拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

酒に開(半)眼 〜 六十の手習い

2016年12月29日 | 観自在
  先日、後にも先にもこれっきりだろ〜・・・と思われる、客による『仕事終了祝いの宴』に我らスタッフ一同、韓国料理屋に
  招かれ舌鼓を打ってきた。
  他の仕事ならともかく、我ら引越し屋が今回行ったのは古書の引っ越しである。普段の引っ越しとかなり趣&かってが違って
  確かに大変であったが、去年まで東大で教えていたという日本語ペラペラのインテリ担当者(ベルギー人)が粋な人で、というか
  多少浮世離れして全くガサガサしていない変なガイジンから依頼された仕事であったのだ。

  それに気を許したスタッフと初めて酒を酌み交わす場を変なガイジンから設けていただいたせいなのか?
  普段飲まないのに先ずビールをぐっと飲んで、その後肉を食べるというので赤ワインを飲んだ辺りから
  なんか・・・世の中明るいんじゃないの・・・って云うような勝手に明るい?様な浮いている様な?
  これが『酔う」・・・ということなのか!ッ、と生まれて初めて『酔い』を自覚したのだ。
  酒を飲んだのが初めてなわけでないのに『酔い』を初めて自覚したところが面白い。

  この頃、仕事が押して心身ともに疲れていたので、この意外な『酔い』は本当に心地よかった。
  世の中の『酔っぱらい』め、・・・そうだったのか~、まぁ、酒って世の中にあって許されたドーピングみたいなものだったか。

  そこで、2017年の抱負が決まった『酔狂の 角度で迫る 遊戯三昧』って云うのが・・・今年5月に満65歳を迎える爺の抱負である。


         


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