光源氏計画！！

光GENJIじゃないよ（笑）
源氏物語の光源氏は、
美少女紫の上を自分好みの女に育てて結婚しましたとさ。
あるいみ、犯罪だ

いや、そうでなくて。
お稽古の話だよ。

大体、私という役者は、なりきりが大好き。
生い立ちから何から全て仕立て上げて、
魂を自分の中に住まわせてしまう。
だから、私生活も、役の性格に影響される。
←ちょっと困るときもある…かな
それが、今までのやり方。

ところが今回。
王子様は、外から作る方が素敵に出来そうな気がした。
だから、自分好みの王子様（光源氏）を作ってやろうと！
それが今回の野望だ！！
それで、光源氏計画、なわけだ。

ところが、ですよ。
私。宝塚好きでしょー。みっちー王子好きでしょー。
お手本を知りすぎていると、
どうしても理想が高くなる。
自分に対するハードルがものごっつ高いわけです。

よって、これまで、立ち居振る舞い、身のこなし、仕草、殺陣。
全てにおいて、段取りが優先しておりました。
おかげで、ルックスはまぁ、イケてきた…かな。

でも、やっぱり、つまるところは魂だ。
心のない貴公子は、やっぱり素敵じゃないものね。
今日の稽古からは、もうすこし、王子を心に住まわせよう。
それで、私の光源氏計画は完成するのです

本番には、もっともっと魅惑の貴公子になれるよう。
おたのしみに。ふふ。