さんふぃ【稽古日記】~おきた編~

お居くらぶさんふぃーるどは鳥取県,日野町を中心に活動するアマチュア劇団なのよさ!

子連れオシドリ(笑)…

2010年10月21日 | 稽古日記
今日は、いつもの稽古場が使えず、
さんふぃ旗揚げ当時に使っていた稽古場へ。
公演本拠地の文化センターのリハーサル室です。
言っちゃえば古巣のようなもので。
妙にリラックスする空間でもあります。


で。
今夜は、子連れ出勤。
遊びに来ていた甥っ子王子と姪っ子姫を戯れに誘ったところ、
すっかりその気にしてしまったので


いやあ。意外でした。
前に稽古場に来た時はほぼ1年前。
紋次郎の稽古をしてた時。
あの時は、お母さんの陰に隠れて泣きべそをかいてたのにね。
今日はリラックスして、それなりに楽しんでたみたい。
うむ。成長したな。よいよい。

まぁ、ヒーローショーですからね。
きっと面白かったんでしょう。
いつか、局長のとこの姫や王子と会わせたいんだけどね。
なんだかタイミングが合わなくて。


稽古自体は、悪役さんの見せ場の固め。
今日の課題は。
相手の呼吸を読む。
お客の入り込む余地を作る。
「止まる」瞬間を作る。

やっぱり、「みせる」意識がまだまだたりないのだ。
脊髄反射だけでやってちゃだめだ。
そこに意図がなければ。
どう見せるのか・魅せるのか。


あとは、一発勝負でテンションをMaxに持っていく方法。



あと一回の稽古しかないけど。
まだまだやることいっぱいだよ。


家族戦隊っ!…

2010年10月20日 | 稽古日記
今日は、書くことがないので(笑)
見たくて仕方ない相棒もこちらでは放送しないし
今回の演目、オシドリ仮面についてちょっとご紹介しましょうかね。


まず。とっても基本的なこと。
なぜ?オシドリなのか、と(爆)


わが日野町は、オシドリさんが飛来する町として愛好家のみなさんの間では有名でして。
冬になると800羽くらい日野川にお出ましになります。
全国ニュースの風物詩に使われるくらいになってきましたねー。
ので。
そこから頂いたわけです。

オシドリ仮面に変身するのは、萬田リンくん。
中学2年生。←え?(笑)
名前の由来はオシドリの英名マンダリンダックから。
これは知らない部員もいるかもな。
ひのそば一番館というお蕎麦屋さんの御子息で、
毎日学校から帰るとおそばの出前に出かけている親孝行もの。
町の子供たちからも「リンお兄ちゃん」と慕われており、
素直で清く正しい少年です。


リンくんには今のところ判明しているだけで両親とおばあちゃんがいるのですが…。
実は、ひのそば一番館自体がオシドリ仮面の秘密基地で。
家族総出で宿敵ナマケーナ王国と戦う家族戦隊なのです。


というわけで。
続きはまた明日。


現地リハ…

2010年10月19日 | 稽古日記
一週間早くひのっ子保育所に参上。
1時間だけのお約束を厳守すべく、
みんな早めに現地入り。

思いのほかたくさんの先生方のお出迎えを受け、
なんだか嬉しかったです。
すみません、遅くに。恐縮。


もう4回目になったので、もう少し勝手知ったる的になってもよいのだけど、
インターバルがあるとお借りする機材のつなぎ方なんかもあやふやで(^^;)
それでも、なんとか定時に通しリハ開始。


うーん。
思いのほか、声の残響が大きい。
通る声の人ほど聞き苦しい、という。
いつもとは真逆な問題点。
かくいう私がその筆頭でした。あう)>o<(

いろんなことに雑念が多くて、
テンポにかける通しでもあったのですが。


とにかく、終えて超特急で撤収。
園長先生にうれしい感想をいただき、
とりあえず肩の荷その1が下りた感じで、
すぐにいつもの稽古場へ。


そして、ビデオを見つつ、
ライブ駄目だし(笑)


