Tsuruday

日記のようで
落書きから宇宙開発まで
なんでもありのblog。

今日の朝の出来事

2005-08-01 13:41:07 | Weblog
今日学校に行こうとして駐輪場に行ったら
自転車がない!!
周りを見渡しても俺の自転車は,見あたらない.
盗られたかなー
と思って歩いて学校に行こうとしたその時,
俺の自転車に乗って駐輪場に入ってくる野球部のユニホームを着た中学生の姿が.
駐輪場の入り口のところに俺が立っていたせいで,
その少年は俺が退くのを待つ形で立ち止まっていた.
 俺 「君(隣の中学校を指差して)ここの生徒?」
 少年「…」
明らかに挙動がおかしい少年.
 俺 「その自転車俺のなんだけど…」
 少年「え!あ…」
やっぱりなーと俺は思った.
というのも俺の住んでる寮の真横が中学校で,自転車通学できない生徒が
寮の駐輪場に自転車を停めているってことがよくあって
中には停めてある自転車を盗っていく輩もいたからだ.
鍵を壊されて,ちょっと拝借でもされてたのかなぁ
と思って鍵を見るとちゃんと鍵がささっている.
 俺 「あれ,かぎささってるやん…」
 少年「友達から鍵を借りて…(言葉に詰まる)」
 俺 「でもこの自転車おれのなんだよなー」
俺が持っている鍵をさすと(当たり前だけど)ちゃんと開く.
 俺 「ちょっとその鍵さしてみて」
少年が持っていた鍵を入れると確かに開く.
そこで,なんか拍子抜けしてしまって
 俺 「鍵が同じだったらしょうがないよなー」
 少年「すいません!」
 俺 「自転車戻ってきたし,怒りはしないけど,寮の敷地に勝手に入ったらいかんよ.
    こんな暑い中,部活かー.たいへんやね.がんばれよー.」
って言って,許してあげました.
その少年はすいませんと繰り返し謝りながら,逃げるように中学校に入っていきました.
たぶんその少年は友達が停めてた自転車と俺の自転車を
間違って乗って行ったんじゃないかな.
友達のだと思ってたら他人の自転車で,しかも停めにきたら,
その持ち主と鉢合わせるって,
なんかかわいそうだなーと,俺の方が被害者なのに,思ってしまって
最後は(関係ないけど)つい,少年を励ます言葉が出てしまいました.
まあ,自転車がないことに気づいてから5分くらいの間の出来事だったので
よかったのですが,これが2時間も3時間も探した挙句の出来事だったら,
きっとすごい怒ってただろうなー.

でも,鍵がまったく同じだったらどうしようもねーよな.
これでは防犯対策が甘いってことになってしまうんで何とかしないと.

防犯意識について,改めて考えさせられた出来事でした.