超×2伝説のプログ

【普通のプログ】基本的に恣意的ブログ。新題→「伝説」<超>付けた。「超」を拒んだ。超を二乗にした。

シンウルトラマン観てきた。(ネタバレ有り)

2022年06月13日 03時38分50秒 | アニメ 漫画 日記 イラスト ニコニコ
明日もoffになったので
急いでナイト上映予約して
帰りは電車無いから徒歩で観てきた。
これでネット上の批評や感想を読めるようになったわ。

(以下ネタバレ有り)



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まずこれは大人用のウルトラマンで在ること。
そうゆうの望んではいない
しかしそうゆうウルトラマンも居て良いと思う。
でも何かしら忘れて置いてきた様な気持ちにさせるけど
それが何なのかハッキリとはわからん。

初代ウルトラマンのアプローチは既に何回か行われて
順番に言えば

帰ってきたウルトラマン
ザ★ウルトラマン
ウルトラマングレート
ウルトラマンパワード
ウルトラマンネオス
ウルトラマンネクスト
ULTRAMAN


の次がシンウルトラマンと言う事になろう。

で、シンはこれらのリメイクシリーズのツボをソツ無く取りまとめて
おそらくこうゆうのやりたかったんだろうなと伺わす展開(特にULTRAMANなどで)
その点で抜きん出てる亜流。
実はそのくらいの評価しか無い自分。
ここから先は好みが有るだろうけど
ヘアッとかの掛け声も欲しいし始終無言て何?
戦いもビームの長尺が多いしヤシマ作戦のつもりかな?でもそれには全く及ばないし。
立ちポーズがデフォルトのつもりか
しょっちゅう出てくるし
ポージング考えようよ
古谷ビンさんをモーションアクタに起用しててそれなの?
まあこれらも致命的ではないが
登場者の顔アップが多すぎて
俯瞰がほとんどのウルトラマンが大きく見えないとか
エネルギー減少で身体ラインが赤から青になるなら何故カラータイマーを排除したのか?とか

BGMほとんど宮内國朗さんなのにメフィラスの時だけ違うとかなんでや!とか
ラストで主人公とウルトラマンの分離場面は旧作オマージュだけど
変身場面の逆回転で人間に戻るとき地上で片手上げたウルトラポーズの主人公にオーバーラップして欲しかったな。あの林で。
その後に綺麗な空を見上げ主人公に「お帰りなさい」と女性の声を被せてEND

こうして欲しかったけど
とにかくさあ仲間とか絆とか推しすぎ演出がハードなのか通俗なのか
昨今の平成ライダーにも言える妙な文法でシンウルトラマンもそれら掻い潜る水準ではなく、むしろ強固されてた。
この文法に名前を付けような
戦争ポルノとでも言おうか(まだ仮称)

ちなみに感動ポルノと言う呼称は自分がニコニコ実況で創案した言葉で
24時間TVの傾向をアダ名出来ないか話してた時の自分のコメント。
あのときの実況民は皆感心してたよ。
絶賛だったかもな。

ウルトラマンの場合ならヒーローポルノかな。まだ決めないけど。

シンウルトラマンはヒーローモノとしては熱く燃え上がるモノはなく
小器用に理解ぶった衒学趣味にバロディオマージュデジャブちゃんぽん仕上げでこさえた特撮バプルの1幕
バプルったって中身がないんじゃホントに泡だよ。

やはり大人用
頭カタイカタイ

でこれが観客動員を稼いでるだって?

こんなのは本物が出てくれば一掃されるだけよ
その本物の前哨にもならん



う~ん、、ここまで言うつもりは無かったんだけとな
巨大女子隊員やゼットンの使い方とか楽しめたんじゃないのかな
だからこそ不満点も出てくるのだよ
さっき言ったラストシーンとかね

と言う事でまぁまぁの映画だけど
絶賛はしないな
どうにも手狭に作ってる感じの閉塞感や
希望も感じさせない
滅びる前の輝きしかない人類
宇宙人が守って戦ってる事実こそ無価値で異常な世界でヒロインが気をつけてね頑張ってねと労る心配するだけの薄っぺらさ
早く言えばウルトラマンてさ人間ドラマじゃないんだよ
だから怪獣と戦う巨人と言うメタファー無くしたら世知辛しか残らないの当たり前よ
ウルトラマンもツラいのだ!って事でしょ?
世界観を殊更ナチュラルにしたらウルトラマンと言う作劇構成に破綻が生じて、そのリカバリーに終始するだけになってる。
だってロマンも夢も無いから。
仮面ライダーもね同じ轍を踏んでる
それは只のキャラクター劇だよ
キャラクターだから根源(レゾンディトル)を逆方向に要求するんだよ
愛とか友情とか仲間とか
何それ?少年ジャンプかよ

まとにかく久々に映画館で見て楽しかった
ナイトだからガラガラだったし
しかし残り30分がションペン行きたいの我慢して見てたな
やっぱ110分大変やった

次はシン仮面ライダー行くかな
ポスター貼ってあったぞ。


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