拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  フランスの真珠・Barbara

2014年06月18日 | 観・音楽

                       


             ゲッティンゲン

     1
     もちろんセーヌ川はない。
     ヴァンセンヌの森もない
     それでもやはり
     そこには多くの喜びがある
     ゲッティゲンでは、ゲッティンゲンでは
     ※ゲッティンゲンはドイツの都市の名前。
   ※ヴァンセンヌの森は、パリの東部にある森林公園。

     2
     川岸もなく、口ずさむ歌もない
     人は嘆き、そして人は足を引きずって歩く
     それでもやはり
     愛はそこに花開く
     ゲッティンゲンでは、ゲッティンゲンでは

     3
     彼ら(ドイツ人)は私たち(のフランスのこと)は何でも知っている。
     私にはわかっている。(それを当たり前のことだ)
     私たちのフランスの王朝の歴史は(ドイツ人だってちゃんと知っている)
     ヘルマン、ペーター、ヘルガ、そしてハンス(だって知っているのだ)
     ゲッティンゲンでは、ゲッティンゲンでは
     4
     しかも(その上)誰も怒らない。
     しかし童話は
     「むかし、むかし」で始まる。
     ゲッティンゲンでは、ゲッティンゲンでは
     5
     もちろん私たちにはセーヌ川がある
     そしてヴァンセンヌの私たちの森もある
     でもすごいことに、そこのバラは美しいのだ
     ゲッティンゲンでは、ゲッティンゲンでは
     6
     私たち、私たちは薄暗い朝と
     ヴェルレーヌの灰色の心を持つ。
     そのとき、それは憂鬱そのものだ。
     ゲッティンゲンでは、ゲッティンゲンでは
       ※ヴェルレーヌ(1844~1896)フランスの詩人。

     7
     彼らが私たちに言うべき事がわからないとき
     彼らは私たちに笑ってそこにいる。
     しかし私たちは彼らを理解し続けている。
     ゲッティンゲンの子供たちの金髪を
     8
     驚かされた人々にとって悪すぎることに
     しかも(その上)他者たちは私を許す。
     しかし子供たちは同じである。
     パリでも、そしてゲッティンゲンも
     9
     おお。決して再び起こらせてはならない。
     血と憎しみの時を。
     なぜならば私の愛する人々がいるから
     ゲッティンゲンでは、ゲッティンゲンでは
     10
     そして(空襲警報の)鐘が鳴るかもしれないとき
     もし私たちが武器を再び取らねばならないならば
     私の心は涙を流すだろう。
     ゲッティンゲンのために、ゲッティンゲンのために
     11
     そこには多くの喜びがある
     ゲッティンゲンでは、ゲッティンゲンでは

     12
     そして(空襲警報の)鐘が鳴るかもしれないとき
     もし私たちが武器を再び取らねばならないならば
     私の心は涙を流すだろう。
     ゲッティンゲンのために、ゲッティンゲンのために



 クロード旅立ち

2014年05月02日 | 観・音楽
 今年58歳になる我らが友クロードが 来週日本は四国の曹洞宗の禅寺に 三ヶ月の修行に出かける・・・というので
 ささやかな壮行会を3人で 小さなカフェでとりおこなった。

 禅を始めて二十数年のベテランながら、本場での本格的全修行を三ヶ月とはいえ 若い雲水達に混ざっての修行は『楽じゃないよ』の覚悟は出来ている模様。
 なんか、まぁ、ボクとは違う次元で生きているようで 世の中おもしろい・・・というか、面白くしてくれているクロードに感謝と激励をして別れた。
             
                 

 この地スイスで 『日本』問題でじゃっかん気落ち気味なのを 癒してくれるのは 横川圭希さんのツイキャスだ。(keiki22)
 今では、帰宅するとラジオのスイッチを入れる如く 彼のツイキャスを入れっぱなしにしている。
 ギター弾き語り・・・上手いとは言いにくい味のあるライブがあったかと思うと、突然鋭い時事解説が始まり、相方のまり子さんをおちょくったりする
 実にザックバランな個人放送(ツイキャス)である。
 山本太郎さんの参議院議員選挙の時 支援裏方スタッフの一人として活躍していた辺りから、座間宮ガレイ氏と共に彼らのツイキャスを追うようになった。
 それ以前も きっこさんのツイッターを通して 時折 キャスを覗いて見たがケーキ(圭希)さんが何を言っているのか?さっぱり解らなかったものだ。
 それが今では、山本太郎の参議院議員選挙、宇都宮健児の都知事選、有川よし子の鹿児島2区補選選挙・・・と、ボクにとっては共に闘ってきた同志なのだ。 
 実際、負け戦続きの後、気落ちしてバラバラになった ネット・同志たちを ケーキさんのキャスは結びつけているに違いない。
   
