英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

大学入試もあと数日

2016-03-19 10:49:51 | 講師の仕事
教え子の中にどうしても国公立志望の生徒さんがおり、
彼はあと数日で後期受験の結果待ちをしています。
本当に長い闘いだったと思います。

残念ながら医学部志望の1人は浪人確定しましたが、
その彼女もとても前向きでどうしても医者になって
医療で難儀をしている発展途上国に出向いて若い一時期を
医師不足で悩む国で活躍したい希望を持っています。

以前進路に悩んだ男子君も現在カナダで自分探しをしています。
色々とこれまで出会った生徒さん達を見ていて思うことが多いのは、
最近よく目にする言葉、
「良い子症候群」で思春期からウツ的になって無気力と闘う若者が増えているのでは?と
思うことです。

原因は親の過保護、過干渉とまたその逆、ネグレクトかなぁ、と。
ネグレクトの生徒さんは塾というサブカルチャーの場には出てこないので
その実体は想像するだけなのですが、過保護or過干渉で進路が定まらないというケースは
私の見る限り増えています。

親御さんがあまりにも良い意味で教育熱心だったりすると
子どもを支配しすぎて自己決定し、その選んだ行動に自ら責任をとるという
とても大切な大人に成熟する作業を経ずに見かけだけ大人になってしまうように思います。

家で支配者の母親か父親、あるいは両親ともと大ゲンカし、
時には物が壊れ、くらいの意思表示ができる子どもは立派!です。

でも親の期待に沿いたい、悪い子だと思われたくないという
心根の優しいお子さんだと本当に可哀そうです。

残念ながら大学のランク付けはもう時代遅れだと思います。
その後に控える「どうやって生計を立てて独力で生きていけるか」が
もっとずっと大事。

私の年齢になると病身ならわかりますが、
心身ともに健康でも親の年金に頼って生きる子ども世代がでてきて
今後大きな社会問題になるんだろうなぁと思います。
ようは親が長生きしすぎるのも問題なんだろうなぁ。
姑は104歳で天寿を全うしましたが、夫をみていて思うのは
母親が生存しているうちは子どものままでいられるんだなぁという確信でした。

我が家の二人の子供もまだ未婚なので
どういう人生行路を今後辿るのかなぁ?と興味しんしんです。

先週の「実践ビジネス英語」ビニエットではお金がかかることと
ストレスが半端ないことから結婚もせず、しても子どもを持たない選択をする若者を
時代のトレンドとして紹介していました。
でもできるなら子どもを持ってほしいなぁと思います。

お金とかだけじゃない人生の豊かさを与えてくれるものだと私は思うのですけどね。

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