さんふぃ【稽古日記】~おきた編~

お居くらぶさんふぃーるどは鳥取県,日野町を中心に活動するアマチュア劇団なのよさ!

任務完了!!…

2008年02月01日 | 稽古日記
終わりましたぞ!「参上!オシドリ仮面Ⅱ!!」
この公演の珍しいところは、上演時間が午前10:00ということ。なんせ、稽古時間が夜な私たちには、テンション上げるのに多少お時間をいただきます(笑)

会場はお子様達のお教室から丸見え。衣装を着ての移動にも気を遣います。あまり、夢を壊してもいけませんのでね。しずしずと、そそくさと音響のチェックだけして、悪役さんはこわーいメイクで変身タイム!

最初は司会のお姉さんの私は、普段着ゆえに自由に歩き回り、出来上がった役者を捕まえて、ブロマイドの撮影。本番前のくせに、皆いつもよりかなりリラックスして、妙に嬉しそうなのが印象的。んー。気分はコスプレ大会やね。

開演五分前。お子様達が、三々五々集まってくる。ななみ姿の私を見て「あ、かわいい。」いやぁん。てへっ。もっと言ってくで。(爆)しかし、彼らは知らない。私がオシドリ仮面だと言うことを…。

オープニングと共にのっけから登場するのは私。「みなさーん、こんにちはー!」お約束の台詞で、まずはお子様のハートを掴んでおかなくては。
しかし、そんな心配は無用。私に集まる、キラキラした瞳ときたら…。お返事もちゃーんとしてくれるし、ああ、これで今日は大成功間違いなし!と確信したおきたでありました。

そうなると、俄然、お子様にきちんと分かるように伝えようと言う意識が働くもの。これは私だけでなく、全員が空気を掴んで丁寧に演じられたと思う。
お子様の反応はダイレクトだ。恐い、引いている、喜んでる、おもしろがっている。すべて、隠すことなく空気に現れる。こちらの意図通りそれが返ってきた時の心地よさといったら。ちょっと、大人相手では味わえない快感かも。

だってさぁ、ヒーローが倒れたら、目の前で「ねぇ、大丈夫?大丈夫なの?」って本気で心配してくれるんだよ。「がんばれー、オシドリかめーーん!」の声もすごかったなぁ…。これは、役得(笑)。

悪役も、悪役冥利に尽きるでしょう。前回みたいにパニックにはならず、それはそれなりにキャーとかワーとか、来るなぁとか言ってもらえて。(爆)
おきたは、その頃舞台脇の倉庫の中で必死にオシドリ仮面に変身中だったので(笑)、ダイレクトにみれなかったのは残念でした。

公演全体としては、目立ったハプニングもなく、お子様と一体になって作った楽しい舞台だったといえるでしょう。あー、またやりたいな。来年もまた、呼んで下さいねー!