振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

SAYAKA、芸能活動休止の話

2005-05-22 10:18:50 | 雑談
スポニチの記事で松田聖子さんとお子さんのSAYAKAさんが断絶状態だという記事があった。

SAYAKA 聖子と断絶状態

この記事にはSAYAKAさんの恋愛の話もあるが、恋愛によって人生は変わることはあると思うが、そんな話は他の人もしている話だし、また、プライベートの話であり、事実かどうかもわからない話なので、してもしょうがない話なので、しない。

今回はなぜ、取り上げたかというと、「2世タレントの売り出し方」の話をしたいと思ったからだ。

SAYAKAさんはいわずと知れた、松田聖子さんと神田正輝さんのお子さんである。
その後離婚し、聖子さんが引き取ったわけだが、その後、お子さんは芸能界デビューをしたわけである。

彼女は歌手デビューしたり、ドラマに出たりしていたが、今回、芸能界活動を一時停止したわけである。

SAYAKAさんは芸能界の大物の先輩であり、実の母親である聖子さんの思うプロデュースの方法で芸能界活動をしていたと思うのだが、なんか、違うような気がする。
芸能界の売り出し方法としては間違っていないのだが、SAYAKAさんには合わないような気がするのだ。
彼女に歌手の香りがしないのだ。
それに彼女はアメリカか、どこか忘れたが、海外のショートフィルムで賞をとったことがあったように記憶する。
女優のほうがまだ、向いているのではないか?、と思うのである。
芸能人としての才能があるかどうかはわからないし、その点は置いて考えるとすると、売り出し方自体がSAYAKAさんに合わないと感じる。
SAYAKAさんを見て思い出すのは、ビートたけしさんの娘さんの北野井子(しょうこ)さんのことである。
彼女は今はほとんどの芸能活動はやめているようで、結婚し、一児の母になっている。
彼女の場合は歌手としての活動が中心でしたし、彼女にはそれが合っていたと思います。
しかし、時期が悪かった。
同じように芸能人の2世ではあるが、親の力などいらない形で売れた、宇多田ヒカルさんやDragon Ashのkjさんのようなアーティストがこの時期出たのだ。
宇多田さんもkjさんも自分で曲が作れるし、で、親の力なしで売れてる。
プロデュースされる形であり、自分で曲が作れるかはわからないが、少なくとも他人の曲。
合わないからやらなくて正解だったと思うが、プロデューサーも当時、作ればある程度売れていた小室哲哉氏でもない。
しかも、同じ2世の宇多田さんやkjさんと比較されたりしたら、ごまかしが効かない。
この2人が同じ時期に出なかったら、もう少し、ごまかしが効いて、もう少し、長く、芸能活動をしていたかもしれない。
井子さんは他にもいろんな理由はあったようだが、「もう少し、活動したい」ということを父、たけしさんに言ったところ、
「芸能界は甘くないんだ」
という感じのことを言ったそうで、それが、事実上の芸能活動停止の決め手になったようです。
ただ、SAYAKAさんと違う点は芸能人としての才能の有無は別としても、向いている分野で勝負できたことである。そのほうが負けるにしても悔いは少ない。
SAYAKAさんの場合、このまま、フェードアウトしたら、悔いが残るのではないか?。
せっかく、大物の2世なのだから、今度は自分の向いている分野でもう一回、勝負してみてはどうだろう。
本人がどこまで芸能活動に執着しているかはわからないが、私がSAYAKAさんの周りの人であれば女優の道を勧めるだろうし、私がSAYAKAさん本人なら、舞台を中心とした、地道な活動を中心として、女優で最低限の生活できる道を探すと思う。

俳優、船越英二さんの息子さんで船越英一郎さんがいるが、この人は自力で現在の位置を築いた。
船越さんは出たての頃は2世俳優とばかりいわれていたが、地道に休まず、「二時間ドラマの帝王」といわれるまでになった。
今やお父さんの名前など出さなくても、または、出されなくてもよくなった。
「継続は力なり」
を地で行く、船越英一郎。
芸能人2世なら、椎間板ヘルニア明けであっても、ハードスケジュール、という、船越さんのような「無茶」なくらいの努力が必要となるのかもしれない。
2世だからこそ、楽ではないことを船越さんは示していると思う。
それくらい、芸能界は厳しいのかもしれない。

最新の画像もっと見る