先日 ブログに『玉のような赤ちゃん』・・・ということで、『悟り』の当体として『赤ちゃん』の存在について書いたが
その『魂(玉)』の『郷里(サトリ)』である、『母』の字には何かあるのだろうか・・・と思案するともなく思案していたのだろうか?
2年前に今のアパートに引越しするまで、住んでいたローザンヌのアパートに掛けていた『母』の字の『書』が我が愚脳に浮かんだ。
ダイナミックな『母』の字の書は、昔、観光ガイド時代にレマン湖半周辺をガイドしたことのある
書道家・片山子龍さんの書であるが、この『書』自体は回り回って、引越屋をしていた私にたどり着いた『縁起物』。
この強烈な『母』の字の『書』は、私がまだ『考えるな、漢字ろ!』に開眼する以前から我が家の入り口ホールに掛けていた物であるが
今から思えばこの『母』の字は、私の『漢字開眼』へ向けて、それを熟成させるべく私の『仏性』に日夜働きかけていたのではないだろうか。
私にとって『悟り』の『りっしんべん・忄』こそ『悟り』の象徴であり、そのことはここに記した。 2022年7月24日のブログ記事〜それで『陰陽』
(ただ、その説明があまり上手くいってない…事がいまわかり、いずれ改めて解説してみたい。)
この書の『母』の字は、まるで『円』で取り囲んだ『忄』が生き生きと飛び交う様・・・に観えるではないか。
『赤ちゃん』が『悟り』であれば、その『母』こそは『悟り』で『郷里サトリ』そのものであることを『母』の字は象徴している。
『 十二支の中で、唯一想像上の動物4本の足・角・ヒゲ。 空に昇って雲だっておこせる。
そんな龍を心にすみつかせて「楽書」をテーマに書を書きます。 日本のぬくもりが海を渡って再び輝いて帰ってくるのです。
世の中で誰もが望む言葉 ”愛” ”しあわせ” を表現する子龍がそこにいます。
旧い昔から先達が築き上げた古い糸を今日ひとつ明日ひとつくる日もくる日も
わたしは手探りの奥深い淵の中でたぐり寄せていきたい。 』・・・ 片山子龍プロフィールより
このプロフィールを読む限り、書道家・子龍氏は『母』の字に『郷里』である『悟り』をまさに感じ(漢字)取っていたのであろう・・・。
来年、2024年の干支は『龍』・・・で、『愛』や『しあわせ』を呼び起こすべく、『悟り』覚醒の年になるだろう。
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