■メモリーの不幸

何気なく思い出して　書きたくなったんですが
1990年代後半私はFMVユーザーでした。

初めてのWin95はNECのPC98でしたが、FMVはWin3.1の頃からの馴染みですぐにFMVのWin95に乗り移りました。意味はないんですがね。
そうこうしてるうちに　Win2000がデビューする1999年ごろですか?初めてのマイハイスペックマシンを組もうとしたときのお話です。
それまでメインで使ってたのは　Pen2の233MHZのマシンで、辛うじてメモリを標準の32MBから192MBに増設し、HDDは4.3GBのタイプに交換し、外付けのCD-R/RW（4倍当時7万しました。）を取り付け。OSはデビュー前のWin2000RC2という構成でした。枯れたチップセットでしたので、Win2000もドライバ無しインストールできましたし、なに不自由なく使ってました。
確か世間では、Pen3の933がどうの、Athlon800がどうのと、1GHZ時代が目の前でした。
『233MHZで上等!』とほざいておりました。

まあ、周りもボチボチとPen3の700Mhz（当時3万）だの言い出してましたので、私もそろそろ、がっつんといいのを作ろうと、ヤフオクを漁りだしました。
当時、slot１のマザーが主流で、440BXというIntelのチップセットが幅を利かせておりました。まあ、知り合いもBX-6とか何とか言ういいマザーを新品で購入して組んでましたし、ここはひとつ負けてられんということで、Pen3の733MHZを買いましたよ!
ま、お分かりの方もいると思いますが、最新のPen3でFSBが133MHZのタイプなわけですね。大体メーカー製のPCの主流は当時　Celeron500MHZでしたから　733MHZがいかにすごいかということですね。ま、上には上がいくらでもありましたが・・・。
それで、FSBが133なわけで440BXではオーバークロック状態になってしまいますので、VIAのチップか、Intelの最新の820チップというのがデビューしてたわけなんですね。
しかも、鳴り物入りで。
んで、私はこれに目をつけたわけです。でも、通販で買うと最新チップなのでマザーが高かったんです。そうなんです。予算オーバーなんです。
で、あきらめ気味にヤフオクを巡回してると、新品未使用が、半額！！！！で出てるじゃありませんか!しかも、即決!ギガバイト製だし。

買いましたよ!それ。最新チップというだけで、なんも調べようともせず。
これで、とりあえず　買うものも買ったし、他のものは　すべてFMVから移植すればOKっと言うことで、意気揚々と組み始めました。

ケースにマザーを組み付けて、憧れのPentiumの733MHZを手にして
5分もしないうちに　気がつきました。

そうです。


メモリースロットがぜんぜん形が違うんです。『今頃、気がつくなって!』
そうなんです。820チップセットはメモリーがRIMMだったんです。
ヤフオクで、安売りされてた理由も後でわかりました。

RIMMのメモリーが128MBで　その当時7万円くらいしてたんです。
DIMM（今までのメモリー）だと　1万5千円くらいで買えるものがですよ。ありえない！

結局、ここで挫折して、半年ほど放置状態が続きまして、晴れて、3万円以下でRIMMのメモリーを1本購入して、使えるようになりました。

マザーが安いからって　飛びつくと　こういう目にあうということですね。


それが　実はまだあるんです。


去年の話なんですが、ヤフオクで　AMDのOpteron140という　CPUを新品で1万円でゲットしたんですよ。
そして、マザーも　ヤフオクで　超いい奴を安くでゲットしたのはいいんですがね。
またもや　メモリーなんです。
その、マザーの要求するメモリーが、レジスタードECCメモリという　特殊なメモリーだったんです。←知ってましたが・・・
しかも、デュアルチャンネル（2本1組）
またまた、3ヶ月くらい値段の下がるのを待ちましたよ。
この間秋葉で買ったら　1本4k円とウソのような値段になってびっくりしましたが
去年の値段と来たら、軽く満州越えでしたから・・・。まじで。


ということで、私は、変わったメモリーが好きかもしれませんね。と、結んでおきましょうか。