Tsuruday

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24才、網膜剥離。 6 ~手術終了

2007-05-03 02:04:31 | 網膜剥離と眼のこと
おととい5/1に手術が終わって,今日で3日目です.
手術も無事成功したようで,今は問題なく入院生活をおくれています.

網膜剥離の手術には,剥がれた網膜を元に戻す方法として,
硝子体と呼ばれる眼の内部にガスなどを入れて,内側から行う方法と,強膜と呼ばれる部分を眼球の外側から押して網膜の剥がれようとする力をキャンセルする外側からの方法との2種類があるそうですが,私が受けた手術は,2つ目の外側からの方法でした.

医学用語で言うと,

術式;網膜復位術,網膜裂孔閉鎖術,強膜内陥術

と言う手術でした.

この外側から行う方法は,主に若い人の網膜剥離の場合に用いられることが多いそうですが,かなりの痛みを伴うため,全身麻酔で行われるのが普通だそうです.
私の場合も,全身麻酔でした.
最初聴いた時は,まさか全身麻酔になるとは想像してもおらず,驚きましたが,眠っている間に手術が終わるということで,少し不安も和らぎました.
手術時間は1時間半の予定でしたが,術部が広かったため,実際には3時間に及ぶ長丁場でした.
(とは言っても私は眠っていただけですが)

全身麻酔で意識を失うのは初めての経験で,どんな感じだろうと期待と不安が入り混じっていましたが,手術室で麻酔医の先生と2,3言,言葉を交わしたと思ったら,次の瞬間,病室のベットの上で,左眼には眼帯,口には酸素マスクをつけて,全身もろもろの装備が取り付けられていました.
手術を受けたその日一日は,まだ麻酔が効いていて意識がもうろうとしていましたが,その日のうちにもろもろの装備も外れ,自分で歩くことができました.

次の日は朝一で術後の診察.まだ自分では左眼を開くことができなかったので,こじ開けられての診察でしたが,手術した部分は問題ないとのこと.
手術直後は,眼の痛みも強く,自分ではあけれない状況でしたが,今では,痛みも和らいでいます.
まだ,左眼には眼帯がつけられていて,自分では見え具合を確認できていないのですが,手術した部分の癒着を防ぐためにも左眼を動かしていてくださいとの指示で,こうして日記を書いたり,ネットを見たり,雑誌を読んだりして,リハビリを始めています.

まだ,いつ退院できるかどうかとうことは決まっておらず,眼の経過次第ということですが,まずは,左眼の眼帯が外れるのを目指して,リハビリ生活を送りたいと思います.
早く眼帯がとれて,両目でモノが見れるようになるのが待ち遠しいです.