坐花酔月 徒然日記

 「花咲く処に腰を下ろし 月を眺めて酒を楽しむ」 この一年、どんな年になるのか。

高清水 山廃仕込みは人肌がイイ

2007-12-21 22:21:29 | 酒と肴、旨いもの
 今日はカミさんが頒布会で購入した、高清水の山廃仕込みというお酒について。
 アルコール分:15.0度以上16.0度未満、原材料:米・米麹・醸造アルコール、精米歩合:65%の本醸造酒です。
 そして山廃仕込みとは、『酒母(酛)を造る生酛法での「山卸し」という蒸し米麹・水の混合物を櫂棒で寒い冬の深夜に何時間もすりつぶす作業を廃し、櫂でつぶす代わりに麹の酵素力で溶かす方法。』と本に書かれていた。
 そういえば以前、宮尾登美子原作のドラマ「蔵」の中に山卸しのシーンにあったような気がするなぁ。造り酒屋の盲目の娘の役に松たか子でしたね。とっても感動した記憶があります。
 おっと、話がそれてしまいましたが、山廃酒とは『味が濃醇で奥深さがあり、酒質がしっかりしていて長期間置いても酒がへたらない。』って書いてありました。しかし私には難しいのでよく分らない。まずはいただくことにしました。
 初めは常温で飲んでみましたが感想は「う~ん」。次に人肌くらいに燗をしてお猪口でグピッといただきました。これが旨い!! こんな私にでも「さっぱりとした、飲み飽きない上品な味」と感じてしまうくらい美味しい酒でした。
 これからの寒い夜におでん鍋でもつっついて、人肌のこの酒が飲めたら、きっと幸せだろうな。そんな酔い心地も好い酒でした。
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