アーシング（その２）

B4にアーシングをしてからしばらく乗ってみて感じたこと。

アーシングの効果は、エンジンへの影響としては低速トルクのアップと燃費向上があげられていて、その他ではオーディオの音質向上、ラジオの感度向上、ライトが明るくなることなどがあげられている。

これらの中で自分で実際に感じられたのは、低速トルクの若干のアップとオーディオの低音が微妙に良くなった（かも）という２点だ。トルクに関しては、間違って１速高いギアを使うことが多くなったことと、駐車時の切り返しでパワステにパワーを喰われる感じが少なくなった感じがする。「間違って高いギア」という程度なので中途半端なのだが、もしかしてSTiの６速ミッションならいい感じの変化だったのかも知れない。レガシィは切り返しながらの低速運転でエンストしやすいので、この点は便利になった。パワステは電動の方がいいなぁ。

アーシングの目的は、燃費向上だったのだが、残念ながらほとんど差はみられない。ディーラーのセールス担当が言っていたように、良くて0.5km/Lの向上だろう。ちゃんと計測して統計検定にかければ有意差が出るかも知れないが、言い換えればその程度の差しか出てないと言うことなので、満足度は低い。しかし、計算してみると意外に効果的なことがわかる。

仮にアーシングによって燃費が0.5km/L向上して、8.5km/Lから9.0km/Lになったとする（これぐらいなら実際にあり得そう）。毎日の通勤に80km走るので、9.4L/dayから8.9L/dayと、１日あたり0.5Lの節約になる。最近のハイオクの値段は140円程度なので、１日あたり70円の節約になる。アーシングにかかった費用が13400円だったので、192日で元が取れる計算になる。

トルクが上がった（気がする）満足感と、若干の燃費アップにより長期的には元が取れる（と信じる）ことを考えると、悪くない買い物だったような気がする。



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