでした(汗)

06_7 炎天下の下で、階段と急勾配の山道を延々と登り続けること30分…

01_37 瀑布公園に辿りついた時は息も絶え絶えになってましたね






04_12 こうしてやってきたのは、この旅を思い立つきっかけとなった”高砂義勇兵の慰霊碑”です

06_8 高砂義勇兵とは、簡単に説明すると第二次大戦中に日本兵として戦った台湾原住民の方々のことです

ほぼ熱帯の台湾の密林地帯に住んでいただけあって、南方戦線では内地の日本兵では考えられないほどの行動力で、多大な貢献をしたことが伝えられています…が、戦後の国民党の圧政と、日本側からの国交断絶のせいで、近年に至るまでほとんど省みられることのなかった不遇の方々でもあります




09_2 台北県長が国民党(中国との統一を目標としている政党で、中国共産党同様、日本に対する敵対心が強い)の候補に変わってしまったことで、慰霊碑の撤去騒動が起こるという哀しい事態になり、現在は碑文が竹柵で覆われてしまったり、ほとんどの石碑が撤去されてしまったりと、見るも無残な状態になってしまっているんですが…この撤去騒動のニュースがオレみたいに、高砂義勇兵のことを知るきっかけにもなっているかと思うと、複雑ですね…

10_1

感情的な文になってしまいそうなので詳細は書きません

興味のある方は”高砂義勇兵”・”慰霊碑”でググッてみてください

08_2 半年ほど前に高砂義勇兵について初めて知ってから、ネットや書物で情報を集め、一人の日本人としてここに来ておかなくてはいけない、という思いに衝き動かされた結果、こうしてここで慰霊の鐘を鳴らすことが出来ました

…ここで書き残しておきたいことは、ただそれだけですね


8月16日・烏来編(その4)に続く…


[台湾旅行記] 8月16日・烏来編(その2)

2006-09-04 | 日記

01_34 トロッコの駅への登り口にある看板

04_10 駅舎です…特に時刻表というのは設けておらず、お客さんが来ると発車するみたいですな

03_20 で、これがトロッコを繋げた可愛らしい列車です

ガタゴトと荒々しい音が、ちょっと見た目と裏腹に迫力がありましたね




04_11 オレが駅に着いた時に出発直前だった列車はちょうど満席だったんですが、オレは一人だったので運転席の隣に座れました…ラッキーw

そして間髪いれずに出発したんですが…うわ、思ってたよりも速ぇ!

05_5隣の運転席のパネルを見てみると数字が”20”と表示されていたので、”時速20kmってこんなに速かったっけ?”と思ってたんですが、それから停まるまでひたすら数値が変わってなかったので、壊れてたのかもw



08_1トロッコは横に窓が無くて開放されてるので、民家のすぐ傍や山肌スレスレを走る行程は迫力ありました

01_35 そして数分で烏来瀑布駅に到着…向こうに烏来滝が見えます





01_36 これが滝の全景…落差は80mで、台湾で最大級の滝なのだそうで

02_23 うだるような暑さの中、爽やかな風と流れ落ちる水の音が涼しいです

02_25 周辺にはみやげ物屋が並ぶんですが、オレは別に目的があったので、ここから少し離れた「瀑布公園」へと向かいます…

8月16日・烏来編(その3)に続く…


[台湾旅行記] 8月16日・烏来編(その1)

2006-09-03 | 日記

3

8月16日・天気は晴れ

3日目の朝食は洋食中心ながら、台湾な食事も追加…焼きうどん風のこの料理も美味かったです
この日は烏来(ウライ)という、台北市からちょっと離れて遠出をするので、しっかりと腹ごしらえ

Mrt02_1 MRT新店線の終点である、新店駅です…民権西路駅から40分ほどで、地理的には台北市の南端にあたります




04_7駅を出てからは、 この旅で初めてのバス利用です(空港の送迎や、無料のシャトルバスには乗りましたが)

05_3行き先が烏来であるのを確認してちょっとドキドキしながらバス停で待っていると、周囲のおばちゃんたちが”ウライ、ウライ”と言っているのが聞こえたので、”この人たちの動きに合わせよう”ということにしました

06_6画像を見るとわかると思いますが、一般の車がバス停とかお構い無しに駐車していまして、しかも台湾のバスはたとえバス停に立っていても、ちゃんと手を上げないと停まってくれないそうなんですが、おばちゃんたちが一斉に車道に駆け出してバスを止める光景にビックリw…オレも慌てて追いかけました




01_30

…台湾に着いた夜にガイドさんにちらっと訊いていた所では”EasyCard は使えないかも(市内バスじゃないから)”とのことだったんで、料金の聞き取りとか大丈夫かと心配してたんですが、普通に使えたので問題ありませんでしたね

