英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

英語教師研修会に参加

2013-07-31 17:20:48 | 講師の仕事


先週末の日曜日、7月28日に近くの会館で以前在籍していた英語特訓塾の講師だった先生が
県内の私立&公立学校の英語教師のための研修会を開くと言うので参加してみた。

この講師の先生、中西哲彦さんとおっしゃるのですが、元・公立学校英語教師だった方です。
語学の才に恵まれて「英語は聞いて語りなさい」というのがモットー。

朝10時から始まり、午後4時半まで間にお昼を1時間はさんですべて英語でした。
茅ヶ崎出版の以前のクラスで使用した「月刊英語教本」の編纂者も
ペアで組むエドワード先生とメンバーになっています。

凄いですよぉ~~~。
半端なくすべて英語。
おまけに中西先生は留学経験なしなのです。

申し込むにあたって先生からの返信メールには「批判めいたことはおっしゃらないように」と
書かれていました。
そんなこと、言うわけありませんでしょ。
どうやって批判できるって???

30名ほどの参加メンバー内には、ネイティブ講師も2名いました。
彼らとは全く話さなかったのですが、どう思われたでしょうね?

私がペアで組んだお隣に座られた県立高校英語科の男性教師の方と
今の高校英語教師の置かれた立場をすこし教えていただきました。

私が高校生の頃、遥か昔の話ですが、リーディングと文法という二つしかなかったのです。
ところが現在は英語のクラスの一つは全て英語で説明をしなくちゃいけません。
ということは、リーディングと全部英語で説明される「実用英語」のクラスの二つがあるらしいです。

私が塾講師ということで、特別参加組とお話しすると、
「文法は塾で教えていただかないと大学入試には対応できませんね。お願いします。」
などと言われてしまいました。

そこから『ははぁ~~ん』と納得したことがあります。
それは進学高校3年生の長文購読クラスの生徒さん達に文法用語で5文型を使って説明をしても、
「?????」という反応か、まったく興味なしという反応かのどちらかだったことです。

つまり文法書は入学時に一斉購入なのだけど、それは自分で見ておいてね、という具合。
あの文法書を高校生が独力でやるとすると、かなり国語力がある生徒さんだと思います。
中々やれる子なんていないんと違うかな?

専門学校から一念発起して親にも内緒で大学入試を闘ったあの頃。
数え切れないほど何冊も文法書を隅から隅まで読みました。
そこから偏差値を上げた私には、英語は文法ができなければ、
発話もリスニングも、ましてや読解も無理だと思ってます。

「●×日現在」という言い方を、'as of ●×day'と言うじゃないですか。
このasは、品詞でいうと何ですか?と中西先生に尋ねたことがあります。
答えが笑える・・・・・。
「しらん!文法学者にでも聞きなさい。」とにべもなっかったなぁ~。

私のアプローチとは異なるやり方が今の英語教授法の主流のようです。
私はやはり深く読みたいと思うのが第一義なので、
現在の英語教授法のアプローチで大学入試を闘う高校生が
今後どのような成長をするのか、見守りたいと思います。

しかし・・・。先生のみならず、座ってじっと聞いていた先生方もヘトヘトになりました。

ほぉ~~い、あと2回!

2013-07-17 09:03:53 | 翻訳
フェローアカデミー/マスターコースも6回中4回終了~~♪
こういう通信モンは地味に強いなぁ、と自画自賛(誰も褒めてくれないからか?)。
自分でスケジュールを決めて勝手にやるというスタイルが
勝手モンの自分の性格にピッタシなんだろうと思っています。

なにせよくネット上でよくある占いの「職業診断」でも
フリーランスの自由業とかが一番向いていると結果が出ることが多いんですよね(ため息)。

つまり集団で自分らしさを殺してまで仕事をしても成果が上がらないタイプ。
哀しいぜぃ!

