みられてる…

ここ一年ちょっと。何かと手詰まりだなぁと思ってた。これまで仕入れて来たもので、いろいろとやり尽くしてしまい、ひょっとしたら枯れたかなあ…とか思ったり。


それをみられてたんだろうな。今年は、否応なしに新しいことを仕入れざるをえない環境に放り込まれた。ま、やってみれば、案外やれるもんだ。身体もアタマも、思ったより動く。そりゃ、しんどいけどね(笑)。

枯れかけてた木に水をやろう。これからの10年のための投資。

殺陣師会議だよ…

最近、放置ぐせがついててすみませんです。おきたです。


5月に入って急に殺陣師の私は焦り始めまして(笑)。最近、アクションクラブと化してきたさんふぃだけでやるならいざしらず。メンバーの揃いにくい稽古で果たしてどのくらい精度の高い殺陣ができるのか…。そもそも、どのくらいの分量がいるのかの洗い出しからはじめねば。


ということで。副長を誘い出し、殺陣師会議を決行。コーヒー一杯で二時間ばかし。かなり迷惑な客だ。しかし、家で、１人では出来ない作業なんだよね～、これが。


特に、自分で書いたホンではないので、シーンを映像で立ち上げるのに、ディスカッションが必要で。二人して、複数の視点から立体的にみていくことで、動きの必然的を確認していく。


洗い出してみると、かなり大人数が交差する殺陣が多い。大丈夫かなあ。


殺陣は、安全が第一。
自分の目の前だけじゃなく、神経を張り巡らし、冷静に動きをコントロールする力が必要だ。相手との間合い、全体の動きの流れ、動くタイミング、リズム、舞台上での位置どり…読むことはやまほどある。



……まぁ。とりあえず、慣れてもらうしかないよなぁ。とにかく、キャストのみなさん。色々と「読む」力を養ってくださいな。あとは、集中力とキメです。

似て非なるもの…

昨日は、大阪に観劇に行っておりました。劇団☆新感線の蜻蛉峠。クドカンさん書き下ろしのいのうえ歌舞伎。素材と演出家が同じでも、ホンが違うとイメージが違うものだなぁと実感しました。笑いの部分も、キャラクターの描き方なども似通った部分はあるのにもかかわらず。似て非なるもの。

中島かずきさんはロマンチスト。クドカンさんはリアリスト。なんでしょうかね。同じ絶望的な状況を、美しく昇華させるか、冷徹にドライに陥とすのか。押しの美学か引きの美学か。の違い。


それを、同じ演出家と役者が形にする。自分の好みとかは別にして、とても興味深いし、考えさせられました。ある意味、今の私たちの状況に重なる部分も感じつつ。


夏公演までに、あたしたちも今までと似て非なるものを創りたい。そのためにも、色々と仕入れて、勉強して、今出来ることはしておこう。




余談ですが。昨日大阪に降り立って一番始めにしたこと。紀伊國屋書店で、殺陣・アクション入門書をゲット。しかも、開店直後、めっちゃお洒落着で(爆)お店の人はさぞかし不審に思ったでしょうね(≧▼≦)

われらはやまのこ…

山の子のおきたと副長は、連れ立って海に遊びに行きました。


GWの人込みが嘘みたいに、磯辺は静かでまったり。岩場を平気でピンヒールで歩いてたくせに、裸足になったら、足つぼマッサージのように激痛で歩けず(笑)。

汐だまりって、すごくいろんな生き物がいるねー。装備がよければ、もっと楽しめたけど。山の子には珍しいものだらけでワクワクする一時でした。


人込みにいくより、こんな過ごし方の方が、よっぽど得した気分。また行きたいな。


めでたしめでたし。

ぱっしょねいと！…

うちのパートの稽古は、パッショネイトに熱い！なにが熱いって、演者よりも演出家のパッションがすごいよ。いや、まじで、こっちを上演した方が面白いかも。


突っ込みに愛がない！！って、めっちゃ明言だよ。素晴らしいよ。牧先生！ついてくので、これからも、パッショネイトによろしくです。


やー、ワンシーン終わったら汗だくさ。長台詞しゃべってるだけで、毛穴が開く感満載(爆)真夏なんだよなぁ、本番。衣装もちょい暑めらしい。でもでもでもっ！顔だけには汗かかないよ。ぢょゆうだからな。うん。パッションで押さえるさ。