英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

とうとう申し込みしました!

2012-01-30 14:18:34 | 翻訳
フェローアカデミーに入会完了~♪
やっと体系だった学習知識が頭に入りそうです。

カクタスエデュケーションでの英検1級エッセー用の12回添削指導で
痛感したのです。
それは、
「どこが具体的に悪くて得点が伸びないのだろうか」
ということ。

もちろん私が察しが悪いだけなのです。

つまり指導してもらう相手のレベルと受ける側のレベルの差が
あまりに開きがある場合に往々にしておこることだと思う。

あまりにピンと来ないので、代々木ゼミ・英作文担当の小倉先生書きおろしの
問題集も半分あたりまでやりましたが、それでもなんともすっきりしないまま。

というのも、同じ英語にもかかわらず実用の英検で見受ける英語と
大学入試用の語彙の選択が一貫した感じをうけないから。

「育つ」というのでも、あれれ?と思う部分がありました。
子どもが育つの育つは、カクタスではgrow upは×。
でも小倉先生の模範英作文例では○だったのですわ。

どうにもイマイチ私のゆるい頭ではピンと来ないまま。

たぶん一事が万事、霧の中のような状態なのでしょう。
もうちょっと踏み込んですっきり、すっぱりと理解したいと思うようになりました。

どんな形で学習が進むのかはわからないのだけど、
慶應通信での、あの哲学系教科書の一字一句を国語辞典や哲学辞典でひきながら
日本語を読んだ煩雑さに比べたら何とかなるん違う?と
めちゃくちゃ楽観的です。

たぶん翻訳は日本語との闘いも予想されそうですが
私は実務のほうに行くつもりなので、白黒はっきりと出来栄えがわかりそう。

今まであやふやだったことが、もっとすっきりと分かるのではないかと
かなり期待満々です。

実は、TIME記事でいつもよく分からないままの経済記事が
わかるようになりたいという思いもあります。

最新号が今日手元に届いたのだけど、前号が20ページほどしか読めてないまま。
今朝の部分が、Nick Cohen, The Right to be Wrong.
10回以上通して読んだかも(汗)。
中々手ごわい内容です。

フランスでの専制政治に発展しかねない検閲強化に懸念を抱く記者の記事です。
1級の読解問題にあるような、最初のつかみの部分と実際のテーマが
縦横の織物のようにからみ合う内容になってるなぁって思いながら読みました。

今から読むところは、「資本主義を救うには」。
こういうのがす、すぅーっと読めるために経済の背景知識がいるんだなぁって
とりあえずぶっつけで読んでる私には思えるのですよねぇ~(ため息)。

World,' A Coup in Slow Motion?'

2012-01-27 08:53:57 | TIME reading
1級1次受験後に心から(汗)年中行事になったなぁ、と
自分でも感心するくらい翌々日からもとどおりの生活スタイルとなっています♪

昨日は最新号、TIME1月30日号を10ページまで。
驚いたのがタイトルにもなっているパキスタンの現在の政情不安の記事。
短いのですが、もう既知だと思っていた単語の全く想像外の別の意味があり
感慨深く読みました。

<あやふや&調べた単語>
tenuously・・・弱々しく
graft・・・(政治がらみの)不正利得、汚職
brass・・・上官
the job ofのjob・・・汚職
sack・・・get~、で辞任させる

tenuousは1級のおなじみ単語で覚えましたが
文脈でどうなのかな、と調べました。

驚くのは、job。
汚職なんて意味は昨日まで知らなかったなぁ~。
やはりきちんと読む大切さを思い知ります。

ちかごろ紙の辞書の大切さと、辞書は最新のものを使わなくてはいかんという
考え方の改めをしました。
言葉って日進月歩。

カクタスの英文エッセーを12回書いてみて
英文を書くことの面白さがちょっとだけわかったような気分。
それは以前の時事英語特訓塾で現在は県庁のトップあたりにいらっしゃる
1級ホルダーだった男性の言葉からもわかります:
「書くことで1級が突破できました。」

これは語彙の丸暗記からやなぁ~、あぁぁ~面倒くさい、
と思っていた私にはピンと来なかった。
でも地道にあちこち頭をぶつけて、おまけに何度も受験してみて
ようやく腑に落ちたセリフだったと思い返している今日この頃。

逆説めいているけど、「よく読みたかったら、話したかったら、書こう」。
そんな気持ちもいまあります。
英文をきちんと書けると多くの気づきがあることも発見!

