AIRPORT BUS~Chunghsiao E. Rd へ
都会だ! 都会だ!
台湾は・・・台北は・・・都会だ~!
分ってはいたけれど、福岡並みの綺麗な街かもしれない。
空港からバスに乗り込んだ直後は、バナナらしき木が目に入り、南国へきたんだわ・・・と、ゆったりとした気分になれた。
台北市内をバスが走り出してからは、地図と にらめっこ。
私が降りるように言われた停留所は、この地図によると、5番目だ。
さっき、止まった場所は、え~っと・・・。
3番の 『Gala Hotel』 だ。
ところで、ホテルは中国語で、飯店!
と呼ぶらしい。
最初は単純に、メシ屋!カト(えっ?すっかり忘れてたけど・・・誰か僕を呼んだ?) 思ったが、どうやら飯屋ではないようだ。
どのホテルを見ても、表札?は、飯店だ。
いや・・・違う。
老爺酒店は、きっと歴史ある酒屋だろうと思ったら・・・。
英語訳は、なんと!Hotel Royal Taipei だぁ~~~!
なっ・・・なんだか・・・
とって~も!
ゴールデンなお名前。
地図を必死で眺めている内に、4つ目のバスの停車場所に着いた。
吉林国小。。。国 は、これではなく、昔の国という漢字なのだが・・・PCでは・・・出てこない!
そして、遂に!
5番目の停留所。
Chunghsiao E. Rd.に到着したのである!
バスが停車すると、窓から外を眺め、停留所の表示を確認中・・・
と、そこへ、バスの運ちゃんが私に何か言いながら、やって来た。
「ここでバス、降りる、降りる!あるよ~」
降りる!この単語は日本語だ。
何度も、「降りる!」を連呼し、私に知らせてくれたのである。
「Thank you!謝々!!!」
あっ、そうだ、彼は日本語も片言分るから・・・
「ありがとう!」
バスを降りると私に続いて なんと!!運ちゃんも降りてきた。
なっ・・・なんで???
私は大きな荷物は、預けていないのだけど??
運ちゃんは、もう一度、私が手にしていた地図を指すと、
「タクシー、10分ね~!**ドル、台湾ドルね~!」
と、おおよそのタクシー代まで、教えてくれたのだけれど・・・。
台湾の通貨も良く理解できていない私。
一体、いくらと言われたのか、全く記憶にないのである。
指を指しながら、あっちでタクシーを拾えると、更に説明をしてくれる。
まるで、実の親に心配されているような錯覚に陥るすずだった。
「Thank you, thank you!」
何度も英語や日本語や中国語でお礼を述べ、最後はバスに一人、乗り込んだ (長かった・・・・彼が再びバスに乗り込むまでが・・・爆)運ちゃんに手を振った。
「では、達者でな~~~!」
「ありがとう~~! 台湾の おとーちゃん!」
台湾の父、バスの運ちゃんと、とある国からやって来た、すずの感動的な 別れのシーン。。。
第一幕が ここで幕を閉じようとしていた・・・。
さてっと。
タクシーを拾わなきゃね。
台湾のタクシーって、みんな黄色なのね。
目立つ色だわっ!
「あっ!タクシー!」
あぁ~、手を上げたのに、気付いてくれなかったのかな?
行っちゃったわ・・・。
ん・・・・?
えっ・・・・???
さっき、通り過ぎたのに・・・
バックして来るよ~~~!
鈴木鈴子続きは明日。。。