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花鳥風月∞日々あれ是日記

島田真千子バッハの思い

2016年05月09日 | クラシック音楽

放心状態・・∵しばらく思い出に過ごします

・・もうそろそろ夢から目を覚まして、日常生活に戻らなくては・・。
想像していた以上に、あまりにも特別なコンサートだったものだから・・。
色んなこと色んなこと、ヴァイオリニスト島田真千子に思い巡らす一週間だったなぁ。
自分で、この音いいっ!て始まった(09年11月22日記日)、純粋に一人の音楽家を見つめ続ける喜び♪
音楽家として成長する姿や、クラシック音楽界で周りに認められ着実に躍進する姿観られる喜び♪
妄想気味なところもあるんだろうけど、自分の眼に耳に間違いなかったんだなぁ・・と自画自賛!
大切な思い出少しずつ書き残していこう

バッハ:無伴奏ヴァイオリン ソナタ・パルティータ・・ホント好きだぁ・・。
これまで数々のまっちーコンサートで、愛情あふれるバッハ:無伴奏聴いてきて、その時々で演奏スタイル・音色の違い感じてきた。
忘れられない演奏が、名古屋電気文化会館でたくさんの演奏者の中、まっちーがシャコンヌだけ弾くコンサートがあって
その熱く!激しい!シャコンヌに驚き衝撃を受けて、まっちーの混沌とした、今!をシャコンヌから感じ取ったことが忘れられない出来事だった!
色んな名手たちの演奏もCDや生演奏で聴いて来たけど、これほど個性あふれるこだわりいっぱいの演奏聴かせる曲もない。
今回まっちーの演奏してる姿観てて、あまりにも落ち着き穏やかに奏でてる姿に驚きさえ感じたんだよなぁ。
ここ数年前から、まっちーは古楽・古楽器の時代の音色に思いを寄せて熱心に取り組んできた様子で、間違いなくそんな思いが演奏に感じられた。
奏法もそうだけど、変わらぬまっちーの質実剛健!丁寧な一音一音をかみ締めるように奏でる音色を、実直に素直に感じ取れて感動した♪

最近感じた同じ思いが、碧南市エメラルドホールでのリサイタル、ヴィヴァルディ「四季」!
しらかわホールでのまっちー初演の「四季」は、それはそれはモダンな煌びやかな春夏秋冬歌い切った見事な「四季」だった♪
エメラルドホールでの「四季」は、はっきりとヴィヴァルディの生きた時代の古楽楽器演奏の音色を基礎として、しっとり落ち着いた奏法。
どっちがいいとかと云うことはなく、まっちーの中での音楽家として、ヴィヴァルディに対する思いの変遷が聴けたことが喜びだ♪