英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

終わった、終わった~♪

2014-08-26 09:35:37 | 講師の仕事
先週の金曜日8/22日で高校3年生の長文特訓講座が終了しました。
はぁ~~気が抜けない1週間でした。

なんだかこの夏は軟弱な頼りない太平洋高気圧のせいで
冗談じゃない量の雨、また雨。

主婦の身としては、葉物(レタス、小松菜など)が高騰しまくりで
キュウリまで高いというお財布に厳しい夏となりました。
酷暑つづきでも値上がり、雨ばかりでも同じってどうなんやろねぇ????

あさってぐらいから最低気温が20-22度あたりに落ちると予報が出てますね。
やっと初秋の趣になるのかな?
いやいや・・・・・。
あまり雨続きだったから、ひょっとすると9月はカンカン照りが復活するかも?
怖すぎて「あつものに懲りてなますを吹く」状態を勘ぐってしまいます。

ちかごろ自分の中で「ちょっと自慢できるのかもなぁ」と思うことができました。
それは「新しい単語を覚えるのが嫌じゃないこと」かも、です。
こう書くと、
「シルフさんはどんどんじゃんじゃん頭に入る特別な脳なんでしょう?」
と揶揄されそうですが、これが(汗)・・・・・。
実は全然で、めっちゃくちゃ要領が悪く、察しも悪いです。
自慢にならないけど、「あきらめが悪い」ことだけで継続は力なりタイプかなぁ。
根底にあるのは、「新しい単語を覚えたらもっと深く読める」ことを
経験として分ったことが大きいです。

語学の4つのスキル:聴く、話す、読む、書く。
人が環境から順番に会得するのが上記の順ですが、
私が英語力のUPで一番重きを置き、こうなれるようにという動議づけに使ったのは
「読めるようになる」ことでした。
これは「聴く」に特化しても、その後の二つをやりこんでも成果は同じだと思います。
やはり人それぞれ、十人十色かなぁ、と。

ず~っとどんな英文が出されても読みこなすことができたら
どんなに知識が豊富になって面白いだろうと思ってきました。

たぶんその憧れが新しい単語を吸収する時にも
げんなりせずに前向きになれる原動力かもしれない。
脳みその細胞は日々衰えていくだろうなぁ、だって老化ですから!!
もうこれは止めようがない。

でも知的好奇心がそれを凌駕してくれそうだと思っています。
そういう面白いことあるよ、すごいよ、という講師の働きかけが
受け持ち生徒さん達の大学入試問題を解く礎になってくれないかなぁと思います。

多面的に物事をとらえて考えてほしいなぁと思う。
いま10代の後半の高校3年生に1粒か2粒の種まきができれば、
その後の人生航路で受験なんかより比べものにならない
難題に直面しても、どうにか絶望せずに切り返すことができるのでは?と
そんな風に思います。

8月から市の中心部にあるカフェ&バー『ツゥラトゥストラはかく語りき』というところに
月曜日の夜2時間ほど英語を語りに行っています。
昨晩は2回目でした。
ワンドリンクを頼んで世界中を船乗りさんとして6年間航海した
アラフォーのオーナーさんと
お客さんが英語で語り合う場です。

月1回はライブハウスになったり、哲学ナイトというもの開催しています。
私、実は哲学ナイトのほうがずっと興味があったりします。
8月から読み始めた『独裁者のためのハンドブック』亜紀書房、2013/11/21が
かなり面白いから。

もともとは英語で出版されたもので、ニューヨーク大政治学教授2名の書き下ろし。
それを日本人の教授が翻訳したものです。
なんで易々と悪い奴に導かれて命を落としたりする人が後を絶たないのか。
金スマで元X-JAPANのTOSHIがどうしてあんな指導者に洗脳されたのかなど、
身近にこういう例が多いと思いませんか?
英語は責任感からという面があるけど、
こういう人の中にある面白い何かを考える方がずっと楽しいってこともあります。

大学受験用夏期講習中日が終わり

2014-08-21 08:43:09 | 講師の仕事
今週月曜日8/18日から金曜日22日までの5日間、
英語科目の直属の上司の方から頼まれて
大学受験生向けの長文問題中心の夏期講習をしています。
5日間の3日間が過ぎました(ため息)。

受講生は私がその講師先生から託されて
4月より毎木曜日夜に指導している生徒さん達がほとんど。
全員が進学校に在籍していて、英語と数学が能力別になっています。
英語は一番良いクラスに全員入ってはいるのですが、
毎年のことなんだけど、
国公立の受験に対して考え方の甘い部分が
ギリギリになってようやくわかることが多いと実感しています。