声の件は、張るのではなくマイクを通すつもりの声で、
口をはっきりあけることで調整することにする。


そして、もう一度通し稽古。
台詞を丁寧に伝えることに意識がいったためか、
テンポが良く、今まで一の出来でしたとさ。



さて、本番まであと一週間。
ここを保つためにも、あとは心と体の健康管理だね。







明日はリハ…

2010年10月18日 | 稽古日記
明日は、現地リハ。

業務終了後にわざわざ会場をあけていただいて
先生方のご厚意によりできるので。
本当にありがたいです。


いつものゲネプロとはまた違った緊張感がございまして。
いつぞやは、あまりに怪人の芝居がリアルすぎて、
「怖くしないでください」との注文が出たので、
その場で怪人はコミカル仕様に芝居を変更するという荒業をやったこともありました。
ええ。

悪役は怖がられ、嫌がられてなんぼなんだけど。
初演の時はまっすぐ並んで座ってた子供たちが、
悪役が出たとたんに後ずさったため、
列が見事にV字になっておりました。
泣かれたのもあの時が一番だったかなぁ。
なので、あれからあまり怖くしないという方向でやっておりますよ。
でも、こわいけどね(笑)


で。
かならず、子どもいじりタイムというのがあって、
まーくん扮するスイタヤーニ博士が子どもたちにアドリブをしかけるわけですが。
今回は、さらに心の距離を縮める趣向もご用意いたしております。


さてー。
それが吉と出るか?…出てほしいですが。



とにかく、明日。
出張帰りでダッシュだわ。
忙しい、忙しい。

ツンデレ好き?…

2010年10月17日 | 稽古日記
どうしよっかなぁと思ってたけど、
偶然石坂さんが目に飛び込んできたので(笑)
小栗君のドリトル初回を観ました。


このところ、ツンデレというかツンツンな役が多くてなぁ、と。
「キサラギ」を懐かしんでしまうわけですが。

ドリトル先生は、ブラックジャックの実写版みたいですな。
モノ言いも哲学も似てる気がしますよ。
あたし、好きなんだよねぇ。
ブラックジャック
もう、夢中になって読みましたよ、原作。
そして、アニメの大塚さんの声も好き


まぁ、ホントはピノコ好きなんだけどさぁ。
ピノコと絡んでるブラックジャックがいい。

あ。
やっぱり、ツンデレ好きなんじゃないのか(爆)


余談だけど、鳥取先生ってのが、
地元民としてはちょっと嬉しい。
そんだけ。

百聞は一見に如かず…

2010年10月16日 | 稽古日記
はい。
予告通り、ビデオ撮り敢行しました。
オシドリ仮面


まぁね。
稽古せずに、いきなり撮ったですよ。最初は。
だって、本番は朝の10時。
通しやってからするなんてこと出来ないもん。
もう、いきなりMaxテンションでいかないと。
だ・か・ら。


で。予想通り(笑)。
なんだかグダグダ感満載の一回目。25分間。
それをみんなで観て、打ちのめされる25分間
あうあう。



演出家はこれを待ってたのですもの。
いくら言葉を尽くしても。
お手本をやって見せたとしても。
腑に落ちなければ伝わらない。
己の姿を観て反省するのが一番早道なのよ。



それを踏まえてちょっと固め稽古20分。
そして、リベンジ撮影25分。
上演時間が短いというのはありがたいね。
2回も撮れちゃったよ。



で。2回目。
非常に調子がよい。
やっぱり悪役さんのテンポとテンションにかかっていることが判明。
百聞は一見に如かずで、駄目もすんなり直っている。


これが本番で出せるとねぇ…。
ここからは、いかにクオリティーを保つかということにかかってくるね。
今の出来に満足せずアグレッシブにいくことかなぁ。
あと、楽しむこと。



さて、次はいよいよひのっ子保育所におじゃまして、
現地リハ。
たぶん先生方にも見てもらうはず。
うーん。
緊張するぅ。






醸し出す…

2010年10月15日 | 稽古日記
最近、インプットの時期でもあるらしく。
映画やテレビを観て、いろいろとモノ思うことが多い。
ストーリーなんかは案外そっちのけで。
主に役者の芝居を観てるんだけど。


