超×2伝説のプログ

【普通のプログ】基本的に恣意的ブログ。新題→「伝説」<超>付けた。「超」を拒んだ。超を二乗にした。

シン仮面ライダーに不安の陰り

2021年10月01日 19時24分57秒 | アニメ 漫画 日記 イラスト ニコニコ
庵野秀明監督の 次回作シン仮面ライダー!!
楽しみにしてる人も 多いようだけど YouTube に上がっているオープニングデモ ちょっと見た感じ
どうにも不安な印象がある

というのは 仮面ライダーの原点再生は
周期的に行われており
順番から言えば
● ライダーマン
●ストロンガー
● スカイライダー
● ブラック
●真
● ファースト
、、等

これらは 個人的な復讐として誕生しつつも 人類を守るヒーローとして成長する序盤を描いたもの
とても魅力的ゆえに何度もアプローチされてるが
その原点回帰 には長短ありまして
スーパー匕ーローとしては地味で暗い。
爽快感も無く、その結果
初期の旧1号 は低視聴率で伸び悩んでいる
先に挙げたライダーマン以降の 原点回帰 シリーズも 同じ轍を踏んだ 低迷ぶりがうかがわれる

そもそも旧1号は 魅力的ではあるけど
そのままだと 勝利することは可能だろうか?
おそらく 自己犠牲のような 敵の基地と一緒に自爆とか
そのくらいが関の山ではないだろうか?
それを免れるには もっと強くアクションキャラクターとして成長(路線修正)する必要があった
そして実際それで視聴率も上がっている。
お話の方がちょっとポンスケになるけど
ヒットして数字が取れるという意味では仮面ライダーは こうならざるを得ない のだ

そしてその 繰り返しの 呪縛 から逃れる 術は いくつかも試され 光明も見せてくれた のが昭和のシリーズの奇跡とも言える。

アタッチメントのギミック性を押し出したライダーマン
野獣そのもので孤独感を回帰したアマゾン
主人公を空手達人+ファイブハンドでメカとアクションを制覇したスーパー1
厳密に言えば平成のJまで入れてもいい
仮面ライダーの巨大化
そこまで成長したのだ

平成以降はまたこじんまりとした 小さなライダーを 描くことが与えられたようだが同時にアニメのような 大きな世界観も扱うようになり
仮面ライダーとは一体何であったのか
その答えがこの 原点回帰シリーズとして平成ではファーストなど で問い質される

更に藤岡弘さん本人が 変身する 新しい1号
そして 庵野監督のシン仮面ライダー と 展開してるのは分かると思う

これらは試験的な実験のノリもあり
特に答えは出てないように思う

さっきも言ったように旧1号は魅力的であるがゆえにスーパー表現というものは 抑えられると言う ジレンマは絡んでるわけ
だからこそそこをクリアしたい と誰しもがそう思う

しかし 本郷猛のような 誕生経路を再び リメイクできるのだろうか
ちょっと無理なんじゃないか?

いや無理ではないのだが放送できないレベルになるしかないのである
つまり 昭和以上の グロ描写 迫害描写
それをやればひょっとしたら新生 本郷猛は生まれるかもしれない

個人的には江川達也ライダーに突破口を感じたが。

しかしそれらを生誕何周年と言うお祭りイベント的に 算出するなんて
ちょっと問題のある企画に思う
結局は毒にもならない
拙な模倣でお茶濁すだけではないか?
もっとマイナーなネット配信かローカル製作かアマチュア動画のが期待出来そうだか?

温故知新 原点回帰シリーズに 傑作がないのは実は新ダブルライダーのスーパー表現を経た後には再び初期のフィーリングには還れずライダーマンの時点でもV3より弱い人としてしか認識されなかった

つまり 藤岡弘さんが演じた本郷猛を超える 挫折と苦悩ヒーロー は今果たして誰にもできない、本家シリーズだからこそ無理なのだ

だからこそ 庵野監督のアプローチに 興味があったんだが
YouTube 画像を見る限り
そういうこだわりを 感じさせない
グロの気配も無さそうで

これは単にパロディ映画?
アマチュアっぽい 楽しい映画 にしか見えない

何も残らない仮面ライダー かもしれない

今デジタルで昔の仮面ライダーを 再現するのは ビジュアル的には可能だろう
しかし そこに 何かを 伝えようとする勢い 意気込み 何となく感じない
せめてブラックの時ぐらい大盛り上がり感が欲しいんだけど
どうもこの 倉田てつを君ぐらいの
金星欲しいと言うかさ
ヒロインの選び方も 適当みたいだし
庵野は本当に作る気アンノかね?( 洒落)

まだ全部を見てないから何とも言えんけど 少し覚悟 を決めておくつもり

他の人みたいに諸手を上げて期待できない 自分よ。


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