個人で仕事をしないとダメなんだろうなと思っています。
だから夫が教師として何十年も私や子供たちを守ってくれてきたことは
他の腹立つような諸々のことがあっても、かなり忘れるようにしてきたなぁと思っています。

夫に腹を立てるより、自分の好きなことを伸ばそうっとばかり
英語でお金を多少稼げる途を探ってきたようにも思ったり。
案外のんびりグダグダでも、まちがった方向ではなかったなと思っています。

4月から月1回で、あーでもない、こーでもない、と良くない地頭をひねくりながら
提出にこぎつけてきました。
アマチュアの域からさっぱり脱出しないままに終わりそうな気配濃厚だけど
英文を読む姿勢に変化が出たなと思っています。

それと共に、「金は天下のまわりもの」とはよく言ったもので、
本当に自分がマスメディアの出すニュースなどの上っ面しか見てないことも実感。

まだしっかり把握していないのだけど、
経済指標の一つにあるのが「国民貯蓄率」というもの。
今回はアメリカのこの手の話を和訳するのが課題でした。

察しが悪い私のこと。
これが全体でどのような意味合いを持つのかがわかんないと
まったく訳ができないという悪循環になる。

で、延々と日本語での悪あがきになるのです。
そこから得た結論の一つが、「貯蓄率が国レベルで上がると国内で消費が下がって貿易が増える」という
「風が吹くと桶屋がもうかる」式の話なんだ!と妙に感動したりするんですわ。

は?そんなこと、当然やろ?といわれると、自分のバカっぷりが際立って慌てる(苦笑)。
ところが、この数字も案外怪しい操作でそれほど正確ではないらしいという内容です。

とりあえず次の提出締め切りは、8月17日。
お盆明けですね?

今回の課題での教訓はやっぱり日本語での課題分野の知識の習熟でした。
結局、日本語で理解できないことはどうあがいても外国語ではもっと無理という
わかりきった図式が浮かび上がったのでした。


Bully-BSプレミアムの「世界のドキュメンタリー」より

2013-07-13 11:44:14 | 講師の仕事



2年ほど前に製作された「いじめ」についてのアメリカとカナダでのドキュメンタリーを三夜連続で録画しておいた。

あまりの酷暑で何もやる気にならず、『そうだった、見ようか』と見てみると・・・・・。
やはり日本を上回る身体的な暴力と執拗なまでの言葉での暴力が展開されていた。
うぅぅ~む、なんでここまで徹底的にいじめるのかな?

昨日も私が住む東海地方の名古屋市では中学2年生の男子生徒さんが数人の男子生徒と
担任から言葉の攻撃を受けたと遺言ともとれる内容を残して世を去った。

起こる素地は、非常に簡単なこと。
それは個人がもつ個人的なイライラじゃないかと思う。
しょせん自分が解決をしていかねばならないことなのに
その憂さ晴らしを簡単にできそうな相手に向けてうっぷん晴らしをするのだ。

アメリカは自由で個性が尊重されるというのは単純すぎると思う。
アメリカ人の自由はとても限定されているというのが今まで英語を学んで得た実感だ。
というのも、アメリカ人の中にある信仰にも似た「尊敬できる人物のあるべき姿」というのが
非常に典型的だということ。

親が子供に望む第一は、「スポーツか勉強で親を喜ばせること」。
どうもスポーツが上のような気がする。
とくに花形のバスケットボールかアメリカンフットボールで優秀な選手になれれば
親子関係はかなりうまくいきそうだ。

ところがこの逆、スポーツも勉強もイマイチ。
コミュニケーション能力にも劣るというタイプ、
このドキュメンタリーではアレックスのような子供は社会に対して悪意を持ちやすくなるのだろうと思う。

とくに思うのは、親の対応の大事さじゃないかと思う。
私がアレックスのような息子をもったことで中学に入学後、集団いじめにあった時に彼に言ったことは、
「あなたは悪くない。あなたは私とお父さんの大切な宝だ。だれが何と言おうと絶対に私たちが命を賭けて守ってやる。でも、すべてを守れるわけじゃない。自分で戦って勝ち取らなくちゃいけないときもある」

