なにせ、二十数年帰国(文化的視点からの)していなかったので、今回の帰国は In put が多くていまだにブログで引きずっている。
中でも京都国立博物館、開館120周年記念・特別展覧会による『国宝』展は強烈であった。
もはや好きというレベルを超えた俵屋宗達の『風神、雷神』をこの眼で観ることができたことは、幸運だった。
しかし、何よりもボクを仰天させたのは『縄文の女神』と呼ばれる土偶と縄文土器であった。
昔、岡本太郎が仰天したという話しは聞いたことがあったが、紀元前2000年の土偶を目前にした時、ボクは感動した。
第一、土偶と言うものを初めて見た。こんなものがボクが生まれた北海道からも出土されたって…いったい縄文人ンて?!
今回の帰国で『和』…というものを考えさせられたが、その『和』を形成している要素に縄文文化はどんな関わりをもっているのだろう!
という問いが今、ボクの頭を占めている。
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