03_17 車内はあっという間に満員になりました

01_31 そして烏来に到着…ここまでの行程は30分ほどでしたが、道の大半が物凄く曲がりくねりながらの登り勾配だったので、立っているだけでも大変でした




01_32 烏来(ウライ)は台湾の原住民の言葉で”温泉”を意味していて、文字通り山間の温泉街です

03_18 そんなワケで原住民の秦雅(タイヤル)族に関する博物館もあって、ここも見学するつもりでいたんですが…

02_21 は?
なんで休館?
ちゃんとガイドブックで調べた上で来たんですが、なぜかこの日は休館しちゃってました…入り口の横に書いてある営業案内を見てもこの日が休みの理由はわかりませんでした…orz




04_8気を取り直して商店街の様子です… どこか日本の温泉街と共通のイメージがあるなあ、とか思ってたんですが、やはり電柱と電線があるのが日本っぽいんですかね

05_4 もういっちょ…なんとなく、安芸の宮島の光景を思い出したりしながら歩いてました




04_9 橋を渡って、烏来の名物である滝(烏来瀑布)を目指します

01_33 滝までは徒歩でも行けるんですが、名物のトロッコに乗ることに(とにかくひたすら暑いのですw)…で、この像はトロッコの駅への入り口に建っているんですが、微妙な大きさでちょっと怖い…w

8月16日・烏来編(その2)に続く…


[日記] お届け通知

2006-09-01 | 日記

Photo_31 ”お届け通知”とは、送った荷物が相手宅に無事に届いたかどうかを送り主側に通知する、郵便局独自のサービスです

オレは今回、郵便局が請け負ってるとは全く知らずにローソンから荷物を送っただけだったんですが、これはちょっといいサービスですね

普段から各戸に配達業務をしているからこその、無料サービスだと思うのでこれは他の宅配業者はまず真似が出来ないでしょう…今まで宅急便しか使ったことが無かったので、このサービスがいつから始まったものなのか全然知らないんですが、これを企画した人のセンスは素晴らしいと思います


[台湾旅行記] 8月15日・士林夜市編

2006-08-27 | 日記

Mrt01_1 そして夜も更け、いよいよオレが台湾で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない夜市へと繰り出します

01_29 MRT剣譚駅を降りるとすぐ、ネオンの眩しい商店街があって…

02_19 一歩細道に入ると、そこには台北で最大規模の夜市である士林夜市(スーリン・イェスー)がひたすら広がっています




03_16 …念のために書いておきますが、この日は平日です…祝日でも何でもなく、普通の火曜日の夜です
なのにこの人出…夕方になるとどこからともなく屋台が出現し、25:00頃までこうして商店街を埋め尽くすのだそうですが…

06_5 店は洋服、アクセサリー、カバン、コスメ、おもちゃ、DVD、そして種々雑多な食べ物…もう何でもありです

そして何より驚かされるのが、こうした夜市が一年365日、毎晩開催されているという事実です

毎晩ですよ?日本での縁日を何倍も大規模にしたようなこの喧騒を毎晩毎晩、1日も休まずにやってるんですよ!?(しかも士林以外の場所でも夜市はいくつも開催されてるワケで)
…店側もお客さん側も、台湾人のこの底無しのパワーは一体どこから湧いてくるのやらw

08_01_1とりあえず夜市の入り口付近で売っていたよくわからないけど火の通ってそうなお菓子を買い、食べ歩きしながらイロイロと見てまわりました

09_3 そして飲み物は近くの屋台で適当に、この冬瓜茶(トゥクワンチャ)というものを選んで買ってみたんですが、恐る恐る飲んでみてびっくりしました

”この飲み物知ってる!…メチャ懐かしい!”
…オレは昔、小学生の頃に父親の仕事の都合でマレーシアに何年か住んでたことがあるんですが、その頃に好きでよく飲んでた飲み物でした

ただ小学生の頃の事なので、この飲み物の名前が全然記憶に無くて…そうか、コレは冬瓜茶という飲み物だったのか…

13_01肉や海鮮の串焼きとかを売ってる屋台にもそそられたんですが、ちゃんとした食事を摂ろうということで、台湾でポピュラーな国民食である牛肉麺(ニウロウミェン)を食べることに

13_03 奥の、如何にもなテーブルに通されて、牛肉麺を注文…どうやらおばちゃんにはオレの適当な中国語でも通じた様子でホッと一息w

13_02 牛肉を煮込む、いい匂いが漂ってきます





13_04周囲のテーブルについてるのは観光客風ではなくて、地元の人たちばかりのような…観光客はあまりこうした屋台では食べないのが普通なんかな?、とオレの中で弱気の虫が騒ぎ始めますが、もう注文しちゃったし、まあいいやw

13_06 出てきました

味は…うん、牛肉のダシがよく出てて美味い…でもちょっと物足りないかな?…と思ってたら、おばちゃんが何か容器を出してくれました

13_08 なんだろうコレ…暗くてよくわからん…でもとにかく入れてみるか、と試しにスプーンで容器の中身をすくって麺に入れてみたら、いきなり美味さが倍増!