          
           先日、たまたま見かけた動画。日本人によるジャズでいい味だしてるね。
             クロードとケーキさんに この曲を・・・捧げる。

  

  炎歌 

2014年04月03日 | 観・音楽
  
  そんな気は全くなかったのに だれかのツイートがキッカケで 今、都はるみの演歌に はまってしまっている。

  それもこれも Youtubeさんの おかげであるが、 『素晴らしい!』っ! 演歌ってほんの数秒で 心情に火がつけられて燃えあがってしまう。
  やっぱり、このへんがオレのルーツであろうか・・・・(多分)
  道産子のくせに 血の気が多いのは 実母が江戸っ子だし、育ての母は浪花節好きの芸者だったから なのか?
  或いは 日本人全体の気性なのか?

  それらもあるけど、都はるみ の芸の素晴らしさ・・・だよな、やっぱり。

  ジュネーブ ~ ローザンヌ間 約45分 電車に乗って アイパッドで『都はるみ』Youtubeで 聞いているボクを想像して下さい。
  郷愁誘うでしょう?・・・ボク自身も その時どこにいるのか さっぱりわからなくなっています。






                      

 手のひら

2014年01月28日 | 観・音楽

  むか~し 子供の頃見た 東映映画(1960年だからボクは8歳だったか)アニメ『西遊記』の物語で 孫悟空がキントン雲を
  乗りこなすことに有頂点になり・・・詳細は忘れたが お釈迦様に自慢して? 『これでオイラは 地の果てまで行く』と
  宣言して 猛スピードで 三日三晩?飛び続けて『ここまで来たら 釈迦も言うことないだろう』と、ふと下を見ると
  お釈迦様の手のひら!であった・・・という場面が いまだに覚えていて、それが どういうわけか 今、凄く気になっている。

  というのは、それが仏の教えの根本じゃないかな~・・・なんて思っているからだろうか。

  仏の手のひら、というと 仏像の代表的、印相は
  右手の施無畏印~『無畏を施す』つまり怖れを取り除く意味を表し『慈』の表示
  左手の与願印~『願を与える』すなわち願いごとを叶える『悲』の表示・・・・などと、仏教はすぐ難しいことを言おうとするけど。
   
  その手のひらに 我々は常にいる。 坐禅はそれを自覚する練習だろうか、 そう思えば寝る時も 歩く時も どんな時でも
  自分の体重を受けとめているのは 仏の手のひらであると自覚した時 気持ちが楽になる。呼吸が深くなる。
  
        

          Sinead O'Connor
- Nothing Compares 2 U -

15日と7時間が過ぎた… あなたが愛にケリをつけてから
私は夜ごと出歩いて昼間はずっと眠っている あなたが愛にケリをつけてから
あなたが行ってしまってからやりたいことができるし 誰にでも会うことができる
        お洒落なレストランでディナーを楽しむこともできる だけど何をしても憂鬱な気分を吹き飛ばせない
        だってあなたにかなうものなんて何もない あなたと比べられるものなんて何もないから

        あなたがここにいないのが淋しくてたまらない  まるで歌えない鳥のよう
        淋しくて涙が溢れてくる  教えて、どこで私は間違ってしまったのか
 どんな男だろうとこの手で抱きしめることができるけど  そんなことをしてもあなたのことを思い出すだけ
        医者に行ったらなんて言われたと思う?  「何をしてもいいから楽しむことだ」って、バカじゃないの
        だってあなたの代わりになるものなんて何もないから

        ママが裏庭に植えた花も  あなたが出て行ってしまうとみんな枯れてしまった
        あなたと一緒に暮らすのは大変だと思ったこともある  でも喜んでもう一度やり直してみたい
        だってあなたにかなうものなんて何もないから





























  悪夢の法律「特定秘密保護法」

2013年10月25日 | 観・音楽
  3・11以後、わが日本は急速に悪化変質したけれども、まぁ、いつか必ずよい方向に再び向かうだろう・・・と、安易に楽観していたが
  ここに至り急に 特定秘密保護法が登場し、閣議決定という言葉がニュースに現れる今日、言論の自由が奪われる社会が本当に
  やってくるのでは!という危機感に襲われている。

