拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 見えない触手

2020年12月07日 | 東洋自分なり研究所

  いつ立ち上げたのか?… 知らぬ間に、私は『東洋自分なり研究所』というのを立ち上げていた。

  鍼灸の東洋医学を勉強し、ほぼ同時に禅修行をしていくなかで、自分なりに『東洋』の定義を考えたのであるが

  その行き着いた先には仏教があって、その原理は『慈悲と智慧』でもって、人生を切り開いてゆこう・・・というものであった。

  2年足らずであったが、鍼灸治療にたずさわった時、私は患者を前にして、絶えず思ったことは、『病気になる前』の事であった。

  最悪の事態に至る前に、やること、出来ること…そこに視点をおいているのが『東洋思想』で

  そもそも因縁という教えも、過去から未来、未来から現在を観自在に精査する視点、『見えない触手』を自在に張り巡らす能力の強化

  なのではないだろうか。

  その東洋思想の根底には『身心一如』があって『身』という限界を軸にして『心』を遊ばせる…というところがある。

         

                     写真は『真実を写す』・・・でこうなる図  



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