でも辛っ!美味いけど辛い!コレってひょっとして…とフラッシュをつけて撮影してみたら…



13_09 …メチャ真っ赤でしたw

唐辛子のガンガン入ったこの謎の調味料(?)によって、ちょっとボヤけてた味が一気にパンチの効いた味に変貌!

13_10 おかげでスープも全て飲み干し、まさに完食してしまいました…いやあ、非常に美味かったです!

そして食後、店のおばちゃんに”好吃!(ハオツー=おいしい)”と頑張って覚えたての中国語で声をかけたら、”オイシイネ!”とニッコリ日本語で返されましたw…台湾の夜市、最高です



04_6おまけ:
夜市の奥の方にあったこの店で、日本のとあるTVシリーズのDVDBOXを買いました
シーズン1~3+α…日本で普通に新品を買えば5~6万円は軽くかかる分量でしたが、値段はわずか4千円w

いやだなあ、海賊版とかじゃないですよ(…多分w)

8月16日・烏来編に続く…


[台湾旅行記] 8月15日・淡水編

2006-08-27 | 日記

Mrt02 洗濯を終えて再びホテルを出発したオレはMRT淡水線の終点である淡水駅へ

Mrt03_2 台北市内を流れる淡水河の河口にあります





03_14 ガイドブックによれば”夕日がキレイ”という触れ込みだったんですが、オレが到着した時はまだ夕日には早かったようなので周辺を散策してみることに

04_5 かつて淡水は貿易港として栄えた街なんだそうですが、現在もかなり活気のあふれた商店街が続いていて、台北の市街部とはまた違った雰囲気が楽しかったです

05_2

コンビニも一軒くらいしか無く、ここに来てようやく日本ゆかりの看板とかが目に入らなくなりました




08 海沿いにずっと遊歩道が整備されているんですが、沢山のカップルや家族連れが散歩しています…日本人観光客らしき人たちもちらほら

Bb01遊歩道には縁日の屋台みたいな店構えが多いんですが、これは射的場のようです

Bb02 BB?エアガンのBB弾のことでしょうか





03_15 淡水の後は台湾名物の夜市に行くつもりだったので、つまみ食いはよそうと思ってたんですが、この店で人々が買ってるアイスクリームを見て、どうしてもガマン出来ずにオレも買ってしまいました

01_28 だってコレですよ!?w

一つ10圓(40円)ながら、このド迫力!

…でも味は値段相応というか、ぶっちゃけあんまり美味いしく無かったです(ちょっと薄いというか、水っぽくて)
まあビジュアルだけで十分面白かったので後悔は全くしてませんがw




05_01 そしていよいよ夕日です

静かな波の音と共に昼間のうだるような熱気がスッと引いて行くのが体感できて、とてもいい雰囲気でした…やっぱり南国っていいなあ

08_01写真を撮っている人、静かに眺めている人、思い思いの様子で黄昏を過ごす人たち

前にもちょっと書きましたが、出発前の天気予報では台北の天気はずっと微妙だったので、晴れてくれてホント良かったです

8月15日・士林夜市編に続く…


[台湾旅行記] 8月15日・台北市立図書館編

2006-08-23 | 日記

Mrt06_2台北101からシャトルバスで市政府駅に戻ったオレは、今度はMRT木柵線に乗り換えて科技大棲駅で下車

Photo_29 科技大棲駅と大安駅の二駅を結ぶ線路沿いは”粥横丁”とも呼ばれているそうで、いくつか有名な粥屋があります




01_25 こちらはその中でもちょっと珍しい、24時間営業をしている永和清粥大王(ヨンフー・チンヂョウ・ダーワン)

03_13 100種類ものおかずと、食べ放題の芋粥が食べられるのがウリなんですが、一人で大した量が食べられるハズもなく、画像のようなカンジの注文となりました(日本語も英語もダメだったので指差しで注文w)

そして台湾で初めての台湾らしい食事ってことで期待しすぎたんでしょうか、美味いことは美味いんですが、オレにはただのお粥だとしか思えなくてちょっと微妙に思いました

お粥となってても台湾の米の美味さが日本の米と比べても見劣りしないのは解りましたし、おかずも確かに美味いんですが、これだったら普通のご飯のおかずとして食べたいなあ、などと感想を持ったんですが…
実はオレのこのお粥に対する感想が思いっきり的外れだったことが最終日の朝になって判明するんですが、それはまた別のハナシです

