拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

『七人の侍』を見て

2015年05月24日 | 映華(えいが)
 映画『七人の侍』昔たしかに見たはずだったのに、今日初めて見た思いがした。

 侍を雇うべく、百姓が街にでて探している時
 志村喬扮する第一の武士が人質にされている子供を助けるために、丁髷を落とし頭を剃り袈裟をかりて僧を装うシーンが冒頭にあった。
 このシーンは、この映画が仏教の菩薩道を表す象徴的シーンとして黒澤明監督は冒頭に持ってきたんだ・・・とボクは受け止めた。

 金や出世とは無縁の百姓の村を『野武士の襲撃』から命懸けで『守る』・・・という仕事を引き受けた侍達は
 皆、リーダーの侍の人柄に引かれて集まってきた人々であったが、果たして菩薩が菩薩を呼んだ物語であったか。


          


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