今日は、局長以外役者がそろったので、前半ざっとやってみる。役の心はずいぶん掴めてきたのがよくわかる。稽古の度、確実に前に進んでいるのは素晴らしいことだ。ただそれは、台詞の表現の部分でだけ。台詞のない箇所、ト書の表現になると、途端にアウトになる。カラダの動きに心がない。カラダの表情が感じられない。つまりは、何故そう動くのかという意図がないのかもしれない。役者自身がわからんのに、観客に伝わるわけがないよ。台詞のない時でも、いや、無いときにこそ、心を動かしていかねば。演出に言われたから動くようじゃ駄目ざんす