  これまでの日本は 人に迷惑をかけない限り かなりの自由が認められている国である、と誰もが思い込んでいたと思う。
  しかし、実際にはしっかりと言論統制されていて、メディアによって上手くコントロールされていたから我々一般人は
  気が付きもせずのほほ~んとしていたのが、3・11で 金蝿マフィアの化けの皮が剥がれ、ツイッターやブログなどの SNSによって
  メディアは真実を報道しない・・・ということがだんだん周知の事実であることがわかってきた。

  それに反旗を翻す我々の
  唯一の武器であるツイッターやブログなどSNSをこの特定秘密保護法で 一挙に制御しようという狙いがあることは明白だ。

  このブログを読んでくている方で「特定秘密保護法」が何なのかまだご存じない方は是非ネットで調べて頂きたい。

  3・11以後 起きたあらゆる問題を 追求する手立てを 奪うであろう この悪法「特定秘密保護法」の撤廃にむけて
  行動を起こして欲しい。
  

歌詞対訳:中川五郎氏
      悩める心を抱えた苦悩する男 俺に先立って歩くな
      隠すものなんて何もありやしない ひとりの女が俺の膝の上に乗っかってシャンパンを飲んでいる
      白い肌に暗殺者の目つき 俺はサファイア色にまぶされた空を見上げている
      最終列車を待ちながら 最高の気分 首に縄を巻いて絞首門の上に立っている
      地獄を解き放したような大混乱が今にも起こることを 俺は待ち受けている
      *皆は頭がおかしいし、時代も妙なことになっている 俺は閉じ込められて、射程外にいる
       前は気にしていたものだが・・・ いろんなことが変わってしまった。

      こんなところにいても無駄なだけ 俺は間違った町にいる、ハリウッドにいるべきだったよ
      一瞬何かが動くのが目に入ったように思えた
      ダンスのレッスンを受けよう、ジルバのラグに合わせて踊るんだ
      手っ取り早いやり方なんてないさ、女装するんだ
      何かを証明しなくちゃならないなんてここで考えたりするのは馬鹿者だけさ
      橋の下には水が満ち溢れ 他のものも山ほどある
      起きなくていいよ、あんた、俺はただの通りすがりの者だから
      *

      ひどい道を40マイルも歩いてきた
      聖書が正しければ、世界は破裂してしまうことだろう
      俺はできる限り遠ざかろうとしている 熱すぎて触れないものもある
      どこまでも耐えられるのは人間の心だけ 持ち札が負けているのに勝つことなんか出来ない
      最初に出会う女と恋に落ちそうな気がする 彼女を一輪車に乗っけて通りを押していこう
      *
    
      俺の心は痛んでいる ただそれを気付かれないようにしているだけ
      誰かを傷つけているのに 人はそれに気づかなかったりするんだ
      これから先の60秒はまるで永遠のような長さ とことん落ち込むかもしれないし、天高く舞い上がるかもしれない
      俺は自分の気に入らない女に恋している ミスター・ジンクスとミス・ルーシーが湖に飛び込んだ
      俺はそこまでしゃかりきになって過ちをおかそうとはしていない
      *皆は頭がおかしいし、時代も妙なことになっている
       俺はしっかり閉じ込められて、射程外にいる
       前は気にしていたものだが・・・いろんなことが変わってしまった
  
  
   

 ボブ・ディラン 『 Not dark yet 』

2013年10月06日 | 観・音楽
   このほど 北海道に 帰郷した際に Book Off で買った ボブ・ディランの アルバムに この曲があった。

   ボクより11歳年上の ディランの曲は ほとんど聞かなかった。 

   いいコト 言っていたんだろうけど 英語が わからなかったから・・・

   今回 この曲のメロディ に惹かれ 彼の詩を読んで(日本語訳で) もっと惹かれた。


            

  彼女:「Why?」  ボク:Because・・・

2013年09月03日 | 観・音楽
   この人の歌 日本にいた時 ラジオから流れて 何度も耳にしていたけど、 今日はじめて 彼女の名前 Annie Lennox と 音楽が一致して
   ボクの琴線を あらためて ガンガンかき鳴らしている真っ最中。

   YouTubeで見て 知ってる歌が沢山あって ああこれも彼女の歌だったのか!・・・・と、その才能と愛情あふれる音楽に 大感心。

         

 
   それと 知っている人はもう しっているだろうけど 赤ちゃんがいたんだってね、山本太郎さん。

   それを金拝マフィアの 広報マスコミの連中が これ幸いと 太郎叩き を始めたようだ。

   一人前の男が 恋をして 子供が出来て 「メデタイ」事なのに なんだって騒ぐんだよ。 ・・・というのは愚問か?
   
