拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 春一番 '16

2016年03月26日 | ヨーロッパの風
 昨日3月25日(金)より来週の月曜日までここスイスでは『復活祭』で4連休。
 
 3月に入って今日までの4週間、引越し屋のかき入れ時、ほぼ毎日引っ越しで、心身共に限界にきていただけにこの連休でボク自身も『復活』する予定。
 今日26日は昨日と打って変わって快晴で冷たい風もなく本当に春の到来を感じさせた。

 我々夫婦はひと月の内何回か、土曜日の昼食を『カルト農場』で過ごす・・・パターンが定着しつつある。
 カルトと言ってもいわゆる狂信的なカルトではなくカルト(Kalt)という名の人の農場のこと。

 この農場には広い敷地内を簡単に移動することが出来るように、車輪付き木造小屋が幾つかあり、その最新のものが食堂になっていて
 毎週土曜日20フランで昼食を食べれるようになっている。
 主人のトーマスが給仕してくれるが、飲み物、メインディッシュ、デザート、コーヒーがおかわり自由・・・で文句なし。
 それと、特に相方ニコルが気に入っているのは常連さんや初めて見かける人々との気軽な会話を楽しめるのが最高だ。

 照れ屋の上に、フランス語会話というハンディもあって長い間、ボクは時々しか参加しなかったが、常連の皆さんの親切さで、少しずつ溶け込んで
 いるのか、長いテーブルに同席して食事と会話をわかちあう事に楽しみを見出し始めている。
 普段の生活とはまた全く別の事柄、例えばトーマスからは毎回農、畜産業に関する話を聞くことが出来るし、常連のステファンは何についても博識
 特に歴史は先生で、特にスイスのローマ化以前のケルトについて非常に詳しい。その他柔道の先生や元警察官などいろいろな人が来る。

 そのKalt農場の昼食に今日は、友人のカリンと息子のジョナスを招いて一緒に食事をした。

           
               仕事のことはすっかり忘れて、春と豚を楽しむ。 カルト農場にて

 忘れてならないのが今夜、寝る前に時計の針を一時間進めること! 明日からサマータイムだ!!
 


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