巧いなぁとか、なんだか違和感だなとか。
その巧く見える、あるいは違和感を感じる原因が気になってる。


どうも、このところのマイブームは「醸し出す○○」のようです。
大上段に構えたり、見栄を切るよりも。
ふとした目線のやりどころとか。
所作に現れる空気感とか。
「佇まい」というやつなのかなぁ。

表情豊かではなくても、抑揚のない台詞であっても。
なにかを醸し出している役者さんにあこがれというかある種のジェラシーも感じつつ(笑)。


「醸し出す」ためには、やっぱり経験値がないとだめですかね。
心が動く、揺れる経験とか。
感性がビリビリあるいはキリキリする感じとか。
そこを乗り越えての「力の抜け具合」が、キュンと来るのだわ。



ま、目下私は、力入りまくり見栄切りまくりのヒーローショーの真っただ中なので(爆)
その反動でしょうかね。

すてぇ~~~~ぇええい…

2010年10月14日 | 稽古日記
ミスチルの歌じゃありません(笑)。
今日のお稽古。

だいぶ出来上がってきたので、駄目がだんだん細かくなります。

入ってくる足取り。
歩く Or 走るスピード。
反応するタイミング。
突っ込みの勢い。
効果音との合わせ。などなど…。

場面に山と谷を作るために、
そんなとこまでー?というくらいの詰めの作業が続きます。


今日問題になったのは、
「待つ」「止まる」ということ。

台本があるということは、段取りがあるということで、
次の台詞や展開もわかっていますので、
ついつい相手の台詞よりも前にフライングして反応してしまうことがあったり。
段取りを早くやってしまいたいために、
相手の反応が待てずに動いてしまったり。
ついつい小芝居が過ぎて、中心の役者の邪魔になったり。

ヒーローショーはとかくにぎやかに動いて表現することがメインのような気がしますが、
「動」を見せるためにはきちんと「静」を表現することが必要なわけで。
アクションもポーズも「止まる」ことがきっちりキマルとかっこいいのよ。


次はいよいよビデオに撮ってみようと思います。
うわー。こわい。
一度へこんで、谷底から這い上がれっ!!!
あう。

役者の占める比率…

2010年10月13日 | 稽古日記
こないだの龍馬伝は高杉さん祭り。
さんふぃの女性陣はみんな伊勢谷高杉びいきなので(笑)
きのうの稽古場もその話題で持ち切り。

けど、内容としては「泣きそびれた」という話で。
ええ、いや。
伊勢谷高杉さんの芝居は素晴らしかったんだ。
ホントに。
ただ、それに集中して泣ける構成ではなかったんではないかと。

もちろん、主役ではないので。
間にエピソードが挟まるのは仕方ないこと、かもしれないけどねぇ。
もう少し、泣きに集中させてほしかったなぁ。
せっかくバスタオル持ってスタンバイしたのになぁ。
もったいないなぁ。



で。このことから考えると。
映像というものは役者の芝居の占める比率が小さいのだなと。
カメラで見る角度から時間まで切り取られ、一から構成し直される。
演出や構成が出来を左右する。


舞台なら、観客はどこを観てもいいし、
役者のテンションや間の取り方、流れはダイレクトに伝わる。
良くも、悪くもだけど(^^;)
それが、舞台の怖さでもあり醍醐味でもあるのね。


その分、役者には力量が必要ということになりますか。ほほ。

















ツボるととまらへん…

2010年10月12日 | 稽古日記
あと2週間になりましたよ~

短いものなので毎回通しもできるし、
だんだんと体になじんで、
テンションを上げるのも楽になってきたようで。

今日は自分の反省(笑)。
固め稽古をやってるときに、
共演者のテンションが思いのほか高く、
芝居も忘れてニヤニヤと見惚れ、
自分の出番になって思わずツボる。

もうそれからはそのシーンになると吹くので、
セリフにならず。
テレビのNG大賞みたいね。
我慢しようと思えば思うほどブハブハ。


まぁ…そんなこともありつつ。
そんなことになるのも、みんなが乗ってきた証でしょう、ということで。



えー、本番は吹かないように頑張りたいと思いますよ。