   太郎の口封じ・・・・が 金蝿マフィアの 第一目的だもんな。 Why?・・・・アニーの歌を聞いて 金蝿を追い払いナ。

   


        

   

 “イザベル・Isabelle・イザベル!”

2013年08月21日 | 観・音楽
  今日はまず これを聞いてもらえますか。

       

  ヨーロッパに来る以前、 正直、ヨーロッパがどこにあるか知らない・・・くらい ボクの全身心は アメリカ一辺倒に 向いていた。
  (今思うと、すっかり USA洗脳システム=マトリックス されていたのだ。外国=アメリカ、と)

  ボクは 自慢じゃないが 22年間コチラに住んでいながら フランス語がカラッキシ・ダメなのは 若き日に フレンチ文化への 思い入れが
  まったく無かった 為ではないかと・・・分析している。(無かったのに 何故か来てしまった 慌て者・・・です。)

  でも日本にいた時も ⬆⬆彼の歌 「イザベル」は シャルル・アズナブールの名前と共に ボクの大好きな歌(意味は不明だったが)だった。
  とても フランスの香りのする これぞシャンソン・・・てな感じで 彼は日本でも人気があって よく公演に来日していたようだ。

  例えば、若き日にもっと この歌に シャンソンに 文化に 入れ込んでいたならば・・・・ボクの来欧も 内容がぐんと違っていただろう、なぁ~・・
  と、この歌を聞いていて 妄想を描いてみる。(女を口説く天才に・・・なれただろうに・・・。) 

  何故、今日、アズナブール、、、か?と云うと 相方が SMSで 「新聞を見よ、わが親戚のナトンちゃんが・・・」と送信してきた。 それが これ⬇⬇
        
                                 Photo: Nicolas Aznavour
  なんと、わがナトンちゃんが かのアズナブール(89歳)のホームページを担当したという記事が 地元新聞一面に・・・この通り!
  今では31歳になった 南頓君。 ボクは 彼が7,8歳のころから知っているけど、好青年。縁の成せる技によって、こういう話が出来上がったそうです。
  縁とは 粋なもの ですね。(でも南頓君 ちょっと体鍛え過ぎじゃないか?)なんでも2264曲、115アルバムだそうで、大変そう。
  興味ある方 www.charlesaznavour.com ➜9月上旬よりスタンバイの予定

  24分13秒の「一刻を争うんです」

2013年08月07日 | 観・音楽
  今日アップする動画は ボクのブログで 7月14日にアップした 「山本太郎プロモーション映像」(6分)の オリジナル・ノーカット完全版です。
  完全版24分13秒を是非聞いてみて下さい。 当選前に制作した動画を 当選後 ノーカットで太郎が言いたかった事全部 聞いてみいて下さい。

   


  昨日、「山本太郎離婚記者会見」が、そして 週刊新潮による16年前のでっち上げ「レイプ」記事が発表された。
  いや~、出てくるとは思っていたが魑魅魍魎ども こんなに早くお出ましになるとは 金蝿マフィアどもも 相当焦っているようだ。

  「山本太郎離婚記者会見」の動画を見た人がいるだろうか?
   ボクは見ていて すっかり安心した。 嫌味な質問をされも 結局 山本太郎の 誠実さが際立ってしまう のだから。

   山本太郎と それを支える 無数の魂の炎は もう誰も消せない 強さを備えているようだ。

  山本太郎が離婚記者会見で どんなことを言ったのか 興味のある方は 彼自身のブログを是非 読んでみて下さい。

       http://ameblo.jp/yamamototaro1124/ (コピー&貼り付け)

  

   さっき ラジオから流れてきた ソング(以前どこかで聞いて 嗚呼これ!)で さっそくアップしました。 癒されますよ!

