バイロン・ベイは
僕にとって大好きなサーフ・スポットの一つですが、
東に突き出た岬の先端から手前のビーチまで
幾重ものレギュラー・ブレイクがパーフェクトに割れて
しかも、一つ一つのブレイクがそこそこの距離で消えるので
手前で待っているサーファーにも綺麗な形のブレイクがしっかりと届きます。
さらに
良いか悪いかは別として「前乗りOK」のサーフィン文化なので
同時に何人ものサーファーがいい波を楽しむことが出来て、
本当の意味での「サーフィン天国」とはこういう場所なのだなと実感します。
今回も毎日波があって
日本が真冬の正月に
海パンでサーフィンが出来て最高の気分でした。
そんなサーフィンは、
ほぼ毎日バイロンで最もメジャーなポイントであるThe Passで
残念なことに大好きなWategosは
地形が変ってしまったらしく、あの優しいライト・ブレイクが消滅してました。
それにしても
オーストラリアには
本当に沢山のワイルド・ターキーがいます。
日本人にとっては驚きですが、
海水浴客らの荷物をあさって本当に油断ならない奴らです。
アフター・サーフには毎日
ビールとツマミを持って、モーテルの裏からベロンジル・ビーチに行ってchill out
オーストラリアの粉のようなサラサラの砂に寝そべって、最高のリラックス・タイムでした。
今回のバイロン・ベイでのサーフィンで感じたことは
ソフト・ボードがとても多く
しかもフィンを外して本当に自由にサーフィンを 楽しんでいる人が何人もいたことです。
バイロン・ベイ・スタイルでしょうかね
南房総のわが家の前の海岸も「タロウ・ビーチ」なのですが、
ここの「Tallow Beach」では
残念ながら今回は波が良くなくてサーフィン出来ませんでした。
でも、ここは
Broken Headへと続くキレイな海岸線です。
サーフィン最終日の1/5には
なんとカツオノエボシが大発生!!
ライフ・ガードによるこんな掲示板が
オーストラリアではBlue Bottleと言うらしいですが、
日本のヤツよりずっと小さくて触手も短く
海岸線を歩くオージー達は全然気にしていないようでした。
実は
初日にこいつに左脚をやられたのですが、
日本のヤツとは毒の強さが全然違いました。
大発生が最終日で
本当にラッキーでした!
僕は以前に
サーフィン先進国オーストラリアの視察旅行として
サーフィンに関する全てを統括する国の機関「サーフィン・オーストラリア(SA)」の
「ハイ・パフォーマンス・センター(HPC)」のに来たことがあるのですが、
オーストラリアは、
アメリカよりも
ハワイよりも
フランスよりも
そしてニッポンよりも、
サーフィンに関して
本当に「自然」で「自由」で「多彩」で、
みんな楽しく波に乗れる世界一の国だと思います。
I'll be back soon, AUS !!!