01_26 釜一杯のお粥のせいで、やたらと満腹になったオレが向かったのは店から徒歩15分ほどの場所にある台北市立図書館です

どうしてガイドブックにも載っていないような、こんな施設に来たのかというと、これまたオタクな理由なんですが、台北市には漫画図書館というものがあるそうなんですね

02_16 現在の台湾総統である陳水偏氏が台北市長だった時に設立させたそうで、公式サイトでは手塚治虫や藤子・F・不二雄の紹介文が載ってたりしてどんな図書館なのか楽しみにしてたんですが…

…なんか場所が違ったみたいです…内部のほぼ全てのフロアを見てまわったんですが見つけられませんでした…残念

Photo_30 MRTの駅からはちょっと離れてしまったので、一旦タクシーを使ってホテルに戻ることに

運転手さんが片言の英語を喋れたので少し話したんですが、開口一番”日本人か?オレは日本が大好きだ”と話しかけられてちょっと面食らったりw

台湾では観光客を相手にしたタクシーのボッタクリの被害が多いらしいので、オレはホテルへの帰り道を変に遠回りとかされないように警戒していたんですが、拍子抜けするくらい最短コースでホテルへ到着
”一人で来た?ダメダメ…次は家族や友達や恋人と一緒に来なよ”
”じゃあな!台湾を楽しんでくれよ!”
と、どこまでも朗らかな運転手さんの態度に、ちょっと緊張していた自分がアホらしくなったほどでしたw

01_27 いきなりですが、これはホテルから徒歩数分の場所にあったコインランドリーです

02_20 ホテルに戻ったのは、汗だくになった服を着替えたいという理由もありまして、しかしここで着替えてしまうと、全部で四日分の着替えしか持って来ていないオレとしては、着替えが早々に無くなってしまうことは確実…で、仕方なく初日と二日目に着た服を洗濯することにしました

で、ここで台湾人のおばちゃんが、機械の操作でまごついていたオレに助け舟を出してくれまして…

汚い英語なんですが”あたしも何度かやってようやく理解できたのよ”とか、一生懸命教えてくれたのが非常に有難かったです…そして去り際に”Enjoy Taiwan!”と、先ほどのタクシーの運ちゃんとほとんど同じ言葉をかけて去っていったのがとても印象的でした

台湾人の人当たりがすごく柔らかいってのは本当だったんだと改めて実感しましたねえ

8月15日・淡水編に続く…


[台湾旅行記] 8月15日・台北101編

2006-08-22 | 日記

101_06_1 貿易センターから歩いてすぐにある台北101

世界一高いビルというだけあって、曇りの日はてっぺん辺りが霞むそうです

101_07_1 正式オープンからまだ一年ちょっとなので、まだイロイロと真新しいカンジです




10101_1 何フロア分にも広がるショッピングモールは高級ブランド店が並ぶリッチな空間なんですが、男一人なのでほとんどスルーです…日本での価格にそんなに詳しいわけではありませんが、ざっと見た所こちらの方がちょっと安い…かな?

10102_2 きらびやかなモール内は確かに目を奪われるんですが、オレとしては”冷気開放(エアコン)”の有り難味を身に染みて感じるのに忙しくて…w

101_01_2 そして台北101の目玉である展望台へ

350圓(1400円)と料金がちょっと高めですが、日本一の横浜ランドマークタワーよりさらに200mも高いという、508mの眺めにワクワク



101_05_1 台北101は日本のゼネコンが建築を受注したそうなんですが、世界最速と謳われているエレベーターも東芝製でした(シンドラー製だったら乗らずに帰って来てたでしょうw)

少し前に六本木ヒルズの高速エレベーターにも乗りましたが、台北101の方が揺れとかショックとかが更に少なかった気がします…時速60kmもの速さで昇降しているのにそれを全く感じさせないとはモノ凄い技術ですね

101_16_1 展望台のようす

101_14_1 そしてこれが窓の外のようす

さすがに高いですね!ちょっと空気がもやってるのは、夏だから致し方ありませんな…冬の夕焼けとかキレイそうですねえ



101_19_1 ”ふはは! 見ろ、人がゴミのようだ!”
…と、お約束の呪文を心の中でこっそり叫んでおきました…が、あまりにも視点が高すぎて人サイズだと判別自体不能でした(ぶっちゃけ、ゴミ以下ですw)

10106_1 高さを堪能している内に昼をとうに過ぎていたので、次の目的地へ

台北101とMRT市政府駅を結ぶシャトルバス(無料)があるのを発見したので、帰りはこのバスで…もう出来れば外を一歩も歩きたくないのが本音ですw

10102_1 ちなみにこれがシャトルバスの料金口です

真ん中にあるのがEasyCardの認識装置ですね
日本のバスも早くICカードを導入してくれないかな…

8月15日・台北市立図書館編に続く…