拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  『一切皆空』〜『空』の字

2024年01月29日 | 東洋自分なり研究所

  禅語で『一切皆空』というのがあり、

  辞書によると『仏語。あらゆる現象や存在には実体がなく、空であるということ』・・・とあるが、『なんのこっちゃ』と思う。

  そういうことは、私が死んでからにしてくれ。生きている間はもっと違う捉え方があるだろう・・・。

  という事で馬骨風、『一切皆空』解釈ができた。

 

  だいたい、仏教は肯定感の強い宗教だと思う。 というか『肯定感』しかない宗教といえる。

  『諸行無常』、『一切皆苦』・・・とか最高度に人を脅しておいて、必ず『諸法無我』、『涅槃寂静』と最後には絶対肯定となる。

 

  それで『空』の字だが、これは間違いなく『仏語』だと思う。

  瞑想の国、インドからサンスクリット語で『空』を意味する事を、中国人仏教徒が漢字に翻訳する時、『空』の字を編み出したのだ。

  その心は?〜 『無』の風船を夫によってをあける!・・・ところから生まれた文字が『』なのだ。

         ( その過程は、人工的に、ヒトの限界に穴をあける、『AI』を想起させるが、慈軸の欠如は道具に堕す。)

 

 【『無』の風船= Final『?』】に風穴を開ける行為工夫の結果が『空』で、人生の目的は全てここにある、故に『一切皆空』という。(馬骨論)

 

          

           あまりにも適当な事を言っていると、本物の坊さんに怒られるかナ?・・・まぁ、居士の戯言ということで… 。



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