フェローアカデミーの通信翻訳講座の受講を前向きに考え始めています。
日英の方に進もうかなぁ??
新たな目標ができてちょっとルンルンです♪

「箒川を渡って」踊ろうマチルダ

2012-01-24 21:47:10 | 日記
「箒川を渡って」踊ろうマチルダ


とんびが鷹を産むわけがない、というところから発想をえた原作『とんび』。
2週にわけて土曜日の午後8時台にNHK総合で放送済みです(重松清作)。

例の上級英語クラブというのが同じ時間帯にあって
二回のこのドラマをやっと英検も終わったので見ました。

これが・・・・。
泣けて、泣けて。

この「踊ろうマチルダ」はアーティスト名ですが
たった一人で活動している人です。
このドラマのエンディングソングを歌っています。

広島のある地方都市で父親に幼い頃捨てられて育った父親と
原爆で身寄りをすべて亡くした母親の間にできた男の子・旭。
なんと父親が小林旭のファンだったことからの命名です。

線路に横付けにされる貨物からの荷物を受けて
小売店に配達する肉体労働の仕事が父親の職業なのですが
雨の休日にその倉庫で悲劇がおきて
旭を崩れてくる荷物から守るために母親が下敷きになって亡くなります。
旭はまだ3歳。


12歳の頃に母の死の詳細を知りたがった旭に
父親が自分の代わりに犠牲になって母が死んだのだと
彼は嘘をつきとおします。
父親の愛情がそうさせるのですね。
決して自分の口から事実を告げないのです。

私がとても感動したのは、父子家庭になってほどなく
父親が長年懇意にしているある住職に
旭には新しい母親が必要ではないかと相談にいった件。
旭はまだ当時4-5歳でした。

深夜寝てしまった旭を父親に強引に抱かせて
その住職が3人で暗い夜の海の浜辺へいくぞと
半ば強引に連れて行くのです。
そして旭にこう言います:
「旭、オマエのかぁちゃんはもう死んだ。
おまえのここ(胸)におるんじゃ。
そしてその腹をいまぐっと抱いてくれてるのはおとうちゃんじゃ。
そしておまえの背中はな、
おまえのことを本当に心配してくれる大勢の回りの人間が守るから大丈夫じゃ。」

父親の友人たちが心配してこの3人を取り囲みつつ、
住職が彼らの手を旭の背中へ1人また1人と自分たちの手で重ねるように
促すのです。

私がこの住職の素晴らしさに胸を打たれたのはただひとつ。
人間がまっとうな大人になり、
社会で道を外さずにしっかりと生きていける秘訣は
まわりにどれだけ自分のことを心配し、
気にかけてくれる人間の存在があるか、
ただそれだけなんだということです。

いくつかのハウツー本があり、こうしたらいいとか、ああしておけば大丈夫という。
でもそのいくつかがやはり何だか胡散臭く、自分には合わないと思えるのは
そこに欺瞞の匂いをかいでしまうからなのです。

小さく見える子どもがいつかは大きな愛情と自尊心をもった
豊かな大人になるには、彼らをとりまく大人の温かな熱い志が
いるんだと思わされました。

私は子どもでもないのですが(汗)、この旭少年のようにネット上のおつき合いとはいえ、
英語の悩みや辛さをあれこれと助言していただける
大勢の仲間に恵まれて本当に幸せだと思っています。
1人じゃ闘えなさそうな大きく見える壁も
気にかけてくださる英語仲間の存在の
なんと心強いことか。

弱い人間が強くなるには、自分の弱さをかみしめつつ嘆きつつ
それでもまたがんばる強さをもつことだと思えますね。

いや~、生きていくってかっこ悪いことばっかりなんですよ。
それでも前に、前に、という精神だけは忘れずに、です。

「箒川をわたって」

太陽は昇り 俺は出番を待ってる

うだうだと悪口を言いながら

箒川を渡って 知らない街へ行くんだ

もううんざりしたのさ この土地には

失われた実り 見捨てられたままの家

みんなで笑った日を思い出す

箒川を渡って お前らともおさらばだ

もううんざりしたのさ あいつらには

箒川を渡って 俺は俺を続けるよ

心をあの場所に残したまま


NHKドラマスペシャル「とんび」の主題歌「箒川を渡って」オリジナルバージョン




かぎりなくボーダーかなぁ

2012-01-23 14:06:41 | 英検1級
昨日の1級受験で思わない強敵の長文で久々に焦りまくりました。

何がってベトナムの歴史が出題されたのですが、
おでんのすけさんに言われたことをもっと訓練しておくべきだったと
深く後悔する羽目になりました。

というのも、そこまでは非常に順調に時間の管理も行えていたんです。
ところが、この大問3-3でさっぱり馴染みのない同国人のベトナム名が
頭に入らず、すったもんだしている最中に時間をみると・・・あぁぁぁ~!


