(´・ω・`)ショボーン

いろいろと…

フルーツバスケット

2004-11-18 | Anime
TV東京(関東に住んでる人)で木曜の夕方6時から放送していた『フルーツバスケット』にはまっていました☆ ギャグマンガ的なところが大半ですが、男女問わずに心温まるストーリーに感動できる事と思います。 楽しい思い出、どんなに辛い思い出であったとしても忘れていい思い出なんてないのですね。 人は障害にぶつかった時にめげそうになったりします。 けれど、それでも前を向いて笑顔で歩いていく事が自分にとって一番大切な事なんだって気づかせてくれるアニメです☆ いつも傍にいる人として家族の存在があげられますが、その家族がいなかったとしたら……人が生きていく為には誰か寄りそって一緒に歩いていける人の存在が必要なのだという事。 普段は決して周りの人に弱い面を見せず強く振舞ってはいても、何処か心の奥底でふとそんな見せかけの強さの糸がプツン……と切れてしまう時がある。 そんな時にいつも傍らにいて心を癒してくれる存在が必要だと思い知らされる……。

ハートフルコメディっていうのでしょうね☆ 関係ない話になってしまいますが、人と人が惹かれあうって事は、お互いの心の何処かに共通する部分があって、それでいてあわない部分もあって、どちらかにそれを補えるだけの力がある場合におこるのではないでしょうか。 身近な事で言えば、趣味があう・あわないという事もそうです。 そう考えると、自分一人で生きているように見えても、人は誰でも心の奥底では誰かを求めているんだと気づかされますよね?

私は誰にも頼らずに生きていく事を誓ったのですが……無理なようです。 他人なんて誰も助けてはくれない……いくら手をのばしても誰もその手を掴んでくれる人なんていない……大切な人を失ってから決して他人と深く交わろうとしてこなかった。 楽しかった思い出も悲しい思い出も全部忘れてしまえば、何も考えなくてすむと……全ての記憶を心の奥底に閉ざしてきました。 決して振り返る事はしないで前だけ見て生きてきた。 でも、見せかけの心の強さの糸がある日切れてしまった。 自分を振り返ってしまったんです……振り返るとそこにはあの頃の泣いている自分がいました。 誰でもいいから助けてほしい!と心の底から願っていたあの頃の自分。 大切な人が苦しんでいる時に何もしてやれなかった自分。 自分の力のなさに気づかされた頃の悲しい記憶……。

そんなあの頃の自分の姿に手を差し伸べました。 そういうと変な話になってしまいますが、私はずっと大切な人と過ごした楽しい記憶や悲しい記憶全てを、あの頃に置き去りにしたまま前だけ向いて歩いてきました。 でも、このマンガを見て改めて気づかされた事は、それがどんなに辛い思い出であったとしても決して忘れていい思い出なんてないんだって事です。 その思い出も大切な思い出として思えるような強い自分になれるように……。

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