明けましておめでとう～すずの年末年始♪

　吹雪のような大みそかだった九州地方。突風が吹く中、夜勤明けで帰宅した昨日、12月31日朝。バスを待っている間も凍え死にそうで、慌てて近くのコンビニに駆け込みました。はぁ、暖房が利いたコンビニの中はあったか～、とひとまず　ほっとする。雑誌コーナーには6名程のお客さま。私はそれらには手を触れず、（雑誌は読まないんですよ）フリーペーパーを手にとる。コンビニの時計にちらっと視線を走らせると、バスが来る時間まで20分近くもある。　こんなに時間をつぶすのか。バスのダイヤも年末年始用になっているので、30分に一本しかこない。2010年最後の仕事納め。無事に利用者さんたちと共に過ごすことができ、早朝勤務のスタッフに引き継ぐことが出来た。なんだかバタバタと忙しい一年だった。大みそか、といっても実感が沸かないまま31日の朝をこうして迎えた。。。

　何も買わずに店を出ることに抵抗があるので、朝食用にでもーとパンを一つ購入して店を出る。定時にバスがやってきた。良かった・・・。バスから降りると、そこは雪景色。風も強牡丹雪と共にく斜めから吹いてくる。あっという間に雪が積もっていく道中を急いで帰宅。お風呂に入り、洗濯物をセットし、ネットにつなぐ。夜勤前に作って置いたチキンの鍋とトマトスープを温めて遅めの朝食。父もねぼけて起きてきたので一緒にね・・・。私は、ちょっくら「ひとねむり」します。バタン、キューです、はい。

　お昼に目が覚め、熊本の実家に戻っている母＆祖母に電話。あちらも雪が激しく降っているらしい。甥っ子がいる京都もブログを見ると雪景色。それぞれの家族が、それぞれ別の場所で、雪景色と共に大みそかを過ごす。思えば父と二人っきりの年末年始は初めてかもしれない。今後はこういう珍しい事の方が、普通になっていくのかなぁ。我が家の場合は。　近所では可愛いお孫さんの声が、こちらでも、あちらでも聴こえてくる。賑やかな年末年始を迎えているご様子。我が家も来年は両親にとっての「孫」である、ゆうちゃん、そして彼にとっては「おーばあちゃん」である熊本の祖母と4世代でお正月を楽しみたい。叶うだろうか。段々と弱っていく利用者さんと一年以上を共に過ごすと、なんでもないことがとても幸せで有難いことだと気付く。今、やらねば、明日、来年、できないかもしれない、そんな焦りも感じることもある。人の命は永遠ではないから。今出来る事は、共にやっておきたい。できるだけ、たくさんの楽しい思い出を作って自分だって[生きたい/逝きた]いから。

 夕方からスーパーの商品は値引きを始める。この時間帯をめがけて父と二人、とあるスーパーへ出かけた。お正月コーナーへ行くと、店員さんが値引きシールを貼っている最中だ！　安い蕎麦は売り切れており、私が手にしたのは、出雲の、我が家にしては「高級そば」だった。しかしながら真ん中には、しっかりと「半額シール」が貼られている。蒲鉾3本セットも、勿論半額だ。丹波の黒豆も半額でゲット。いつもなら、母が「普通の」黒豆を使って自宅で煮るのだが、今年は母が祖母宅に戻ったままなので、不在。「どうしようかねぇ、年末」というので、「お婆ちゃんが寂しいだろうから、そっちでお正月したら？」と言っておいた。私も夜勤明けから元旦が休みなので、父と高速を走って熊本入りすることも考えたが、あいにくの雪。。。2日早朝から出勤の私が、高速道路が閉鎖されたら戻って来れない可能性も出てくる。だからやめた。31日が3回忌のおじいちゃん。次回の連休を利用して、お線香を上げに行きます。それまで待っていてね。

　スーパーを散策？していると、背後から肩をポン！と叩く人がいた。誰だろう？　職場の先輩だ～！　やっぱり世間は狭いっていうか、また、職場で会いましょう～。ちなみに、とあるスーパーの知り合いには誰も会わなかったいよね。先日は店長に会って、びっくりしたけれど。

　自宅へ戻り、買ってきたお寿司のセットと鍋を頂く。鍋には白菜、豆腐、ねぎを加えた。要するに前日の残りの鍋を有効活用したわけね。このあと、年越し蕎麦も作って食べる訳だから、そんなに大量にはいらないだろう。夕食中も、紅白をちらっと見ている。キッチンの隣の部屋にテレビがあるので、良く見えないが。前半戦が終わり、後半戦へ。「祈り」が、一番ぐっとくる。聴かせる曲だった。初めて広島の原爆ドームと資料館を訪れた年に聴く、この曲。　ずっと後の世にも残したい一曲だと心から思う。あの風景が脳裏をよぎりながら、聴きいっていた。　他にも懐かしい若大将、GoGo郷ひろみ、和田あきこ、元気いっぱいのステージに感服。いきものかかり、「ありがとう」も、じーーんときた。甥っ子のゆうちゃんがカラオケで歌っていた事を思い出しながら聴く。今年も白組が連覇したが、どっちもよかった。拍手！！！

　11時頃から、蕎麦をゆでたり、ねぎを刻んだり、いつもなら母がやっていたことを今年は私がやるという不思議さ？？　甥っ子が居た頃は、おせち作りの手伝いならしていた。でも、年越し蕎麦や雑煮を自分が用意するのは初めてなんですよ。まぁ、味にうるさい父も満足したようなので、ほっとしたけれど。

　お正月は、ちょっと遅めに起床。（10時）　良く寝たぁ～。まずは、洗濯。お雑煮が出来上がるころ、父も起きてきた。今朝は晴れ間がみえたのに、昼ごろから雨。慌てて洗濯物を取り込む。駅伝をみながら、遅い朝食。安川電気、4位で健闘！　途中まで1位、2位と、優勝争いをしていたので、ハラハラドキドキ。届いた年賀状を見ながら、一枚一枚、お返事を書く。遅れて届きますが、ほんとの「明けましておめでとう」のご挨拶です。明けてから書かせて頂いたので。今年も宜しくお願いします。

　こうして父と二人っきりなのに、何故か賑やかしい年末年始を過ごしましたよ。明日は再び利用者さんと一緒♪♪　では、楽しいお正月をお過ごしくださいね。みなさん！

 

すず