家庭でいじめられている子供を両親が精神的に徹底してサポートすることが
どれほど残酷な子供の世界で孤独な戦士として戦えるのか決まるように思う。

そしてきっと親友と呼べる人物に出会える日が来る。
キレキャラで有名になったカンニング・竹山さんが母校に先輩としてクラスの指導をした
NHKの番組を見たことがある。

彼が放ったテーマは、「親友ってなんだろう」「親友のいる人生とは?」というもの。
せっせと探し求めるのじゃなくて、そして相手からしてもらうばかり期待するのじゃなくて、
見返りを求めずに相手とつきあっていくという態度から、親友の存在が身近になっていくように思う。

人間を死へ駆り立てるものをどう排除するか。
私は塾講師としてサブカルチャーの立場の人間だけど
親でも先生でもない立場から、多少なりとも助言をして若者を良い方向へ導いてやりたいと思う。

知への飢え

2013-07-07 11:09:44 | 英語力UP
毎週末かけこみ乗車風にNHKラジオ英語学習番組、「実践ビジネス」「攻略リスニング」を
ストリーミングでぶっつづけに聴くようにしています(汗)。

ぶっつづけってあんまりヨロシクないんですけど、
どうしても日々こつこつ聴けないのが実情。
いきおい怒涛のリスニング学習となっております・・・・・。

さて6月末の分を先ほど終わらせたのが「攻略」の方。
とっても優しい声質の柴原センセに魅了されて始まった当初から
皮一枚のところで継続しています。
『おっと、講師からのごあいさつが今月はまだ読めてないぞ』と
資源ごみになってしまうこともあり、読みだすと・・・・・。
すっごいタメになることが書いてあります。
そうそう、そうなんだ、これなんだよ、言いたいことは!
今回のタイトルもセンセのコメントから拝借しました。

巷では英語のリスニング信者が大勢いらっしゃるようですが(やや皮肉御免)、
弱点を洗い出して一つ一つ叩き潰していけば、
私のような貧弱なリスニング力しかない「おばちゃん英語学習者」でも
英検1級でリスニングパートで25-6点は取れるようになります。

問題は、そのようなお祭り騒ぎが終わってから。
そういう単なるスキル習得だけで終わってしまうと
このスキル学習事体が大好きな学習者以外は、
矢印が右下に急降下という恐怖にも似たストレスと
ずっと対峙せざるを得なくなる。

もっとも、私は英語学習サークルでも貧弱リスニング力のシルフです!と
胸を張って(?)いるので、大丈夫なのですけど。

芝原センセが声を大にしておっしゃるのは、ここから。
以下引用>
「何か知りたいことがあって、英語が壁になっているので、攻略に乗り出す」というのが、
本来の語学の勉強のあり方なのではないでしょうか。
そして、あるレベルに達した語学力を、さらなる高みに押し上げてくれるのは、
そのような「知への飢え」のような欲求だと思います<引用終わり

私のような実際すぐにお金にならないことが大事だと思うタイプは
大学の一般教養が面白くてたまらなかったのです。
だから、

引用始まり>「何の役に立つんだ」「知ってどうする?」と言われても、
「面白いものは面白い」のです。<引用終わり

深く同意です。

リーディング力を高めるために読みだしたTIMEやデジタル定期購読しているNatureも
一般受けする大義名分はあるにはある。
でも私の中の本当の理由は、「面白いから」がトップかもしれない。
日々どんどん進化していくものへの飽くなき興味があるから、
「そんなレベルの高いもの読まずに、自分の実力に沿った・・・・」という
一般論がストンと腑に落ちないわけだな~~。

知りたいことがまずあって、そこから英語の技術的な壁が立ちはだかっているとしよう。
だとすれば、それを薄皮をはぐように地味に一枚一枚はがしていけばいいだけだ。

3-4日悶々と悩み続けた課題4回目の関所のようなポイントも
あらゆることを探し求めた結果、どうにか恰好がつきそうな気配。
これも簡単に誰かに教えてもらったら絶対に気づきがなかったところだろうな~。
不確実なあいまいさをじっくり感じた結果、そこからもがいてみること。
ここが成長するための真骨頂なんだろうと思っています。

