拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 ジョナス16歳の春

2016年05月03日 | ヨーロッパの風

 この4月上旬だったか、ジョナスから電話があって、写真のプリントをさせて欲しい・・・とのこと。
 なんでも、ある学校の入学試験課題として提出するノート作品を仕上げる為にプリントが必要であるが、自宅のプリンターが故障中とのこと。

 4枚の写真は、カラス・樹木の風景・雪のうえでバク転する若者・岩登りする女性・・・で写真としてはどうというこもないへんてつもないものであった。

 あれから2週間後、ジョナスから第一試験突破の喜びのメールがきた。
 
 あの、変哲もないカラスの写真の横に、鉛筆での昆蟲の精密画が組み合わされていた。

 この写真を見て 正直、へ~っ!と思った。あのカラスにはこういう『狙い』があったのか、、、
 後で、ジョナスに会った時、試験に提出したノートを見せてもらって、それぞれの写真と組み合わされた絵やデザインが実に新鮮であった。

 30日(土)の朝、ジョナスから面接試験の合格の電話・・・それで祝杯の散歩に出かけることにした。ところでボクは彼のゴッドファーザーなのだ。

           
                         まだ、16歳のジョナス、未来への第一歩を静かに噛みしめる図 
 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