だから今回の内容では、早めに多少のショックを与えて(実際の過去問題に近い物を選ぶ)、
かといって絶望だけではまずいので、
現在の彼らの実力で55~60%くらいを得点できそうなものにしました。

自分が1級の過去問題を同じようにやってみて成果があったことから
時間制限を設定して、その時間内である程度の答案作成ができるようにしてもらう。

ここで大切なのは、
「そこにいる誰かと比べたり、何点取れたかを気にしないこと」。
あくまでも比較対照するのは、過去の自分だということを忘れないでね、と
声を大にして言います。

数字のマジックや自分のちっぽけな対面などに拘って
私自身は今までよかったことはあんまりなかったと思います。
でも、結果やそれに伴う数字はすごい力を持ってるでしょう?
一般の無責任な人たちはそういう外見だけで見たがる傾向が強いと思う。

でも、その人を本質的にとらえて全体的な底上げをしてやりたいと思うなら、
もっと総括的なアプローチで考えていくようにしたいと私は思う。

これを成就するにはどうしたらいいのか。
やっぱり日ごろからあれこれ一緒に同じ目標を持つモノ同士で
話をしながら切磋琢磨するしか他に道がないと思う。

今週末の土曜日、つまり私の講習が終わった翌日に
記述式の模擬試験が学校であるとのこと。

昨日めでたく3日目を終了後、1人1人に感想を述べてもらったら、
おしなべて全員が、
「つらい」とのことでした(苦笑)。

文法の約束事項と基本的な単語の意味を会得して、
それを文脈内で文意に沿うような日本語として変換していく作業が
長文読解ではどうしても必要になってくる。

昨日のある過去問では、イギリス人の自宅に関しての文章で
自分の家をbright&smartにしたい、というのが出てきた。
こういう無生物の扱いが曲者だと思うのです。
高校生にはかなりの難物じゃないかと話しました。
(模範訳:明るく洗練された)

解答は非常に主観に満ちた訳文で構成されているのだけど、
それをもっと彼らに分りやすくこなれた日本語で説明ができてこそのプロかな?と
予習時間がけっこうかかってます。

来年には受講者全員が楽しい大学生の夏休みを過ごしてほしいと
おばちゃんパート講師の私は何とかそれぞれの希望校に合格してもらいたいと思ってます。

あと2日、がんばるべ~~!

全市水没か???

2014-08-13 09:39:31 | 日記
8月9-10日と娘が住む東京中野区に出かけてスケジュールをこなす予定でした。

それがどうなるか、ハラハラし通しだったのがご存じ『台風11号』。
迷走&ノロノロで、とうとう一日前倒しして
8/8日金曜日の深夜に彼女の自宅に着くようにしました。

1つ目のスケジュールは、9日の午後は2年前から始まったイギリス・ロイヤルバレエ団(二つある)の
精鋭ばかりで構成された『ロイヤルエレガンスの夕べ』というもの。
秩父宮ラグビー場、神宮球場を右手に見て外苑前駅からすこし歩くと
会場になった日本青年館があります。
2020年東京オリンピック開催決定のため、
このホールはあと数カ月後に解体、
まったく新しいビルとして2年後にお披露目されるそうです。

その後に再び銀座線に乗り、渋谷寄りに1つ近寄った表参道駅で下車。
そこで新宿のダンスレッスンを終えた娘と待ち合わせて
2つ目のスケジュール、ブルーノート東京のライブ公演へ。
矢野顕子がその夜のアーティストでした。

特別彼女が目当てではなかったのですが、
見たいバレエ公演の日にあたったということで見ることに。

いや~、自由闊達に生きている同年代の女性は「楽しく生きてる?」オーラが半端ない。
関東地区の方はご存じでしょうけど、伊勢丹の象徴的なPRソング「いせたんたんた~ん」
とか、
「ら~~めん食べたぁ~い」とか(汗)、例の柳の小枝が風にゆらめくような声で
彼女は1時間半演奏しました。
誰にも真似できないという点では天下一品。
好き嫌いはお好みで・・・・ということかなぁ。
私は大笑いしつつ、けっこう楽しめました。

それはそうと、自宅のある市がスマフォのトップ画面を見るたびに
警戒警報のレベルがアップして、
10日の朝にはとうとう「命の危険があります。重大な状況です。」
などの東日本大震災レベルの文言になってました。
これにはえぇぇぇ~っとびっくり。