やっぱり地味に謙虚にやりつづけることこそ宝ですねぇ。
でもその地盤は、「知的好奇心」が基になっているということかもしれない。

一語に何時間かかるんでしょ

2013-07-03 08:43:25 | 翻訳
今月17日に提出締め切りのマスターコースの課題4回目に取り組み中。

『ふんふん、エエ調子やん??』とアマチュアの域を出ていないはずなのに
いい気になってたら、
全体の3分の1の最後あたりで地雷原に遭遇・・・・・。

経済や簿記などの素養がまったくない私には
まずそういう用語の日本語の意味を逐一「日本語で」頭に叩き込まないといけない。
やはりこれは習うより慣れろとしか他に言いようがないなぁ。

四の五の云う前にまず訳そう。

こういう毎日を送っております。
そうすると、おのずと英文を読むときの姿勢も以前とは大違い。
定冠詞the,不定冠詞a,an。
あるいはなぜ複数形に一見数えられない名詞が変化しているのか。
私立探偵にでもなったかのように、わずかな変化に目をこらさないとダメダメ。
そういう読み方に変化していくのが自分でもよくわかります。

ブログでも、医療翻訳や特許翻訳のプロの方のブログを読むと
該当する箇所だけではなく、抜粋されたもともとの全文を読む癖をつけているとのこと。
これには心底驚いた!
たとえば五〇ページほどある文書の二ページだけが訳出の範囲になっていたとしよう。
でも、プロ意識があるならすべてに目を通すのが当たり前らしい。
どれほど正確に早く読む技術がいるのか。
これは日々の習慣づけにする以外、他に途ががないのも当然だな。

つまり語学はスポーツの上達と同じだと
今日の朝日・朝刊内のある予備校講師の英語担当の方が書いていたことに
ひどく同意したりする。
そうそう。
英語に関しては、頭脳の良し悪しはほとんど関係なし。
ようは、「慣れる覚悟があるかどうか」、これだけだと思う。

昨日の私の「地雷」は、businesses。
もちろん仕事とか営業とかなら訳は簡単なんだけど、
文脈でどうしてもそぐわない。
こういう感覚って、何に似てる??と考えると
痒いところにどうしても手が届かず、じっと手をこまねいている感覚か???
そうかもしれない。
じれったいでしょう?

添削してくださる講師の先生の講評も、
「たくさん訳してください」と予想通りの反応です。
ひたすら午後の数時間この単語と格闘してみて、まだ未回答。
妙案は出ずじまいのまま。
こういう要領の悪さが私の持ち味とも言えるかな??
やっと恰好がつくまで、延々と独りで静かに格闘を続けるのです。
嫌だったらやり続けないわけでして、
これが案外楽しい作業なのだから、こういうのがいやな人には意味不明でしょうか(苦笑)。

毎週iPadにデジタルの定期購読したNatureが来ます。
姉のことで、ガン関連の新薬研究の記事を読むのだけど、
今月号のアメリアのトライアルが医療関連で
卵巣がんの患者さん用の書類の訳出になってる。
かなり同様の記事を英文で読んできたから
日本語に訳出できるか、試すのも一興かもしれないなと思ってます。

たぶんこっちの方面に進むことになるなぁと予想中。
あるレベルに達するには、要領の悪い私のこと。
ずいぶん回り道をして時間をとることになるでしょう。
まぁ、それが私の生きる道??
自分らしく学習を積んで一本立ちするしかないなぁと思ってます。

そんなこんなで、袋小路に入りこむと
こんな美しい人種の織りなす世界に逃げ込んでみたり・・・・




FBでファンの一人として友達に加えてくれたマリンスキー・キーロフバレエ団のイケメンダンサー、
ウラジミール・シャクラーノフの紹介からBMWの最新CMです。

若くて美しい人たちが楽しそうに集ってるのをみると、幸福な気分になるなぁ~~♪