あと半分が読めないのにもかかわらず、残り時間が5分ほど。
マークもしていなかったのでバタバタと適当に塗りつぶしてしまった。
いや~まずいことになってしまいました。

そこまでが順調にいっていただけに残念でしたねぇ。
きっと3問中1問くらいしか合っていないと思うなぁ。

先ほどHP上で解答し終えましたが
前回よりも出来が悪いのですよねぇ。
それもこれもベトナム名のせいだなぁ(涙)。


語彙・熟語は以前と同様に19点。
空所補充は全問かと思ってたら1点はずして5点。
そして恐怖の内容一致問題・・・よくて20点中12点か10点ですねぇ。
リスニングがこれまた良くなくて23点。
合計で59点ほどですね。

あとはエッセーがどれほど取れるかですけど、
前回のボーダーが81点だったから
今回は全体的に出来が悪くてギリギリか数点差で不合格になる模様ですわぁ。

まぁ、今回は内容一致があまりにがっかりで
これはやっている最中に、
『あぁぁ~やってもうたな!』
と思ったのですが、さすが年の功か
リスニングにはあまり影響が出ませんでした。
慣れというのも結構悪いもんじゃなかったということですね。

さぁってとりあえずは終わった、終わった。
読みたかった日本語、英語、どちらの本も読めるし
まだ未定だけど翻訳の講座も始める予定もしてしなぁ~。

次は6月なので、それまでにもうちょっと焦らずに
長文を読めるようになろうと思う私です。

カクタスでの12回1級用添削指導終了の巻

2012-01-20 15:05:09 | Writing
今週月曜日が、前回10月の1次試験発表前から始めた講座の最終提出日でした。

まぁ~お正月の2日の提出日はさすがに多忙をきわめていたので
未提出で3日に遅れて提出する羽目に・・・・。

未提出の回の分を担当講師に直接メールをして
指示をあおぎなさい、というお達しも頂戴しました(汗)。
そうすると1日遅れでも見るから、出しなさいということ。
提出したらそこそこ悪くない(Cランクからは出れずでしたが)
コメントつきで返却でした。

それでなんというか、ご祝儀かたがたという訳ではないのでしょうけど
最後の12回でとうとう1ランク上昇(パチパチパチ)。
17点~22点までのBランクに昇格しました!

しかしですねぇ・・・・。
この200語のエッセー1つを書くのに、一字一句といってもいいほど
英英辞典、類語辞典、国語辞典、英語活用辞典、もちろん英和辞典(何冊も!)
ありえないほどの辞典を駆使して2~3時間もかけて書き上げている訳ですわ。

こんなん、本番でありえへんやないですか・・・・。
まぁ、好き放題書いて挙句の果て「6点」という快挙もある私のこと。
いくら85点中64点ほどエッセー抜きで取れていても
自分のエッセーの不甲斐なさをイヤほど身をもって知っているのは自分のみ。

前回の成績も取り出してみて、昨日、しみじみ思いました:
「エッセー、21%って高校で物理の0点とったとき以来の悪い点ヤナァ・・・」

あとのパートが80%近くあったとしても
1つのパートがこれほど悪いと合格、一抜けは無理ってことですね。

よくリスニングとライティングは語彙の暗記よりずっと早く上達するとか
ネットで検索すると書いてあったりするのです。

私、鵜呑みにして、
『そうっかぁ、そんなら他の単語の暗記と読解を上げたら自然に上がるやん?』
などと心の中でカル~くそう思っていたのです。
そんなんなら誰も苦労しないのに、ですわ。

自分の不器用さはよく知っていたつもりなのだけど
都合のよいように物事を判断すると、どえらい痛い目に遭うのに
一体いい歳して何度同じ間違いしたらわかるんやろなぁ、私?と
自虐モードにもなりますわ。

ここに時々来てくださるangelさんと同じような通信教育を
奇しくも2種類受けたのですが
彼女が2次を一回でパスできたのは、仰るとおりエッセーの準備を
とてもきちんとされたからだと私は思っています。

ただですね、私の場合は英語でスピーチができるか?という前に
同じような状況で日本語でできますか?ということも
大切になってくるように思います。

日本語でできないことって多分私は英語ではできないと思うから。
たかが日本語、されど日本語だとじわじわと思っています。