京都よりの大阪府下に住む知人や新潟県柏崎に住む友人から
メールや電話をいただく始末。
うぅぅ~む、私は東京にいるし・・・・。
雨も10日に断続的に降ったりやんだりの状況のみでした。

当初予定していた金魚関連の展覧会は取りやめして
10日は朝から娘のお弁当に常備できそうなものを6品目ほど調理。
池袋に住む日大時代の友人と待ち合わせ時間(午後3時半)に合わせて
東京はやはりそばでしょう!と彼女の住む地元で有名店にお昼を食べに行きました。
高田馬場まで同行し、そこからバイバイ!

池袋で2年ぶりに合うKさんとは積る話で盛り上がる。
彼女は現在中国語の仏教関連の書物と論文を日本語に翻訳中。
合わなかった2年の間に仏教学で修士まで終えました。
アカデミックな彼女の翻訳とは裏腹な私の実用分野の翻訳修行。
お互いにがんばろうねと誓い合って帰路につきました。

盛りだくさんな2泊3日の旅でした。
東京に住んでいてもブルーノートなどの高級ライブハウスには
娘はほとんど縁がなかったようで喜んでいました。
姉の生涯を思い返すと、子どもたちが大人になってから
どれだけいっしょに思い出づくりをするかもとても大切だと思います。
小さいころの家族旅行などは親のためにする意味合いが大きいと思うから。

最後に今年は冬の寒さがそれほどでもなかったことから
コチョウランやカトレアが咲いてくれました。
すこし前まで大輪の白いユリ、カサブランカも何輪も咲いてくれました。
姉がすぐ近くで「きれいやねぇ~♪」とつぶやいているのが
聞こえるような精一杯な花の饗宴です。

退路を断つ

2014-08-04 18:29:13 | 翻訳
8月1日の金曜日に、いまはなくなってしまった以前の英語特訓クラスのメンバーが
師匠お二人と飲み会しませんか?と誘っていただきました。

このお二人、現在も英検WEB上にある
「めざせ1級!英語上級者への道」のポッドキャストを配信されています。
エドワード先生が参加されていた一次会では(居酒屋)
先生に配慮して会話はすべて英語でした。
中西先生の会話力はまさに圧倒されるばかり(タジタジ)。
現在教授で在席されている大学は福祉専門なのですが、
国際人を目指す科も併設されている関係上、
先生の究極の目標は「大学時代に英検1級合格」というものだそうです。

学生の皆さんのガンバリで入学当時には2級どころか
5級しか持たずにきた新入生が数年後に1級合格2名が出たということ。
もう世界のどこに行っても胸をはってビジネスができるでしょう!
そこまでひっぱりあげられる先生の熱意が凄すぎる。
あとは個々人の人間性と熱い情熱で仕事をしていってほしいです。

誘っていただいた元・メンバーの男性は現在教育委員会にいらっしゃる方。
県内のネイティブスピーカーをほぼ1人で面倒をみられているとか。
これは厳しすぎるようです。
「君は英語が堪能だから」という甘い言葉とは裏腹、
県内の公立中学校の英語教師の方に研修の企画・運営等、
すべてをこなさないといけないそうです。
いや~、土日休みの学校の先生は楽でいいなぁ、なんて昔の話すぎです。
ウツで離職というより、ガンになって離職される教師が多い昨今。
人間相手の仕事は気の使い方が半端ないと思います。

そういう話をあれこれして、
私は自分がメディカル関連で実務翻訳者になりたいです、と
とうとう宣言しました。

中々ピンポイントで自分の行く道を決められずにいました。
でも宙ぶらりんのまま、
どう進んでいくのかと云われると
やはり誰かの役に立つ仕事に英語を使いたいということだけは
譲れずにあるのです。

自活せねばならないという環境にないことも
実はゆっくりと学習できる大きな要因だと思います。
「甘いなぁ」と言われるかもしれないけど、
もういつグランマになってもオッケーなお年頃だから
幾晩も徹夜して何年後に一本立ちというような
悲壮感漂う学習方法は避けたい・・・・・。
有り体にいうなら、
「あしたはなろう、あすなろう!」
これが一番向いてるなぁって思ってます。

日米お二人の師匠には、ぜひお元気にバリバリ仕事をしていただき、
近いうちにまた授業を受けたいなと
しみじみ思った夜でした。