男女関係って難しいですよね。相思相愛の時期は相手の言葉・仕草が全てにおいて素敵に見えます。ところが、一旦嫌いになると相手の全てを受け付けられなくなります。どうしてでしょう。お互いに人格が変わったわけでもなく、容姿が変わったわけでもないのに・・・。
お付き合いを始めた時は、お互いに自分の欠点を見せずに、何とか相手に好印象を与えようと日々頑張ります。
やがて時が経ち互いに慣れてきた時は、徐々に素の自分を出し始め、相手に自分の考え方や生活リズムを押し付けようとします。元々違う家庭で育った他人ですから、そうそう簡単に合わせることはできません。
それを理解できる人は何かとぶつかりながらも、互いの価値観を尊重し合いうまく生活できるのですが、特に現代人は自分が自分がという生活をしてきてますから、気に入らないことがあると我慢することなく、相手に対して自分の愚かさを棚に上げ、相手にさも原因があるように攻撃します。
これでは、到底うまくいくはずもなく、行き着く先は夫婦であれば離婚、交際中であれば別れが待っています。やはり、最悪の事態を避けるためには、もっとお互いを理解し合い、思いやる気持ちを持たなければ駄目だと思います。
互いに相手の良いところだけを好きになるのではなく、悪いところも好きにならなければ本当の相思相愛とは言えないのではないでしょうか。
愛情は与えられるものではなく与えるものです。自分の愛情を与えることによって相手が幸せになります。その相手の幸せな顔を見ることによって、自分が幸せになれるのです。