拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 裏を見せ、表を見せて…

2020年12月12日 | 写俳一撮

 昨日、歴史上の人物で私が尊敬する人として5本の指にはいる『良寛』さんの俳句を披露したものの

 ちょっと、品の無い句を紹介してしまって…、良寛を知らない人が読んだら、まずいと反省。

 禅の修行を終わった良寛は、寺にも入らず、ただ巷(ちまた)を彷徨し、説教をするでもなく子供と蹴鞠して遊び

 ひたすら、俳句やら短歌や漢詩を書いて過ごした・・・こうしていつの間にか、当時の人々だけでなく、後々の人々を仏の道に感化していったのだ…

 裏を見せ 表を見せて 散る落ち葉 :良寛

 形見とて なにか残さん 春は花 夏ほととぎす 秋はもみじ葉  :良寛

 世の中に 交わらぬとには あらねども 独り遊びぞ 我は勝れる  :良寛

 我が宿を いづくと問わば 答うべし 天の河原の はしの東と  ;良寛  

 僧はただ 万事はいらず 常不軽 菩薩の行ぞ 殊勝なりける  :良寛  そうそう、この詩こそ良寛の『悟り』であり生き方であったのだ。

      

              

                コロナ禍(火)で 燃えた野望の フォトグラファー 今じゃ撮るフォト 妻ばかりなり… :一撮

              

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