  

   




  

 中世の街ストラスブールへ

2013年08月01日 | 観・音楽
   
   歴史博物館で貸し衣装の様に 帽子と首飾り?が置いてあって、嫌がるボクに相方が面白がって着せた図

  今週から10日ほどのバカンスが 始まった。
  バカンスというと 何処かに行かなければ気が済まない 根は西洋人の相方による 我らの予算に合わせた希望で 
  電車で3,4時間で行けるドイツとフランスの境にある フランスの街ストラスブールへ 2箔3日の旅に出た。

  5,6,7,?年前 当時 徹底的に雨女だった相方と この街に来たことがあったけど 雨嵐だったこと と 赤っぽいカテドラル しか覚えていなかった。

  今回は昔より フランス語がわかるし 雨女の威力が衰えた相方のおかげで それまでピーカンの天気で 暑さにうんざりしていたのに 
  旅立ちの朝は ザーザーの土砂降りで 気温も25度ぐらいに下がり 目的地に着く頃には ほどよい曇り空で しのぎやすかったのだ。

  いつものごとく わずか2箔だけれど 相方の旅行スーツケースは ボクからみると一週間分ぐらいの旅支度でギッシリと重かった。
  が、さすがに枕は 持って来なかったから いくらか進歩したか。 しかし履物 3足はいらないだろう・・・。

  相方がネットで調べあげたホテルは 正解で場所も ストラスブールで有名なプチフランス(上の写真の梁がむき出しの家屋の地域)の直ぐそば。

  行くまで 知らなかったが 夜 カテドラルに仕掛けられた ライト+音楽ショーがあって あまりの鮮やかさに 一夜のオペラを見たような気がした。

  その前、昼間に カテドラルを訪れて その・・・特に内部の高さ42mに恐れ入って これが13~14世紀に作られたかと思うと 
  ボクはその当時の コンピュータ内部にいるという これまでにはなかった発想のしかたで おおいに感心していた。
  そしてその夜の ライトショー・・・というと安っぽく聞こえるほど それは素晴らしかったが、 この大聖堂を創った人々に 見せてあげられたら・・・
  自分たちが創った建築物が どんなに荘厳なものであったか、 夜の暗闇の中に 様々な色彩の光で 浮き彫りにされる 細部から全体に渡る 人間が
  創ったとは思えないその建物は 言いようのない音質のクラッシック音楽で一層 シュールレアリズムの世界へと 誘い・・・夢想を深めるのであった。

  これを 見るだけでも ストラスブールに来た 甲斐があった、と言える。

  翌日は 観光案内所から オーディオガイド機を借りて 旧市街を散歩しながら観光。 
  特に印象に残ったのは アフリカに行く前に ストラスブールで牧師だったシュバイツァー博士が 勤めていた教会を見ることが出来たこと。
  午後は 旧市街を取り囲む イル川の遊覧船に のって別な角度から 街を見、日本語のオーディオガイドがあって 充実していた。

  相方と別れての自由時間には ここ2週間ぐらい 気になっていた音楽(一度YouTubeで見た)の一節がボクの耳にさざ波のように繰り返し
  繰り返し訪れてくるので この際この街で 買うぞ・・・と勇んでデパートに入ったけれど その歌手の名前も曲名も知らず 
  その一節のみが 頭内に登ってくるのだから 探しようがなく(かといって、うろ覚えのその一節を売り子の前で口ずさむ自信もなく)
  どうしたものか?と 店内をウロウロしていると ちかくにあった試聴用に掛けてあったイヤホーンから その一節が聞こえてくるではないか!

   
   天の思し召しによって 買うことが出来た その音楽とは これであった。

  そしてもう一つ 旅の思い出は この7月に日本に帰国した友人に買ってもらってきたキンドルという電子書籍で 山本兼一著「利休にたずねよ」を
  電車での移動中や ちょっとした時間に読み進めたが ボクは自分がどこの時代に生きているのか 怪しくなるという・・・
  印刷書物発祥の地 ストラスブールならではの 大タイムラグを 時空を超えた旅を 満喫し 同時にホテルのWi-Fiでツイッターを見ては
  麻生太郎の失言か暴言か?「憲法改正はナチの手口に学ぶ云々」に溜息をつくのであった。

   今 ボクは スイス建国記念日8月1日を 祝う打ち上げ花火を 伴奏にこれを書いている。 摩訶般若!

