似て非なるもの…

昨日は、大阪に観劇に行っておりました。劇団☆新感線の蜻蛉峠。クドカンさん書き下ろしのいのうえ歌舞伎。素材と演出家が同じでも、ホンが違うとイメージが違うものだなぁと実感しました。笑いの部分も、キャラクターの描き方なども似通った部分はあるのにもかかわらず。似て非なるもの。

中島かずきさんはロマンチスト。クドカンさんはリアリスト。なんでしょうかね。同じ絶望的な状況を、美しく昇華させるか、冷徹にドライに陥とすのか。押しの美学か引きの美学か。の違い。


それを、同じ演出家と役者が形にする。自分の好みとかは別にして、とても興味深いし、考えさせられました。ある意味、今の私たちの状況に重なる部分も感じつつ。


夏公演までに、あたしたちも今までと似て非なるものを創りたい。そのためにも、色々と仕入れて、勉強して、今出来ることはしておこう。




余談ですが。昨日大阪に降り立って一番始めにしたこと。紀伊國屋書店で、殺陣・アクション入門書をゲット。しかも、開店直後、めっちゃお洒落着で(爆)お店の人はさぞかし不審に思ったでしょうね(≧▼≦)