 

  心の凝りは・・・

2013年04月09日 | 観・音楽
  ボクは 按摩さんだから 肩の凝っている人は わかる。

  かなり凝っているのに 自覚のない人も 結構多い。

  ほぐされて はじめて 自分が凝っていたこと が わかるということが あるけど・・・

  きょうトラック運転中 この人の 歌声を聞いて ボクの心は かなり凝っていたことが わかった。

  湖を見下ろす ハイウエイを走りながら  彼女の歌声が ボクの心をほぐす・・・ほぐす・・・


  
                                         ボクが見た 4月9日2013年の 湖は こんな感じだった 

   新星 ルー・ドワイヨン 素晴らしい歌声
(彼女のお母さんは フランスで有名なイギリス人 ジョーン・ベッギン
               そして種違いの お姉さんは女優のシャルロット・ギャンズブー)

   

  今日は、レモンマン

2013年03月25日 | 観・音楽
  昨日のシュガーマンに刺激されて 昔よく聞いては 見よう見まねで ギターをひいて歌ったこの曲

     

  ホセ・フェリシィアーノは 大好きで 彼のコンサートも 2回ぐらい行った。 神戸時代だったか? 東京時代?

  なんだか今聞くと (どういう表現だっけ?) 甘酸っぱい思いが 心を満たす・・・みたいな気持ちになってくる。

  ギターは 独りぽっちの頃の ボクの友達みたいなものだった。 

  今も ギターを 持っているけど ぜんぜんひいていない 禁じられた遊び すら指使いをわすれてしまった。

  

  

  

 地球は青かった・・・

2013年01月08日 | 観・音楽
 朝、ジュネーブの街なかを トラックで走行中 デヴィッド・ボウイの ⬇この曲が ラジオから流れてきた。

  何もかも 冬の灰色の時空に ただ一人 ロケットに乗り 超音速でぶっ飛ばす気分・・・まで 
  すっかり上昇し ボリュームを上げて聴いていた。


  デヴィッド・ボウイの存在を すっかり忘れてしまっていたが、 この人の音楽が サムスイングなのを思いだす。

  この人が活躍した時期が 世の中 上昇期であったこともあるけど 彼の打ち上げた数々の歌は 普遍の希望を人々に
  見せながら天空を 今もなお 飛翔していると 感じた。

  帰宅してツイッターを見ていると 誰かが デヴィッド・ボウイの新曲をアップしていた。相変わらず意味深な曲のようだ。

  相方のPCに(聞いてみろよ)と送って スイスのTVニュースを一緒に見ていると なんと デヴィッド・ボウイの新曲が
  ニュースとして紹介されていた。 やっぱり彼は 世界中の人々にとって サムスイング・・・なんだなぁ~、と 納得。

        

        

  

 リリー・アレンの曲

2012年11月23日 | 観・音楽
 昨日から風邪気味で 今日は一日ほとんど 寝床にいた。

 2日前に ツイッターで紹介されていた 歌手リリー・アレンを見て 例によって惹き込まれてしまった。

 彼女の歌声は ラジオでも時折聞いていたし 客から貰ったCDの中に 彼女の曲があって ボクはそれを知らずに
 ボクの選曲した自作CDに 入れてあって トラックを運転している時 聞いていたから この曲はよく知っていたのだ。

 だけど 彼女の姿を見たのは これが初めてだった。・・・実はそれだけであれば なんの問題というか・・・
 こだわりもなかったのだけれど 彼女のYoutubeに夢中になっていると どういうめぐり合わせか
 彼女がティーンエージャーのときに Myspaceをつかって 自作自演の動画を流していた時の 動画につながり
 一層夢中に なってそれを見ていた。 ウクレレ一本で 彼女の部屋かなんかで 歌い始める少女時代の彼女・・・
 四季それぞれの 場面があって 曲を作っては 自作の曲を披露する 生き生きした少女が そこにいた。
  (今の彼女とは なんかぜんぜん違う感じが すんるんだけど・・・この動画で彼女は有名になったそうだ。)

 ・・・見ることに夢中になって その動画をどこかに記録しておけばよかったのに その後見失ってしまったのだ・・。

  その少女時代の 動画をアップしたかったのだけれど。

  


 ただ曲を聞いていた時は 軽快なリズムで ノリがいい・・・ぐらいの軽い気持ちだったけど 今回この歌詞の訳を読むと
 結構 男女の深刻な内容なので へえ~っと 彼女の才能などに あらためて 感心。